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入試直前期って何したらいいの?

こんにちは。逆転合格の武田塾福岡校です!

すっかり冷え込み、冬になりましたが、皆さん体調は崩していませんか? 

さて、2020年センター試験が終わってから息つく暇もなく私立大学の入試がだいたい2月から(早いところでは12月や1月に入試がすでに始まっている大学もあります)ということで、もうそろそろ入試本番を迎えますね!

振り返れば本当にこの受験の一年は早かったですね。

受験を始めた時の気持ちや、志望校に対する気持ちなど初心に戻ってみることも今はとても大切だとおもいます。

入試直前ということで、今回は試験直前期の過ごし方について、生活面・勉強面とわけてお話ししたいと思います。

直前の過ごし方~生活面~

普段から体調に気を配る

インフルエンザの予防接種や、基本ではありますが手洗いうがい、アルコール消毒などで風邪をひかないように注意しましょう! 特に試験の始まる時期は冬本番で冷え切っているので暖かくして過ごしましょう。外出時などは室内外の温度差に気を付けましょう!

生活リズムを崩さない

直前だからといって、徹夜して暗記や演習をすることは避けましょう。今まで通りの生活リズムを崩してしまうと、体調まで崩しかねません。 今までの生活を急に変えないことが大事です。純粋に勉強時間を増やしたいというのならば、今まで以上に隙間時間を有効活用することをお勧めします。

環境を理由なく変えない

今まで学習を続けてきた環境を急に変えることはお勧めしません。学校や塾で今まで自習を続けていた人が、直前になって家に籠って勉強する……というのはよくある事例です。特に事情がない限り、今までと同じ環境の中で勉強をしましょう。

 

直前の過ごし方~勉強面~

暗記系のおさらいを忘れずに

暗記物は以前しっかり覚えた!というものでも抜けているものがあります。

例えば古文の助動詞「まし」の意味は①反実仮想②ためらいの意志③希望④推量となっていますが、「あれ?3つは頭に浮かぶのにあと1つが思い出せない……」などという状態になってはいませんか? また、思い出せているとしても、それを思い出すのに時間がかかっていませんか?

特に英単語や古文単語の多義語は、一つは訳が出るけれど他の訳は出てこない……というパターンが多いです。

世界史などでも、用語と時代の組み合わせが曖昧になってしまっている人が多く見受けられます。

つい最近、ギリシア・ヘレニズム文化とローマ文化のところで、「労働と日々という叙事詩を記したのは誰か(ギリシア文化)」という口頭質問をしたところ、「リヴィウス(ローマ文化)」と答えた受験生がいました。

直前だからこそ、こういった基本的なところへ立ち返りましょう。

時間に今まで以上に気を配って問題を解

入試は時間との闘いです。過去問を時間を計って解き、あらかじめ大問ごとの時間配分を決めておきましょう。その際必ず、わからない問題に当たったときにどう対応するかも決めておきましょう。何分くらいなら時間をかけられるか?それともすぐに飛ばして次の問題へ行ってしまうのか?自分に一番合った時間配分を見つけて、何度も実践してみましょう。

問題の傾向から、自分が絶対に落としたくない問題・落としても仕方のない問題などを事前に見当をつけておくと時間配分にも生かせるでしょう。

解けそうで解けない問題にチャレンジ

解けそうもない問題にチャレンジするのではなく、現段階で解けそうだけれども解けない問題にチャレンジしましょう。

模試や演習などで問題を解いて復習をする過程で、解ける問題・解けない問題が自分でもわかってきていると思います。

例えば数学の問題で演習の際に解けなかった問題があるとします。

その問題に対して、時間さえあればじっくり考えて解法を思いつけるという場合、または解説を読んだときに解答までのプロセスが明白に理解でき自分でも解をだせそうだと感じた場合は、時間短縮のためにその問題を数回解いたり、類似問題を探したりして解いてみましょう。

解説を見て理解できないものや、理解は出来ても自分でアウトプットできそうにないものは直前期には避けるべきでしょう。

結果に一喜一憂しない

この直前期になると過去問を解いていて結果に一喜一憂する人が増えるのではないでしょうか。しかし直前だからこそ結果がどうであれ動じない心が大切です。

今まで自分がやってきたことを信じて、本番まで勉強を続けましょう。

 

 

 

いかがでしょうか。当たり前のことも多かったと思いますが、だからこそ大切なことでもあります。

いずれにせよ

環境・勉強方法を急に変えないことと、

自分を信じて最後まであきらめずに勉強することが大事なのです!

 

 

経験談を書かせていただくと、私は現役の時は結果で一喜一憂を重ねていました。

特に直前期はそういった結果に敏感になる時期なので、志望校の過去問でなかなか点数が取れなかったときはしんどかったですが、一喜一憂していても意味はありません。結果を受け止める事はもちろん大切ですが、結果を受け止めること=一喜一憂することではありませんので。

上記で述べた通り、本番までコツコツと努力を積み重ねていきましょう!

おまけで過去問の解き方について

①制限時間内で全力で解く

どう時間配分すれば正解を多く解答できるかをこだわりそれを検証していく。

こういう視点をもって過去問に挑むことが大事です。

②制限内で終わらなかった場合、時間を延長して解く

緊張感は同じで10〜30分延長しましょう。

得点には含めないように。制限時間に解いた解答と別にしましょう

これを意図するのは、どの設問の解答率が高いかを検証しどこの設問から手をつけるべきかを知るためです。

③解いた直後に分からなかった文章、単語、表現、自信が無かった部分に印をする

重点的に復習する部分を明確にしたいからです。

自信を持って正解した問題に時間を使わないようにしましょう。

④解答解説を読み、◯✖️つけをする

⑤間違えた部分を中心に理解する

間違えた問題は必ず解き直し解答のプロセスを再現しましょう。

分からなかった項目を調べ徹底的に潰していきましょう。

日をあけて間違えた問題だけを解くことが効率的です。

⑥内容をすべて自分のものにするために再構築、記憶をしよう

復習できる形に持ち込んでしっかりと絞りましょう。

⑦設問の意図、解けなかった部分、自分の得意不得意を考えてもっとも効率的な戦略を考える

弱点を見つけてそこを埋める

正解率の高い設問、低い設問これから解けるようになりそうな設問、変わらなそうな設問を考えてもっとも効率的な戦略を考える。

ゆっくりやっても解けたのか?解けなかったのかを検証すること。

 

一応、過去問の効率的な解き方についてもご紹介いたしました。

やり方を変えれば点は上がります。最後まで諦めずに頑張りましょう。

 

 

 

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少しでも直前期の過ごし方として参考にしていただけると幸いです。

それでは、本番まで気を抜かずがんばりましょう!体調管理にだけは気を付けてください!

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《「武田塾生の1日」を動画でご紹介します!》

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