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大学受験で合格するための方法
皆さんは大学受験を一つのゲームだと考えたことはありますか?
今回は、大学受験が一種のゲームだと考えたときに見えてくる『大学受験の完全攻略法』についてお話ししていきます。
『基礎学力』と『志望校対策』は『レベル』と『魔法』
大学受験は『基礎学力+志望校対策』で合否が決まります。
・各大学で出題される問題のレベル感は、毎年ある程度統一されています。
・出題の範囲や出題形式などの傾向もある程度あります。
・出題の傾向も、ここ最近はずっと同じ問題傾向なのか、昨年だけ問題が大きく変わったのか、大学によって様々です。
これをゲーム風に言い換えるとこうです。
・このゲームには様々なボスがいて、各ボスはそのボスごとにLv50〜60といったようにレベルの幅がある程度決められています。
・ボスの弱点は毎回変わります。
・ボスAのここ最近の弱点はずっと火属性。ボスBはつい最近だけ弱点が水属性だけど、それ以前はずっと雷属性が弱点だった。このようにボスによって弱点の変化も様々です。
こんな風に言えるのではでしょうか?
では、ゲームにおいて、弱点が毎回変わるかもしれない、変わらないかもしれない状況で、安定してボスに勝つにはどうすれば良いと思いますか?
簡単です。レベルを上げて挑めば良いのです。
Lv50〜60のボスが相手なのであれば、自分のレベルを70や80にすれば、ほとんど負けることはないでしょう。
それでは、逆にレベルが足りない場合はどうでしょうか?
ボスがLv50、自分がLv45の場合、基本的に正面からの戦いではおそらく勝てません。
しかし、ボスの弱点を的確に突くことができれば、勝つこともできるでしょう。
ここまでゲームに例えた話ばかりして来ましたが、察しの良い方なら既に何が言いたいのか分かっていただけたと思います。
受験勉強における『基礎学力』と『志望校対策』は、ゲームにおける『レベル』と『魔法・スキル』などの特殊攻撃手段と考えることができるのです。
『基礎学力』 =『レベル』
『基礎学力』を身につけるということは、今の自分に合ったレベルで満遍なく勉強をしていくということです。
勉強の内容に偏りがないので、当然ですが合格の可能性は徐々に上がっていき、安定します。
ローリスク、ローリターンです。
まさにゲームでレベルを上げることに似ています。
『志望校対策』=『魔法・スキル』
一方、『志望校対策』は頻出の分野や形式に絞って、その部分だけレベルの高い勉強をしていく形になります。
偏りのある勉強ばかりをしてしまうと、もし対策したものが出題された場合には、一発逆転の可能性がありますが、外れればほぼ不合格になってしまいます。リスクが大きく、不安定です。
ハイリスク、ハイリターンです。
レベルが低くても勝てる可能性はありますが、相手の弱点を突けなければ負けてしまうのと同じですね。
受験勉強の完全攻略法
大事なのは『基礎学力』と『志望校対策』のバランス
通常は、『基礎学力』をしっかりと身につけた上で『志望校対策』をして、リスクを減らしながらも、合格の確率を最大限上げる勉強をしていきます。
レベルを上げた上で弱点を突くことで、より確実に勝つということです。
しかし、時間が足りないと、この両方を盤石な状態にすることはできません。
ですので、基礎学力が足りないのであれば、その分時間を志望校対策に回して、リスクを負います。
どれくらいリスクを負うのか、どれくらい安定志向でいくのか、このバランスを決めていくわけです。
これが『大学受験の攻略法』です。
優先するのは『基礎学力』
バランスを決めていくとは言いましたが、『基礎学力』と『志望校対策』の間には明確な優劣があります。
『志望校対策』を一切しなくても、圧倒的な『基礎学力』があれば、どんな大学でも合格することは可能です。
しかし、あまりにも『基礎学力』が足りないと、いくら志望校対策をしても全く意味がないありません。
つまり、『基礎学力』の方が遥かに大事になります。
LV100にしてしまえば、どんな相手にも基本的に負けませんが、Lv10でLv100のボスの弱点を突いて攻撃しても、全く意味がないですよね?
ゲームでも、ボスに勝てないときは、まずレベルを上げると思います。
さらにゲームであれば、何かの技を覚えるのにも決まったレベルがあると思います。
つまり、『志望校対策』をするにしても、最低限必要な『基礎学力』があるということです。
『基礎学力』が最低限必要なところまで到達していないと、残念ながらその時点で合格の可能性はほぼ0%ということになってしまいます。
志望校対策にも時間が必要
受験ではゲームと違って、一定のレベルに到達していれば『魔法・スキル』が勝手に使えるという訳でもありません。
『志望校対策』をするのにも当然時間が必要です。
『志望校対策』をするための最低限の学力を身に付けたとしても、時間が足りなければ不十分な対策で臨まなければいけなくなるのです。
攻略法を踏まえた学習計画
ここまで読んでくださった方には、『基礎学力』を優先しつつ『志望校対策』とのバランスを考えることの重要性が、分かっていただけたかと思います。
自分で学習計画を立てていく際に、しっかりと『志望校対策』の時間を確保しつつ、全科目、全分野の『基礎学力』が『志望校対策』をできるレベルに到達するように考えて計画を立てましょう。
この配分に失敗してしまうと、直前で勉強が間に合わなくなってしまったり、対策不足で周りの受験生に差を付けられてしまったりします。
ここまでの計画が自分一人で立てられないという方は、すぐに武田塾平塚校にお問い合わせください。
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