こんにちは！
JR保土ヶ谷駅から徒歩5分、相鉄本線 西横浜駅・天王町駅から徒歩10分、
大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 保土ヶ谷校」です！
今回は横浜国立大学に通う私が
横浜国立大学の経営学部、経済学部、教育学部について解説します！
これから受験校を決める１，２年の皆さんは是非参考にしてみてください。
＊本記事に記載してある入試方式等は2022年入試を参考にしています。
年度によって変更点がある場合もありますので、受験生の方は必ずご自身で大学HPを確認するようお願いします。
横浜国立大学とは
横浜国立大学とは、神奈川県横浜市にある国立大学です。
キャンパスは常盤キャンパス１つだけなので、どの学部も卒業するまで同じキャンパスに通い続けます。
いわゆる横浜らしい、みなとみらい地区からは少し離れた場所に位置していますが、豊かな緑に囲まれた落ち着いた大学です。
また大学には留学生も多く、生徒間の交流の場も設けられておりナショナリズムに富んだ大学でもあります。
経営学部
概要
経営学部では、主に企業経営に関わることを学習します。
例えば、会計学や簿記、数学チックな統計学や微分積分といった授業があります。
文系の学部ですが、数学が関わってくる科目も多いので高校数学はできるようにしておくと、より深い学びを得られると思います。
また、３０名程度の通年の授業があり、その授業ではグループワークや外部講師の講義などを通じて、経営学をより深く学ぶことができます。
加えて、学校主催のビジネスコンテストもあり、在学中に起業をしたいと考えている学生にとっては最高の環境が整っています。
他にも経営学科には、DSEP（Data Science EP）と呼ばれるデータサイエンスに特化したカリキュラムが組まれているコースと、GBEEPと呼ばれる海外留学が必修になっているコースがあります。
キャンパスライフ
大学卒業には124単位（DSEPは132単位）必要で、そのうち経営学に関わる単位も多くありますが、それ以外にも法律に関わる講義や理系科目の講義などを受講する学生も多くいます。
国立は大学に入学した後も勉学に励まなければいけない印象があるかと思いますが、経営学部は他のこととも両立可能なスケジュールになっているので、私生活も充実したキャンパスライフを送れます。
入試方法
経営学部には大きく分けて６種類あります。
まず、多くの方が受験されるあろう一般選抜（DSEP含む）についてです。
横国では前期と後期に分かれています。
前期日程では横国が第一志望の方が受験し、後期日程では旧帝や一橋などの大学が不合格だった人が受験することがほとんどです。
そのため、後期日程の方が難易度が高いと言われています。
次に総合型選抜についてです。
総合型選抜はGBEEPを希望する受験生のための入試です。
そのほかにも、学校推薦選抜、帰国生徒選抜、社会人プログラムのための社会人選抜、そして私費外国人留学生入試があります。
次に入試科目についてです。
一般前期……共通テスト（５教科７、８科目）、二次試験（英語または数学）
一般後期……共通テスト（５教科７、８科目）、二次試験（英語と数学）
総合型選抜……外部英語試験スコア、共通テスト（数学と英語の２科目）、面接
学校推薦選抜……小論文、面接
一般入試では共通テストの割合がかなり大きいので、受験生の方は共通テスト対策に抜かりのないようにしましょう。
経済学部
概要
まず始めに、経営学部と経済学部の違いは何であると思いますか？
その答えは「視点の位置」です。
経営学部は企業単位の学問である一方、経済学部はもう一歩俯瞰的な見方をする学問なのです。
そのため、経済学部はより理論的な学習が多いです。
また、経営学部以上に数学が必要とされることも特徴の一つです。
ですが学問分野は経営学部と似ているため、共通の授業や一緒に行われる授業も多く存在しています。
なので、どちらの学部にしようか迷っている方は、オープンキャンパスや大学のシラバスをチェックしてみてください。
キャンパスライフ
経済学部も経営学部同様、卒業には１２４単位必要です。
そのため経営学部と同様に勉強に縛られすぎず、自由な時間もたくさんあり、バイトやインターンシップに励む人、サークルや部活動に励む人、資格の取得を目指す人など多岐に渡ります。
また、経済学部にはもともと法律に関するコースもあった名残から、法学部のない横国でも法に関する学問に触れることができます。
入試方法
経済学部には４種類の入試方式があります。
初めに一般入試（DSEP含む）ですが、これは経営学部同様に前期と後期に分かれています。
次に総合型選抜には、２種類があります。
まず、GBEEP志望者向けの選抜です。
これは経営学部と同一の選抜になるので省略します。
2つ目は一般プログラム向けの選抜です。
経済学部には学校推薦がない一方、総合型選抜方式によって募集しています。
他にも、外国学校出身者入試と私費外国人留学生入試があります。
続いて入試科目についてです。
一般前期……共通テスト（５教科７、８科目）、二次試験（英語と数学）
一般後期……共通テスト（５教科７、８科目）、二次試験（英語または数学）
総合型選抜……英語外部試験スコア、共通テスト（国語、数学、外国語）、面接
一般の前期は経営学部と異なり数学が必須になってくるので、受験される方は要注意です。
教育学部
概要
学習内容は教員育成を踏まえたカリキュラムになっています。
教育学部ならではの教育実習ですが、横国には附属の小学校と中学校があります。
そのため、横国教育学部の学生は附属校で教育実習をすることができます。
附属校は教育に特に力を入れているので、教育実習にかなり向いていると思います。
また卒業後に教員となる人も多いことも特徴です。
なので、教員になりたい方には充実した環境が揃っている学部です。
キャンパスライフ
教育学部では卒業までに１３０単位以上取得し、なおかつ教育免許の取得が課せられています。
そのため、キャンパス内の生協には教育関連の本も多くあります。
また、塾講師や家庭教師のアルバイトをし、将来のために経験を積む人も多くいます。
入試方法
教育学部には４種類の入試方法があります。
まずは一般入試ですが、今までの学部とは違い前期試験のみになっています。
次に学校推薦選抜があり、これには地域枠、全国枠があります。
最後に総合型選抜と帰国生徒選抜があります。
入試科目についてです。
一般……共通テスト（５教科７、８科目）、面接、小論文または実技（希望する学科により変わる）
学校推薦選抜……面接、小論文、提出物（学科による）
総合型選抜……書類審査及び小論文、プレゼンテーション及び面接、共通テスト（５教科７、８科目）
教育学部は細かく分けられているので、受験される方はよく調べておいてください。
最後に
今回は横浜国立大学文系学部についてでした。
冒頭の通り、ここに記載してある情報、とりわけ入試方法に関しては年度や時世によって変わることがあります。
もし横国に興味のある方は大学HPを確認してみてください！
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