こんにちは！
JR保土ヶ谷駅から徒歩5分、相鉄本線 西横浜駅・天王町駅から徒歩10分、
大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 保土ヶ谷校」です！！
ところでみなさん、古文の成績はどうですか？
定期テストでは古文で高得点を取れてるのに、
いざ模試を受けてみると全然いい成績が取れないなんて人が多いのではないでしょうか。
僕も高校生の頃はそんな悩みを抱えていました。
学校での学習が模試の結果に反映されてないように感じている方は、
是非この記事を読んでみてください！
現代語訳しても成績は伸びない
宿題で出されがちな現代語訳
みなさんは学校の授業で
「明日までに源氏物語のこの部分を現代語訳してきてください。」
などと先生に言われてませんか？
僕の高校でも実際に現代語訳の宿題が毎回出されて、
辞書を使いながら必死に現代語訳をしていました。
しかし、いくら真面目に学校の宿題をこなしても
模試の古文の成績は上がりませんでした。
古文はストーリー把握が大事
全訳できる人なんてほとんどいない
突然ですが、入試や模試で目にする文章は、
当たり前ですがほとんど初見です。
そんな文章を全訳できる人なんて
その試験を受けている中のほんのわずかです。
また出題者も、受験者が全訳できるという前提で出題をしていません。
だからこそ、入試や模試の問題は
全訳することができなくても解けるように作られています。
特に共通テストや私立度学の入試問題では、
内容理解を問う問題が多く出題されています。
それゆえに、古文を読む上で重要になってくることは、
ストーリー展開を把握する力
です。
学校の授業では、文章の内容の理解することよりも
一つの文について文法的に細かく分析すること
に重点が置かれているように感じられます。
確かにこの能力は、
国公立大学で出題される
逐語訳
する問題を解くには不可欠な力です。
しかし、初学者のうちは
このようなミクロな視点よりも
文章全体の内容を理解しようとする
マクロな視点
を育むことが必要です。
省略を補え！
前述したように、
ストーリー展開の把握が重要になってくるわけですが、
そのためには
省略を補う力
が必須です。
古文の文章の特徴としてあげられるのは、
人物関係が書かれていない
ことが多い点です。
そもそも古文は
不完全な文章
だと言えます。
ですから、本文中における「動作の主体」は誰であるのか、
また、誰に向かっていっているのか、
そして今はどのような場面なのか、
ということを自分で考えなくてはなりません。
これの省略を見抜くためには、
敬語
に着目しなくてはなりません。
そのほかにも
リード文
に人物関係が書かれており、
これが文中の省略を見抜くヒントになっていることもあります。
学校の授業では、
文章ばかり扱われていて、
敬語のような知識を体系的に理解する機会が少ないように感じられます。
品詞分解しなくていい
また、学校の授業で先生に
「品詞分解してください」
と言われた経験はみなさんあるはずです。
もちろん、私立大学などで品詞分解させる問題は良く出題されますが、
全文を品詞分解する必要は果たしてあるのでしょうか？
先ほども述べたように、
入試や模試で出題される問題はほとんどが初見です。
もちろんその中には初めてみる単語も多くあるでしょう。
そのような文章を全て品詞分解を行いながら読んでいては、
いくら時間があっても足りません。
品詞分解は実際に問われたところをするだけで十分なのです。
ゆえに、学校の教科書を全て品詞分解するのは、
成績を伸ばすためには効率の悪い作業
だったのですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はなぜ学校の授業では古文の成績がのびないのか、
その理由を探ってみました。
特に、初学者の内はわからない単語や知らない文法が多くあるはずです。
知識の少ないうちは、
文章全体でどのような話をしているのか
を理解することが大切です。
今回、学校の古文の授業を分析してみましたが、
学校の授業では
マクロな視点
で文章を見ることが軽視されているように感じられました。
特に、共通テストや私立大学の入試で要求される能力は、
学校の授業だけでは養われないように思われます。
武田塾では、古文の勉強法が紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=_iEGsXkzbGI
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学校の授業を真面目に受けているのに、
古文の成績が伸び悩んでる方は、
是非上記のURLから飛んで武田塾の勉強法を見てみてください！
おすすめ古文勉強法
単語だけ覚えてもダメ
ここからは、僕のオススメする古文の勉強法について紹介したいと思います。
古文は単語の勉強だけでは読むことはできません。
そのため、文法事項と単語の暗記量を増やすのと並行して
読解力を養う必要があります。
単語の勉強
単語はもちろん単語帳を用いて学習してください。
古文の単語は英語に比べて暗記すべき圧倒的に量が少ないです。
一方で、文脈に意味が依存する語も多くあり、
ただ暗記しただけでは意味の判別はできるようになりません。
そこで、僕がオススメする参考書は、
『わかる・読める・解ける 古文単語』
です。
この参考書には、単語だけでなく
その単語が用いられている実際の文章が掲載されています。
また、類義語も載っているため、
体系的な単語の知識を養うことができます。
文法の勉強
文法の学習をする際に気をつけて欲しいのは、
講義用参考書と問題集を用意することです。
知識を定着させるためには
インプットとアウトプットの両方を行うことが大切です。
おすすめの講義用参考書は
『望月光 古典文法 講義の実況中継』
です。
この参考書は早稲田レベルで問われる細かい知識まで網羅されており、
体系的に古典文法の知識を身につけることができます。
おすすめの問題集は
『ステップアップノート』
です。
この参考書は問題量が多く、
講義用参考書で身につけた知識を完璧に復習することができます。
読解の勉強
先程も述べた通り、古文は単語と文法だけでは読めません！
読解力を養う上で、最も欠かせないのは
多くの文章に触れること
です。
そのうえで、オススメする参考書は
『古典文法上達 基礎編』
です。
この問題集には45題もの文章が収録されており、
問題の難易度も難しすぎません。
出典は有名な文学作品も多く、
解説も充実しています。
また、文法事項についても詳しく説明されているため、
文法の知識を確認できます。
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