ブログを見に来てくださった皆様 こんにちは!
三重県伊勢市にあります。伊勢市駅より徒歩約1分 武田塾伊勢校です!
公立高校を受験する方は英数国の主要3科目に加えて、理科と社会の2科目も勉強する必要があり、英数国に時間を取られてしまい、理社の勉強が疎かになってしまうパターンは多いです。
しかし、理科は勉強法と模試や過去問題を通してしっかりと解き方を理解すれば成績が上がりやすい科目でもあります。
今回のブログでは、高校受験における理科の効率的な勉強法についてご紹介します。
理科を得点源にするためには?
①苦手な単元を分野別に挙げていく
理科という科目は、5教科の中でも扱う分野が多種多様です。
このこともあり、得意分野・不得意分野がくっきりと分かれやすい科目の1つであると思います。
「この単元は得意だ」と思える分野があるのにも関わらず、苦手な分野があるとどうしてもそこに注目しがちになってしまいます。
苦手意識というのは少しでも自分の中で持ってしまうとどんどん広がってしまうので、できるだけこの要素を減らすことを第一優先に行いましょう。
どの単元が得意なのか不得意なのかをしっかり自分の中で分けることが大切です。
そうすることで、どの分野に集中して勉強すればいいのかがきちんと知ることができます。
②苦手な単元を克服するための計画を立てる
苦手な単元を潰していく上で有効な計画を立てることです。
これは「目標」と「時期」の2つを把握しながら立てることをオススメします。
例)物理のエネルギーが苦手な分野だとしましょう。
エネルギーの分野の中には、「位置エネルギーと運動エネルギー」、「仕事とエネルギー」、「エネルギーの変換」の3つの項目があります。
これら3項目をいつまでにどれくらい出来るようになりたいのかを考えていきます。
2ヶ月後までに位置エネルギーと運動エネルギーを完璧にしたい!と考えるのであれば、2週間後までに式の意味や言葉の定義をきちんと理解し、例題レベルの問題は解けるようになりましょう。
2週間後までに例題が解けるレベルになるためには逆算してどの程度の量をこなせば良いでしょうか?これは人によってバラバラですので自分と向き合ってペースを設定することが重要となっています。
計画は具体的に立てることで意味をなすので、1日、1週間ベースで立てましょう。
例)「1日1問例題を解こう」と言った具合です。
③1つずつ克服していく
計画を立てられたら、あとはそれを実行に移すのみです。
物理や化学は積み上げていく形になります。
式・単語の意味の理解度を踏まえていくことで基礎が身についていきます。
例題→基礎問題の順番に式を活用する力を身につけましょう。
解いていくうちに使い方やパターンが分かってくると思います。基礎問題がスラスラ解けるようになったなと感じたら、応用問題→受験問題に移っていきましょう。
最初にチャレンジする時は、あまり点数が取れず参ってしまうかもしれません。
応用問題というのは基礎問題の組み合わせでできています。
応用問題を解いていく中でその中に基礎的な要素を見つけ、繋がりを発見することができたらどんどん解けるようになります。
生物や地学といった暗記型の分野にとっては詳細をしっかり暗記していきましょう。
図や表などを自分で書いて効率的に暗記することもとてもオススメです。
1つ1つ1問1答形式で覚えるのもいいですし、流れを掴むために図や表ベースに覚える方法を活用してくださっても構いません。
暗記の方法は、個々人によってやり方それぞれあるので、自分に一番合う方法で暗記勉強を頑張ってみてください。
範囲ごとの勉強法に関して
物理の勉強法
実際に目で見えない現象をイメージし理解する必要がある範囲です。
理科に苦手意識を持っている学生も特に物理は苦手と言っている方は多いです。
確かに想像もしづらいですし難しい印象がある物理ですが、基礎的な概念をきちんと理解してアウトプットすることができたら、スラスラ解けるようになります。
例)「Aさんが4秒かけて、1kgの物体を6Nの力で4m右に押したときAさんが物体にした仕事と仕事率は?」と聞かれたとします。仕事とは、力(N)×力を向きに移動した距離(m)と定義づけができていると、6(N)×4(m)で24Jだと答えに導くことができます。
式の定義や意味が分かっていると文章題でも一つ一つ当てはめることができるようになるので、式の定義理解を中心に勉強を進めてきましょう!
