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【受験対策】もし浪人したらまず何からやれば良い?

みなさんこんにちは。

武田塾姫路校です。

武田塾では、合格と同時に受験生が一気に巣立ちました。自習室も少し閑散としている中、新受験生が頑張っています。

中には合格にあと一歩届かず、浪人を決意した人も居ることでしょう。

今回は、浪人したときにまず何からやれば良いかについてお話したいと思います。

浪人すると決めたなら

まず第一に、浪人するときはよく考えてから決断してください。軽い気持ちで挑めるものではないからです。中には、滑り止めも獲得できておらず選択肢がない、医学部・歯学部・薬学部といった特定の学部にどうしても行きたいなど、致し方無い理由もあるかと思います。しかし、滑り止めは獲得出来ている、悔しいが努力した甲斐は感じている、など第一志望に落ちたからといって必ずしも浪人という選択肢を選ぶことはありません。まだやれる!ではなくどっちかというと受験につかれてしまったと感じている人も同様です。当然、浪人をするには時間もお金もかかります。中には、二番手の大学に進学し、大学院で第一志望校や難関校にリベンジするという人も居ます。

とにもかくにも、浪人を決意したなら必ず「高い志」「明確な目標」を持ってください。現役生の頃とは同じ状況ではないからです。現役生は学校というコミュニティの中で、授業を含む様々な活動と受験勉強とを両立して生活しています。予備校に行っている人はある程度誰かの管理下にはありますが、浪人生となると朝起きてから夜寝るまで全てが自由時間となり、自分で自分を管理しなければならない状況となります。受験は孤独な戦いとは言いますが、浪人生は特にそうです。そして、人間には少なからず自分を甘やかしてしまう傾向があります。浪人を決意した人なら、自分の現役生時代を振り返ってそれを痛感しているのではないでしょうか?

少し厳しい内容になってしまいましたが、やると決めたなら頑張りましょう!何からやれば良いのか詳しくお話していきます。

最初にやるべきこと

・受験失敗の原因を探る

「勉強が足りなかった」「勉強法が間違っていた」「気持ちが怠けていた」など理由は様々ですよね。同じ過ちを繰り返すわけにはいきません。再スタートを切る前に、失敗の原因はなんだったのかを今一度考え直してください。

・明確な目標を立てる

失敗の原因が分かったなら、次は具体的な目標を立てましょう。偏差値はいくら上げれば志望校に届くのか。過去問でどのくらいの得点率をあげれば良いのかなどです。

・科目ごとの自分の実力を知る

得意科目や苦手科目を聞かれると、ほとんどの人が即答できますよね!しかしそのどちらでもない科目については、対策が不十分なまま放置してしまっている人も多いのではないでしょうか?特に国公立志望の人は、科目数が多いため勉強や復習が追いつかず、結果的に意外と足を引っ張っている科目があるかもしれません。得意不得意だけにとどまらず、自分に必要な受験科目全ての実力をきっちりと把握してください。基礎が出来ていてもしばらく離れていると抜けてしまう知識もあります。浪人という長い戦いの中ではそこも意識しなければいけません!

浪人中にするべきこと

・苦手科目は克服!得意科目は更に伸ばす!

せっかくもう一年あるのです。前回の失敗の要因だったかもしれない苦手科目はこの際克服するしかありません。得意科目については完璧と言えるまで、伸びしろがある限りは伸ばしましょう。

・伸びるのに時間がかかる科目は最優先

英語など、たくさん勉強してもその成果がすぐには感じられない科目もあります。しかし努力を続ける限りは必ず伸びを実感できる時が来ます。その手前で、「どうせ苦手科目だから」と諦めてしまうのは本当に勿体ないです。

・自己管理とメンタル面の維持

最初にもお話しましたが、浪人生にとって自己管理は非常に重要です。自己管理とは何も「とにかく自分に厳しく」という意味ではありません。もちろん、学校がないからと毎日昼前まで寝てしまっていては怠け癖がついてしまいます。しかし、常に分刻みで勉強したり、睡眠の時間を削る、休息やリフレッシュを一切行わないなどの無理は禁物です。そのような生活を長い間続けていては精神的に不健康になってしまいます。計画的に、質は高いが無理はしすぎていない範囲で頑張りましょう。また、受験勉強が長引くにつれて最初は感じていた志望校への熱意が徐々に薄れてしまう人も居ます。たくさん勉強をしていても、気持ちが付いてきていないと結果は中々出ませんので、常に高い志を持つことは大切です。

最後に

浪人をしていると、どうしても「次はない」といった焦りがあると思います。

ライバルである現役生も部活を引退したり、予備校に入ったりと、突然もの凄い追い上げを見せてきます。

現役生からすると、浪人生は勉強の完成度が高い大敵のように映るかもしれませんね。

「一年間を更なる勉強に捧げてきたんだ!」という思いで挑みましょう!

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