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【心理学24】努力をするコツ(全2本中2本目)

努力をするコツ

 

 

受験生のみなさん!こんにちは!今までにない超個別指導の武田塾広島校です。

前日のブログで、脳の構造によって努力できる人と努力をするのが苦手な人が
いることを書きました。努力をすれば実を結びやすいといわれる受験勉強ですが、
努力が得意な人・苦手な人を問わずに、努力するためのとっておきのコツというか
方法があるのです。どんな方法なのでしょうか。

それは、努力を「ゲーム化」することです。
たとえば、ロールプレイングゲームをしているとしましょう。
次のレベルに上がるまでに経験値があと〇〇ポイント必要というとき、
そのポイント集めを「努力」と思わないですよね。
それと同じように、現実世界の努力もまるでゲームをプレーするような気持ちで
取り組めるような設定をつくるのです。
英会話を例にとりますと、レベル1「英語の歌詞の歌を1曲、そらで歌えるように
する」 レベル2「TOEICで〇〇点以上をとる」 レベル3「BSの英語ニュースを
聞いて意味が理解できるようになる」などとレベルごとにクリア条件を設定します。


これならまるでゲームを解いていくように自然とがんばれるし、そのための努力も
「武器を手に入れた(=参考書を買った)」「新しい呪文を覚えた(=英単語を
覚えた)」などとゲーム感覚でやっていけます。
また、語学や受験勉強では、「勉強時間を計測する」のも非常に有効です。
よくランニングをする人は走った距離とタイム、平均速度などをスマホアプリで
計測しています。あれは計測することで、「今日は新記録を出してやる」
「今月は月間〇〇キロを突破するぞ!」などと大きなモチベーションになるから
です。これと同じように勉強するときも机に向かっている時間を計測します。
そうすることで「今週は〇〇時間の新記録が出た!」「今月はこのままだと先月を
下回ってしまうから、今日と明日で盛り返そう」「問題を解くスピードがあがった」
などと、まるでゲームのようにがんばれると思います。
最近は勉強時間を計測し、それを表やグラフにしてくれるアプリもあるので、
利用してみてはいかがでしょう。
「記録する」というのは、ゲーム性を高めて楽しく努力するのにとても有効な手段
といえます。
また、達成したい目標を多くの人に公言するというのも1つの手です。
人に公言することでミッション達成への圧力が増し、ミッションを1つ1つクリア
していく喜びも大きくしてくれます。
また、「仲間内で競い合う」というのも非常に有効な方法です。
公言することも、仲間と競い合うことも、いうなれば努力の「ソーシャルゲーム化」
といったところでしょうか。これも何かと応用範囲が広いので、ぜひ取り入れて
みてください。
東大などの一流大学に合格した受験生が努力をうまくゲーム化したという話しを
聞いたことが何度かあります。
聞くところによると、東大に合格するのに血のにじむような努力をしたと思って
いましたが、受験勉強がまったく苦しくなかったといいます。
むしろ、勉強に没頭しすぎて、子供が親に「もういいかげん、ゲームは
やめなさい!」といわれるように勉強しすぎるのを注意されたということでした。
なぜ、そこまで受験勉強に没頭できたかというと、まさにゲームみたいで
おもしろかったからだそうです。大学受験そのものが全国の高校生で競い合うゲーム

であると感じていたということです。そして、受験の対策を練ってくれる人がいて
(=塾、予備校)、ゲームの攻略本(=参考書)まで手に入れられます。
しかも実際のゲームと違い、やり続けても誰にも叱られないのです。
世のノーベル賞受賞者や世界的な音楽家、スポーツ選手といった人たちこそ、
努力をゲーム化して大きな成果を出した代表だと思います。
はたから見たら血のにじむような努力に見えても、本人たちは意外に努力という
感じにはとらえていないのではないでしょうか。

反復学習をすれば成果が出る受験勉強においては、やったらやった分だけ
努力が実を結びやすいです。どんな人でも工夫次第で、楽しみの度合いを
増やしながら”努力している”と思うことなくゲームしているかのように
勉強に没頭することは可能なのです。


 

なるほどと思わせる理屈

落合博満 バッティングの理屈

受験生のみなさん!こんにちは!今までにない超絶個別指導の武田塾広島校です。

なにげなく、本屋で「落合博満 バッティングの理屈」という本を買いました。
私は、小学校のときに草野球程度しかしたことがありません。
一応、ユニフォームを作ってチームに参加してました。
その程度の私でも「なるほど!そうなのか!」と思える理屈が書かれています。
落合氏は、バッティングを考えていく上で最も難しいのは、
「これでいい」とか「これができれば大丈夫」という最終結論、答えがないことだと
言っています。私の打ち方がすべて正しいことにはならないが、ある到達点にいく
までには身につけなければならない”基本”があり、また、これをやってはいけない
という”禁じ手”もある。そして、そんな要素にはすべて理屈がある。
その理屈を考え、自分の形にあてはめて考えていくことが、バッティング上達の
近道ではないだろうか。と、この著書で言われており、
バッティング技術で常識と片付けられてしまっていることに、ひとつずつ明確な
理屈をつけられています。

受験勉強における勉強法でも同じことが言えるのではないでしょうか。
この勉強法がいいと教わっても、何故なのか?どうしてそうやって勉強をしたほうが
いいのか?それを理解して「なるほど!そうなのか!」と納得して、その勉強法を
取り入れたほうが確実にヤル気も出ますし、あとは合格に向かって納得した勉強法を
一生懸命やるのみになります。

これからも何故そうやって勉強したほうがいいのかということを理屈で説明できる
ようにしていきたいと思います。

 

終わりに

 

いかがでしたか?

今回は、「努力の才能」について、お話ししてきました。

 

もっと気になることがある方は、受験相談にぜひお越しください!

 

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