基礎問題が解けるようになったら、応用問題、受験問題へと進んでください。基礎問題があまり解けない状態で応用問題に進んでも太刀打ちできないので、このステップは遵守してください。
化学の勉強法
化学の特徴は、元素記号や化学式など覚えることが多いことです。また、それらを問題に合わせて応用させる力も必要となります。
化学は理科の中でも積み上げ型寄りの分野になるので、しっかり定義や概念を知ったうえで基礎を固めていく必要があります。
実際に問題を解く上で使う式は限られているので、きちんと暗記し問題に適応できる力をつけることが出来たら一気に点数をあげることが可能です。
まずはその式意味は何なのか、どのようにその式が使われるのかを確認しましょう。
教科書や参考書に載っている例題・基礎問題を解けるようになったら、応用問題を解くことに注力してください。
生物の勉強法
生物は先ほど紹介した物理や化学と比較すると暗記型寄りの分野です。
一つ一つの項目が独立している傾向にあるので、理科の中でも勉強のしやすい項目になります。
物理や化学は式や定義を理解し、適応することが重要視されていますが、生物の場合はそれよりもどれだけ細かい情報を覚えられるかということがチェックされます。
生物の用語はカタカナが多く、聞き慣れない単語が多く出題されるのでそれらをいかに効率よく暗記し、イメージできるかがポイントになります。
一問一答形式の参考書を使って覚えるか、赤セルシート等を活用して効率良く暗記を行ってください。
地学の勉強法
地学も生物同様暗記型寄りの分野です。
生物ほどではないですが、やはり暗記量や知識がものを言います。
自分なりにまとめノートを作成するなどして理解を深めてください。
岩石・火山・地層については、表や絵などを書いてまとめて覚えることをオススメします。
一つ一つ単独で暗記するよりも、各項目との繋がりや流れを見ながら暗記した方がイメージしやすいからです。
また、天体の動き計算や気温・地温の正しい測定の仕方などと言った計算の単元に関しては物理や化学同様式の定義理解に努めた上、基礎問題→応用問題を解いてステップアップしていきましょう。
時期別の勉強法
中学1年生から2年生まで
苦手意識というのを一度持ってしまうと勉強することのハードルが一気に上がってしまいます。
少しでもなくすためにも中学1年から2年までに苦手な分野をなるべく減らす作業をすることがおすすめです。
積み上げ型の物理や化学においては、式の意味や定義理解を行ったら基礎問題を解いて学びを深めましょう。
応用問題に関しては余裕があったら解くようにするといいでしょう。
暗記型の生物と地学においては、習ったことは一通り暗記して答えられるようにしましょう。
受験生になると他の科目に時間を割かなければならないので、この分野にかける時間も必然的に減ってしまいます。受験生になる前に暗記しておくと精神的にもかなり余裕が出てくるので早い段階で暗記を済ませておくことをオススメします。
中学3年生の夏までに行うこと
中学3年生の夏にやらなきゃいけないことは中学1年生から2年生までの総復習を行う際に、どこの分野がどの程度理解出来ているのか、いないのかを知ることが大切です。
このタイミングでもう一度苦手分野を洗い出し、復習をして苦手な項目を減らしていきましょう。
物理・化学の問題では計算問題が出題されます。
問題が解けても、計算ミスなどで点数を落としてしまうのはとても勿体ないことです。
夏までに、計算速度をあげる+精度をあげることにも努めてください。
中学3年生の夏までは、部活動などであまり時間が割けない学生も多いと思います。問題を軽く復習する際には隙間の時間を作成して有効活用をしていきましょう。
特に生物や地学は暗記科目ですので、特に移動時間等使用して効率的に暗記を行ってください。
中学3年生の9月以降に行うこと
中学3年生のこの時期まで進めることができたのであれば、やることは1つ。応用問題演習です。
受験勉強を本格的に始め、時間が割けるようになってきたら応用問題を解くことに時間をかけてください。
この時期までに基礎が完成していることが理想ですが、そうではない場合もあると思います。
応用問題を解いている中で躓いてしまう部分が出てきたら、解けなかった原因を自分なりに考えてみてください。
応用問題が解けなかったからといって焦らないでくださいね。
基礎ができていても、忘れてしまっている場合もあるのでそれを確認できる良いチャンスです。もう一度その分野に戻って復習する作業を行ってください。
過去問もこの時期からチャレンジしてみてください。
その学校の問題形式に慣れるようなることと時間内できちんと解き終わるようにすることが重要です。
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