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【受験勉強】初めにやるべきレベル別数学の参考書とは

 

はじめに

こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは!
ふじみ野駅東口徒歩1分、逆転合格専門塾武田塾ふじみ野校です!

 

今回のブログのテーマは「初めにやるべき数学の参考書」です。


数学初学者向けの参考書として『基礎問題精講』『入門問題精講』『やさしい高校数学』が挙げられますが、どれから始めたらいいのかわからない人もいるのではないでしょうか。

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このブログを参考にして自分はどのレベルの参考書が適しているかを判断して受験勉強を進めましょう!

また今回の内容は、武田塾チャンネルでも詳しく説明されていますので併せてご覧ください!以下が動画のリンクです。

 

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初学者は『やさしい高校数学』

初学者の方に一番おすすめの参考書として、「やさしい高校数学」が挙げられます。

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これは非常にわかりやすい解説が特徴であり、他の参考書よりも詳しい解説がされています。
また、この参考書は分厚いですが、わかりやすさを重視して作られているため、初学者にとっては理解しやすいと言えます。
例えば、学校の授業があまり理解できていない場合や、先取り学習をしたい場合にも「やさしい高校数学」が最も適していると思います。
また、理系の生徒で学校のペースに合わせるだけでは受験に間に合わないという場合にも、先取り学習に役立つでしょう。
知識が0でも十分取り組むことができます。なるべく中学数学の基礎知識があった方が良いのですが、不足している場合つまり、数学の偏差値が測定不能なくらい低くても「やさしい高校数学」はおすすめできます。
この参考書は基礎から学びたい場合に適しています。

いずれにせよ、自分の理解度や学習の進み具合に合わせて適切な参考書を選ぶことが重要です。

 

授業が一通り終わったら『入門問題精講』

「やさしい高校数学」の次に高いレベルの初学者向けの参考書としては、「入門問題精講」がおすすめです。

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これは、学校の数学の授業を一通り終えた後に使うことを想定しており、基礎的な問題を丁寧に解説しています。
レベルとしては、定期テストで平均点くらい取れる人や、数学の模試の偏差値が50未満の場合の高校1年生や2年生のレベルに適しています。

「入門問題精講」の姉妹書に「基礎問題精講」がありますが、前者の方が後者に比べて数学の概念の説明が充実している点が特徴です。
「基礎問題精講」では問題と解説が連続していますが、「入門問題精講」では、まずその分野の概念や説明が詳しく解説されています。
例えば、ベクトルの場合、ベクトルの本質的な意味や概念から説明されているため、初めて学ぶ人でも理解しやすいです。

このように、数学の概念の理解は数学の学習には重要であり、概念の理解が曖昧なまま問題を解き続けると、実際に身につかないことがあります。

したがって、「入門問題精講」を使うことで、根本的な理解を確実に押さえることができます。微分の場合も同様で、計算はできるけれど初見の問題に対応できないという場合には、微分の概念の理解が不足している可能性があります。「入門問題精講」を通じて、考え方や概念をしっかりと理解することが重要です。そうすることで、数学の勉強が数字や式だけを追いかけるものではなくなり、深い理解が身につくでしょう。

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『基礎問題精講』は難しい

基礎問題精講」は初学者の人がいきなり取り組むには難しいという点は理解しておくべきです。

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「基礎問題精講」の「基礎」とは、一般的に考えられる「基礎」の意味とは異なり、「簡単」という意味ではないです。

例えば、学校の教科書をイメージすると、教科書には公式を当てはめれば解けるような問題が多く載っているかもしれませんが、基礎問題精講では、基礎的な内容を既に理解している前提で進んでいきます。
公式を当てはめるだけの問題は少なく、実践的な内容や入試問題に近い問題も登場します。

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基礎問題精講は、入試問題を考慮すると全体的にはまだまだ基礎のレベルかもしれませんが、苦手な範囲を克服するために、易しい問題から難しい問題、そしてちょっとした入試問題までレベル差があるため、偏差値50前後ぐらいの大学を目指す場合には役立ちます
しかし難関大学のレベルまではカバーしていないので、高いレベルの大学を目指す場合には、さらに別の参考書や問題集が必要となるかもしれません。

数学を今から勉強し始めるという人は、「入門問題精講」をしっかりとやった上で、「基礎問題精講」などに取り組むと良いと思います。

『基礎問題精講』をやるべき人

『基礎問題精講』に取り組むべきなのは、数学の概念をしっかりと理解し、既にマスターしている人です。
先ほど出てきたベクトルや微分などの概念を理解していることや、場合の数において「順列」と「組み合わせ」の違いといった考え方や概念も把握している必要があります。
このような各単元の概念を身につけている人は『基礎問題精講』に取り組んでみても良いでしょう。
また、『基礎問題精講』に取り組むには、必要な公式が完璧に頭に入っていて、教科書の例題レベルの問題をスラスラと解ける状態である必要があります。
『基礎問題精講』は、それまでの基礎的な内容を総仕上げするための参考書と考えてほしいと思います。

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また、偏差値60中盤から後半の進学校に通う人は、学校で配られた参考書のボリュームが多くて完璧に仕上げることが難しいという場合もあるのではないでしょうか。
そのような場合は、『基礎問題精講』のような薄い参考書に切り替えてスタートすることで、スムーズに進めることができるかもしれません。
時には薄い参考書で基礎をしっかりと理解し、時間の制約の中で効果的に学習することも重要です。

 

 

今回のまとめ!

今回のブログでは、初めにやるべきレベル別数学の参考書について説明しました。

総じて言えることは、自分の理解力やレベルに合った参考書を選び、焦らずに進めることが大切です。


基礎の理解力が不足している場合は、『やさしい高校数学』や『入門問題精講』などから始め、自分のレベルに合った内容をしっかりと身につけていくことが重要です。
焦る必要はなく、着実に進んでいくことが受験において大切です。


正しい参考書を使って数学力を上げていきましょう!

 

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