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【受験生】夏休みの過ごし方、もう一度見直そう!!

みなさんこんにちは!

武田塾姫路校です。

 

はじめに

今日から夏休み、という人が多いのではないでしょうか^^

高3生は学校の補習や必修授業などがあると思いますが、自分に必要なものを選び、良い時間にしてくださいね。

そして、夏休みをどうやって過ごすか、これが受験の合否を左右するともいわれるほど、夏休みにどれだけがんばれるかは大切です。

なぜかというと・・・もちろん、やるのとやらないので成績が大きく動くかどうかが決まるからです。

部活をやめたばかりで6月や7月から本格的に勉強し始める人が、9月の模試で点数を取り始めます。

また、昨年分のリードが大きかった浪人生は、追い抜かれやすい時期でもあります。

成績の変動が起きやすい時期の中で、暑さや周りの少し浮かれた雰囲気に飲み込まれず、必要な点数、目指す偏差値・判定から目を離さないで、しっかりやっていきましょう!!!

 

さて、ではどのように夏休みを過ごせば良いか、いっしょに考えていきましょう。

 

①目標をたてる

まずは直近の模試成績や、普段の勉強の状況を踏まえて分析しましょう。

自分の現在地を再確認し、最終的に到達しなければならない点数・偏差値・判定に対して、この夏でどこまで迫るか、決めます。

○克服しなければならない課題はあるか

○どんなタイプの問に、どんな対策が必要か

○重点的に行うことは何か(「できたらやりたい」補足的なことは何か)

これを受験科目分、書きだしてみてください。

 

この目標は、まだ決められていない人は志望校でなくても構いません。

ただ、「具体的な数値で設定する」ことが大切です。

たとえば、「●月の模試の国語で偏差値●」、「●週間でテキスト●冊」、「●日までに単語●個」などです。

こちらも書きだしてみてください。

②計画を立て、実行する

さて今度は、①で書きだした自分の課題・対策、やらなければならないことを、1週間や10日間などの少し長めの期間で振り分けてみてください。

次に、1週間や10日に振り分けたやることを、今度はさらに、一日ごとに振り分けてみてください。

ここまでやったら、最後に一日のスケジュールまで落とし込んでいきます。

どれくらいの時間を、何をするのにかけるのか。

一日ごとに、「●分で●問、●時間で●ページ」など、こちらも「具体的な数字を決めておく」ことが大切です。

ここまでのどこかの時点で、「自分にこんなにできるのか…?」と不安になっても、曲げてはいけません。

 

あとは実行あるのみ!!!

 

どうして「具体的な数字を決める」ことを強調しているかというと、反省がしやすく、前後での調整が容易になるからです。

そして、これを一つ一つクリアしていった先には、「なんとなくいつもより頑張れたかな」くらいの自分ではなく、「これだけの内容をこれだけの時間をかけて積み上げた!という自信を持つ」自分が居ます。

先ほど、あとは実行あるのみ!と言いましたが、自分の心の隙や弱さに向き合い続けることは、簡単ではありません

さぼってしまったり、集中力が低いままだらだらやってしまったり・・・自分の真実を見ているのは、自分だけです。

だからこそ、具体的な数字を決めておくことで、「どれだけやったのか」を明確にして、強い自信にしてほしいのです。

 

③生活リズムが全ての源!

②で一日のスケジュールにまでやるべきことを落とし込んだとき、一日のうち勉強しなければならない時間はどれくらいになったでしょうか。

高い目標をもったり、課題が多かったりする人は、一日に10時間、12時間、となっているかもしれません。

24時間をどのように使えばよいのか、学校が再開したときのことも含めて、健康的なリズムを維持していきたいです。

 

しかし、どれだけ良い目標や計画が立てられても、全てその通りに実行することはとっても難しいですね。

想定しうる「実行を妨げる要素」をできるだけ少なく、小さくしておきましょう

あなたにとって「実行を妨げる要素」とは何でしょうか。

YouTubeやSNS、テレビやゲーム、友達や兄弟、静かさや温度などの環境要因、そして「楽をしてしまいたいこころ」、、、

それらを遠ざけ、必要な時に必要な分だけ楽しめるように、自分でコントロールできる部分はどれくらいあるでしょうか?

以下のようなポイントでメリハリをつけ、コントロールができるように試してみましょう!

○時間

適切な時間帯・休憩時間・食事や睡眠の時間か、机に向かっていても効率の悪い時間は無いか

○場所

適切な学習環境か、教材や情報はそろっているか、周りの人たちに良い刺激を受けられるか、携帯電話やインターネットは必要か

○内容

例えば集中を維持しづらいと感じるときは、一日のスケジュールの中から「難易度の低いもの(暗記系)」を先にやってしまいます。

逆に集中力が高いと感じるときは、演習や応用を先に行えばよいと思います。

 

予防したり、改善できそうなことがきっと見つかると思います。

そして、一日のスケジュールの中でも、時間や場所、内容を入れ替えるなどの調整で学習の効果を高めることはできるので、柔軟さも必要ですね!

 

おすすめの方法

筆者のおススメは、あなたが直近受けた、あるいは9月に受けるのと、同じ種類の模試における目標を設定することです。

そして、この模試会社の発行する模試教材を使って、1週間ごと、あるいは10日ごとにセルフプレ模試日を設定します。

これを繰り返すことで、自分の偏差値の微細な動きを見ることができ、課題に対する中間地点での軌道修正が行いやすくなります。

 

もちろん、今語句の暗記等、基礎に時間をかけたい、という人はセルフプレ模試日の設定は次回模試日の一週間前のみ、としても良いです。

また、国公立大を狙う人は多くの科目を勉強する必要があるために、時間的な制限があると思いますので、科目によって日をずらしたり、回数を減らす必要があるかもしれません。

自分の学習状況と「いつまでに何をするか」の意識によって、その回数や日程は工夫すればよいと思います。

 

おわりに

夏休みに頑張らなければならない理由は、もう一つあると思います。

これからまだ、受験本番までに半年程度時間がある人も多いですよね。

それは、長期的な、「目標・計画・実行・反省」のサイクルを行う能力自体を、鍛えていくことです。

この考え方と能力は必ず、大人になってもあなたの生活を支えてくれます

一日一日、確実に年を取っていくように、

一日一日、確実に努力があなたを少し高いところに立たせてくれます。

いっしょにがんばりましょう!!!

 

 

 

 

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