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【武田塾模試】模試の結果に落ち込んでいるあなたへ!

みなさんこんにちは。

武田塾姫路校です。

武田塾の受験生のみなさんへは先日の武田塾模試の結果が返却されましたね!

結果はいかがだったでしょうか?

DやEの判定を目の当たりにして落ち込んでいる人も、これはマズイとやる気になっている人も居るのではないでしょうか。

今回は、特に模試の結果に落ち込んでいる人へ向けた記事を書いてみました。

模試を受ける意味

やはり一番は、自分の立ち位置を確認することができる点です。しかしながら、得点や判定ばかりに目がいってしまったり、志望校の倍率ばかりを気にしている人は居ませんか?

何よりも大事なことは、

「現状何ができて何ができないか」自己分析し、「この先何をしなければいけないか」軌道修正をすること

です。

模試には細かい得点率や平均点、順位、各科目ごとのバランスなど様々な情報が記載されています。自分の現状に落ち込むためではなく、自己分析の判断材料としてその結果を活かすことです!例えば、英語一つとっても、リスニングのどのセクションが苦手なのか、ライティングの中でもどのような問題で特に点数を落としているのかなど、細かく分析してください。その結果見つけた弱点は、まさにこの夏徹底的に鍛えていかなければならない部分です!

他にはどんな意味がある?

○本番と同じような雰囲気を体感できる

⇒「他の受験生に囲まれて問題を解く」や「難しい問題を時間内に解き切る」といった、普段とは異なる、いわば本番の受験に近い緊張した状況に慣れておくことも必要です。「場数を踏む」という言葉があるように、回数をこなすことで緊張度は徐々に緩和されていきます。

○模試での失敗は許される

⇒模試は本番ではないので、ミスをしても構わない場です。むしろ、自分がどんな失態を犯しやすいのかを知り、本番までに修正していくための良い経験をたくさんしてください。

模試で点数がとれない原因

普段の確認テストでは好成績なのに、いざ模試を受けると結果にがっかりしてしまうという人は多いですよね。

○基礎基本が身についていない

⇒ひとくちに確認テストの結果が良いといっても、ふたを開けてみれば様々なタイプの人が居ます。例えば、「一度も落ちたことがないが常に8割ぎりぎり」「毎回満点だが暗記気質が強い」「安定して9割で口頭確認も良い出来」などです。基礎基本に限らず、勉強の習熟度は、「他人にしっかりと分かりやすく説明できるかどうか」に重点をおいてください。ただの暗記ばかりしていては、その問題集・参考書から一歩外に出た時、いかに自分に実力がついていないかに気づかされます。

○模試の対策をしていない

模試を受ける前は、基礎基本の部分や自分の苦手分野をある程度復習してみてください。受験本番寸前のように勉強が仕上がっていないことは当たり前ですが、ある程度仕上げる努力は必要です。中途半端な状態で挑んでも、「今の自分は本気を出してどのくらいなのか」といった事実が見えてきません。

○解くスピードが遅い

⇒特に、あまり模試や過去問を解いたことのない人は、必ずこの壁にぶち当たります。回数を重ねることで、時間配分や自分の解くスピードの速い・遅いが徐々に掴めてくると思います。この点には慣れが必須です。

○ケアレスミスが目立つ

⇒「ケアレスミスをしてしまって...」は生徒から頻繁に聞かされるフレーズです。模試でケアレスミスをすること自体は構いません。しかし、ケアレスミスを甘く考えずに、「どういう時にどんなケアレスミスをしているのか」分析をすることが大切です。全くわからずに解けなかった人とケアレスミスで正解にたどり着かなかった人は、どちらも同様に失点となります。ケアレスミスは意識することでかなり解消することができますので、ぜひ心がけておいてください。

模試への対策

次に模試を受ける機会がある人は、前回の失敗を活かして、万全の準備をして臨んでください。

重要な点は、前回の模試の解き直しを完璧に終わらせ、ケアレスミスの原因を分析できているかどうかです。

また、毎回の模試での各単元の平均点には目を向けていますか?平均点が高いということは、「難易度が低い」すなわち基本問題と考えることができ、そこを大きく下回っている場合は、その単元が理解できていないことになります。点数に反映されていない場合は、分かった気になっていただけだと厳しく自己評価をしてください。

それから、志望校は満遍なく書いていますか?どの模試も複数志望校を記入することができるかと思いますが、中には同じランクの大学名ばかりを書いている人がいます。それでは、実力相応校や滑り止めとなる大学を決めるときに判断しにくいです。大学を縦に見て、各ランクから選ぶのがお勧めです。これからの進路をどうするのか、滑り止めに関して公募推薦などへの出願はどうするのかなど、様々なことへの判断材料にするためです。

最後に

模試の結果はあくまでその時の実力を数値化したものです。もちろん、初夏に受けた模試で、志望校へ対抗できる実力が不足していることは至極当たり前のことです。これから改善にむけて努力すれば良いです!模試は、本番で結果がだせるようにするために何をすべきか学ぶ機会です。

また、何よりも「模試を本番と同じ心構えで受けること」が大事です。そこまで気負う必要はありませんが、毎回の模試を大切にし、本番だと思って受けることが重要なのです。模試の回数も限られていることを忘れないでください。

そして、受験後はしっかりと反省することです。序盤にも言いましたが、模試ではいくら失敗しても構いません。その失敗を活かして上を目指すのみです。

実際、模試でEやDを貰っていても、受験本番まで奮闘し、第一志望への合格を勝ち取った生徒さんは数多く居ます。秋の模試からの軌道修正で、志望校へ滑り込んだ人も居ました。良い判定ではないからと希望を捨てることは間違っています。諦めずに努力すればいつからだって上を目指すことは可能です。ただし、それが厳しい道のりであることは自覚しておいてください。最後は自分との闘いです!

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