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【段階突破テスト】日大レベルを突破するために必要なこと

みなさんこんにちは。

武田塾姫路校です。

この時期になると、段階突破テストにチャレンジしている生徒さんをちらほら見かけます。

段階突破テストを受けるということは日大レベルの参考書を一通りやり終えたということですよね。

ひとまずお疲れ様です。よく頑張りました!

どんな結果になるのかドキドキしますよね。

さて、【今回は段階突破テスト】日大レベルを突破するために必要なことについてお話します。

段階突破テストとは

日大レベル突破テストとは日大レベルのルートの参考書を一通り終えた後に実施されるテストのことで、テストは日大などの過去問から出題されます。

突破するためには以下の条件をクリアする必要があります。

80%以上を1回

もしくは

70~79%を2回

過去問演習などがまだの段階で初見の入試問題を解くので、実際、苦戦する人も多いです。 中には段階突破テストだけで1か月ほどかかることも珍しくありません。

このテストを突破するには、日大レベルのルートに記載されている参考書を仕上げれば良いと言われています。しかし、過去に挑戦した生徒さんをみても、参考書の問題を"とりあえずできるレベル"に仕上げただけでは、やっと50%に届くほどかもしれません。要は、解くための武器は揃っているのですが、実践が足りていない状況です。突破するための極意については、後程英語と数学に分けて詳しく解説していきます。

何が難しいのか

・出題範囲・内容がばらばら

普段の参考書のテストでは、総復習のテストではない限り"何がテスト範囲か"大体分かりますよね。ただし、実際の過去問ではそうはいきません。"どこの何を問われているのか"を見極めるところからスタートしなければならないので難しいのです。

・時間が足りない

これは武田塾模試でも同じ理由で嘆いている人が多いです。入試問題の時間配分に慣れていない段階なので、各大問にかける時間のバランスが悪かったり、大問を解く順番に問題があるのかもしれません。

・応用問題に対応できない

入試問題とは、普段必死に培ってきた基礎の応用編だと思ってください。先ほど、解くための武器は揃っていると述べた通りです。基礎の知識を組み合わせれば解ける問題もありますが、科目・単元によっては繰り返しの演習が必要な場合もあります。

段階突破テスト【英語編】

英語の段階テストを突破するための極意を3つ紹介します。

・単語と熟語を英語のまま意味をとらえられるくらいまで覚えている

単語や熟語の総復習テスト(全範囲)では多義語も含めて90%超えていたほうがよいです。

また"I appreciate this opportunity."や"Tregedy fell upon him suddenly."のような簡潔な英語を目にしたときに、"日本語と同じような感覚"で即座に意味をとらえられるようになっておきましょう。これくらいまで単語と熟語を覚えていないと、長文を一文一文読みながら訳すことはできても、内容全体が中々頭に入ってこない可能性があります。

・文法は整理欄までしっかり覚えている

ネクステやスクランブルなどの文法問題を解けるのはもちろんのこと、整理欄に載っている内容もきちんと覚えていることが必要です。特に、文法が絡んだ慣用表現や、~の形をとる動詞などは隅から隅まで頭に入れましょう!

・音読をしている

音読をすることは、英語を読むスピードを上げるにあたって非常に効果的です。長文読解が遅い、時間が足りなくなる人は積極的に取り入れてください。 過去の生徒さんで、長文ポラリスを自主的に暗記する程音読していた生徒さんが居ました。

段階突破テスト【数学編】

次は、数学の段階突破テストを突破するための極意を3つ紹介します。

・基礎問題精講ⅠAⅡBⅢに載っている問題を全て解けるようにする

うーんと考えて解ける状態では入試問題を解くのは難しいと言えます。 段階突破テストの問題(入試問題)を解くには、基礎問題精講の問題を道具として使い、それらを組み合わせる必要がありますので、参考書の問題は全てすらすらと解けるようにしてください。

しかし、基礎問題精講ⅠAⅡBⅢの問題を全て解くのは時間がかかりますよね!そのため、基本的には問題を見て方針を思い出せるのか確認するだけで大丈夫ですが、微分積分や計算ミスが多い分野や計算に自信がない人は実際に手を動かして解いてみましょう! 解けなかった問題は、この問題はどう考えれば解けたのか?(方針はなんだったのか?)を考えて、方針を暗記しましょう。

・計算ミスをしない

数学の段階突破テストは過去の入試問題から構成されており、一題あたりの配点が高いです。そのため、計算ミスをすると大きく点数が下がり、合格をするのが難しくなります。計算ミスの多くは途中式をとばしている場合がほとんどです。途中式のどの部分を詳しく書けばよかったのかを考えて、解き直し・次解くときに反映してください。 計算ミスに関しては、「計算ミスくらいいいか」、「次は大丈夫」と軽く流してはいけません。変に癖づいてしまうことを避けるためです。

・日をあけて再び解けるか確認

計算ミスをした問題、何度も間違えた問題など、安定して解けていない問題は経過観察が必須です。日をあけて再び解けるかを確認することで、本当に解く力がついたのかを再確認することが出来ます。

最後に

いかがでしたでしょうか?

段階突破テストはどんな難関な志望校を目指している人にとっても決して簡単なものではないと思います。

受験勉強の途中に厳しく立ちはだかる壁ですが、日大以上のレベルを目指している人にとっては、必ず越えなければならない箇所です。

テストの結果が振るわない生徒さんの中には、「自分は日大より高いレベルを目指しているのに大丈夫だろうか」と、不安になる人も居ます。しかし、諦めずに突破を目指して努力すれば、いつか必ず突破できるときは訪れます。そして、実際の入試問題で80%以上とれたとき、それは大きな自信と喜びに繋がるはずです。突破できた自信と、日大に対抗できる実力があれば、そのあとは成績が右肩上がりになっていくでしょう!

合格体験記にて、段階突破テストでの思い出を語ってくれた生徒さんも居ます。気になる人は是非チェックしてみてください!

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