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【東大生が語る】『標準問題精講』を最も効果的に使う方法

 

 

 

はじめに

こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。

ふじみ野駅東口徒歩1分、逆転合格専門塾武田塾ふじみ野校です!

まだまだ暑い日が続きますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今回は「伊藤先生がやっていた『数学標準問題精講』の詳しいやり方を聞こう」というテーマでお話します。数学においてアウトプットの重要性は皆さんも既にお分かりかと思います。また、夏以降どんどんアウトプットすることになるかと思います。

本記事では、現役東大生の伊藤先生が当時取り組んでいた『数学標準問題精講』のやり方を紹介する回となります。伊藤先生の場合、アウトプットの問題集として『数学標準問題精講』を選んでいたそうです。

また基礎的な内容に関しては、学校で配られた様々な本で基礎を固めたということだそうです。もちろん、『数学標準問題精講』のみならず、他の問題集でも応用することが可能になります。

また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。

 

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精講を上手く使って勉強する

まず伊藤先生は『数学標準問題精講』を解くときに、特定の分野を決め、その分野の苦手を克服しようという意識で問題を解いていたそうです。

『数学標準問題精講』に取り組む際、注意してほしいことが「精講」という部分の扱いについてです。「精講」の部分は良いですが、問題を解く前に見てしまうとヒントになってしまいます。

ですので、解く前は隠して見えないようにしましょう。

「精講」の部分を紙で隠し、問題のみを見るようにすることや、写真を撮り、問題の部分のみをトリミングするなどして、見ないように工夫できます。あくまでも最初は自力で解くことを意識してほしいと思います。その後、解ける問題もあれば、全く解けない問題も出てくることになります。

解けた問題の場合、「精講」の内容を自分で予測するということをしてほしいと思います。もちろん「精講」と一字一句同じでなくても構いませんが、問題のどこに着目し、どういう流れで論理を組み立てていくのかという説明ができるか確認してほしいと思います。

それが出来るか否かが問題を解けること以上に必要な力にもなりますし、他の問題にも応用できる力でもあります。伊藤先生の受験生時代、最初の段階ではなかなかできず、問題が解けたかどうかにのみフォーカスしていたそうです。

しかし、問題の最初から最後までを簡潔に説明できることが大切なんだと気が付いてからは、ある程度「精講」と同様の内容を説明できるようになっていたそうです。実際、数学の一問の中に大切な要素が3つほど詰まっている問題もあります。

その場合、「精講」とずれてしまうこともあるかもしれません。

また、『数学標準問題精講』では、「プロセス・ポイント」というものもあり、様々なヒントが散りばめられているとともに、問題の設計図となるものが存在しています。『数学標準問題精講』は単に解答解説が書いてある参考書なのではなく、「どうしてこのようなことをするのか」といった再現性・逆算的思考を書いてくれる参考書になります。

この部分は、ぜひ復習のときに自分でできるようにチェックしてほしいと思います。

 

数学IA 基礎問題精講

どのレベル帯の参考書でも意識してほしいこと

どのレベル帯でもそうですが、復習のときに間違えた問題を解き直すことは重要です。

特に『数学標準問題精講』のような難しい問題では、間違えた問題をどうしても覚えてしまう形になるかと思います。そこで思考を放棄することは避けてほしいと思います。問題を解いた後、解説を読んでいく中でどこまで出来ていたのかははっきりさせてほしいと思います。

わからない部分があった場合は不明な部分をまとめて書き出すようにしましょう。

ハードルを少しずつ上げて勉強する

参考書の解説そのものはわかりやすいので、なんとなくは理解できるかと思います。その後、もう一回解けるかという視点で、その場で解き直しをしてほしいと思います。細かい計算を全部はしなくても良いですが、先程見た解説にならい、その場で軽く解き直しをしてください。

それで出来ていれば問題ありません。

出来なかった場合、解説が理解できていない状況なので、もう一回解説を読み確認してほしいと思います。事実、これは解答をそのまま写すのと労力は変わりません。そこに頭を使っているかどうかの違いのみです。

解説を見て書き写すのではなく、解説を少しずつ見ながら解いてみましょうということです。

 

勉強のイラスト「テスト勉強・男の子」

数学の勉強のハードル

数学の勉強のハードルとして、

解説を見て理解できる
解説の内容を知り、直後に解ける
解き方を覚え、自力でいつでも解ける

というものがあります。少しでも解説を見てしまった問題はメモをして、後に何も見ずにできるようになるまで復習を重ねてほしいと思います。

この時に要注意なのが、答えを覚えたようになることです。単に答えを覚えただけでは、他の問題に応用することはできません。解き直しで再現をした後、解答の方針を含め、何から何まで説明できるか否かが、解き方が真の意味で身に付いたというサインになります。

再現できる力に加え、解答の方針から説明できる力を身に付けてほしいと思います。ここまでかなりの道のりの長さだったかもしれません。確かに全部が出来るようになるまではかなりの時間がかかるかと思います。

しかし、『数学標準問題精講』は1回問題を解いただけでは身に付かないですし、もったいない問題集でもあります。復習にいくら時間をかけても良いという時に、じっくり取り組んでほしいと思います。

今回のまとめ

いかがでしょうか。

今回は「伊藤先生がやっていた『数学標準問題精講』の詳しいやり方を聞こう」というテーマでお話ししました。

『数学標準問題精講』において、有効な使い方をまとめると、

最初は「精講」を隠す
解説を見ながら解く
解説を少しでも見たら復習
自分で説明できるようにする

ということになります。もちろん、『数学標準問題精講』に限らず他の参考書にも応用可能になります。

頑張ってください。応援しています。最後に武田塾ふじみ野校では随時無料受験相談を行っています!

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