みなさん、こんにちは！
日比谷線広尾駅から徒歩4分の武田塾広尾校 です。
大学入試で一番大事なのは英語だと、学校の先生や塾の先生から聞いた事がある人はとても多いと思います。
中には「そんな話、耳にタコが出来る程聞いてるよ」って人なんかもいるんじゃないでしょうか。😁😁😁
筆者自身、受験を終えてみて英語が本当に他の受験生との差をつける科目であると痛感しました。
これはほとんどの大学の受験科目で英語の配点が最も大きいところにも表れていると思います。
さて、今回はその英語の中でも 『長文読解力』 というところに注目して、
どのように勉強していったらいいのかを紹介していこうと思います。
語彙力を上げよう
まず、長文を読む上で必要な事はなんといっても 語彙力 です！
語彙力とはつまり、「単語や熟語をどれだけ覚えているか」 という事です。
単語や熟語を覚えていなければもちろん、長文を読む事はできません。
英語が苦手な人で多いのが、基礎の部分の単語力などがあやふやな状態で上のステップに進もうとする人がいます。
長文を読んでいて「全く読めない！」「何言ってるか分からない！」という人はまず、
単語帳・熟語帳を完璧にするところから始めましょう。😃😃😃
もしくは読んでいる長文のレベルを落としてみるのもいいかも。
日本語の文章でも、知らない漢字や単語があったら何を言っているか分かりませんよね。
正しく英文解釈が出来ているか
英語は日本語と違って助詞がないため、語順を変化させて意味を通じさせる事ができません。
例えば、日本語で「私はペンを持っている」という文があったとします。
これは助詞を用いて語順を変化させた場合、「ペンを私は持っている」としても日本語として成立していますよね。
ですが、英語では「主語+述語+目的語」という語順は基本的に動かせません。
したがって、「A pen Ihave.」や、「A pen I have.」というような語順は成立せず、
「I have a pen.」という語順になるのです。
英文は以下の5つの文型に分類されます。
第1文型 「S+V 」主語+述語
第2文型 「S+V+C」 主語+述語
第3文型 「S+V+O 」主語+述語+目的語
第4文型 「S+V+O+O 」主語+述語+目的語1+目的語2
第5文型 「S+V+O+C」 主語+述語+目的語+補語
英文解釈とは、この5つの文型を基本とする英文を主語(S)、
述語動詞(V)を中心に節や句を押さえて文構造を把握するというものです。
どんな長文もこの英文解釈の技術をしっかりと身に付ければ読めるようになっています。
ですから、まずは基本からじっくりと一文ずつ文構造を取れるようにする練習から始めていきましょう！
少なめの文章から始める
いきなりワード数の多い長文から始めてもなかなか読めるようにはなりません。
最初は300ワード程度のものから、徐々にワード数を上げていくようにしましょう。
英語の長文はなんといってもやはり、演習量がものを言うと個人的には思っています。
先程も紹介しましたが、本当に英語が苦手だという人は一文ごとの英文解釈から始めていきましょう！
シャドーイングをしてみよう
シャドーイングという言葉を知っていますか？
シャドーイングとは、音源の後に遅れて音源通りに発声して追っかけていく練習の事です。
シャドーイングという言葉を知っていてなんとなくやり方も知っている。
という人も本当に正しいやり方で出来ているか、今一度確認してみて下さい！
STEP①
まずは事前に何かしら英文のスクリプトを用意しましょう。
音声ファイルのついたものが良いです。リスニングの教材などがおすすめです。
いきなり英文のスクリプトは読まず、意味に意識をし内容を理解しながら音声の後に続いてシャドーイングをしてみましょう。
これ以上自分の耳では聞き取れない！というところまで繰り返してみましょう。
STEP②
スクリプトを読みながら音源を聞いてみましょう。
STEP①で聞き取れなかった部分と、
日本語訳が思い浮かばなかった部分に注意して何度か繰り返してみましょう。
STEP③
スクリプトを目で追いながら音源を一文ずつ聞き、意味を頭の中で意識しながら
リピートしてみましょう。
STEP④
スクリプトを目で追いながら音源を聞き、音源と同時に発声してみましょう。
ここではスピードについていく事に注意して、意味を思い浮かべながら発声します。
発音にも注意して行えるとリスニング力向上に繋がります。
上級者の人はスクリプトを見ないで音源の後にリピートしてみるのもおすすめです！
~スクリプトを読んでも理解できない~
原因①もしかしたら扱っている教材のレベルが高いのかも。
教材のレベルを落としてみましょう。
原因②単語や文法の知識が足りていない。
教材のレベルが高くてつまづいている可能性があります。
原因③読み上げるスピードが速すぎてついていけてない。
繰り返し注意して聞き取るようにしましょう。
シャドーイングは、音声を聴いたら 瞬時に意味を理解出来るようにする事 が最終目的です。
シャドーイングを極める事で、最終的には英語を日本語に変換する事なく
英語のまま英語の語順で理解出来るようになります。
とりあえずは単語や文法を瞬時に理解出来るようにして、長文をスラスラ読めるようになりましょう！
まとめ
ここまで長文の勉強をするにあたっての基本の事から説明してきましたが、いかがだったでしょうか？
英語が苦手な方は焦らず、基本の基礎となる部分から見直してみて下さい。
まずはいきなり長文に取り掛かるのではなく、
単語や文法の土台となる部分を固めてから自分のレベルに合ったものを選ぶようにしましょう！
英文解釈の勉強はとても重要です。
難関校の長文でも、しっかりと英文解釈をマスターしていれば読めないという事はありません。
ただ分量が多いだけで、一文毎に切り取って読んでみると何という事もないという事はよくあります。
ある程度長文が解けるようになったら解くスピードを上げるためにシャドーイングをしてみましょう！
シャドーイングはリスニングの勉強にも繋がるので丁寧に行ってみて下さい。
また、英語は毎日触れていないと徐々に読めなくなっていきます。
短文でもいいので出来るだけ毎日英語には触れるようにして下さい！
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