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高校生必見!部活と勉強の両立方法

高校生の皆さん、こんにちは!麻布大学獣医学部獣医学科、武田塾淵野辺校講師の富樫です!

皆さんは部活をしていますか?現在何らかの部活に所属している人

あるいはこれから高校に入って部活をしたいけど勉強と両立できるか不安という人もいると思います。

私もそのうちの一人でした。私は、高校時代いわゆる強化部と言われる部活に属していました。

県のインターハイ予選では毎回ベスト4に入る部活でした。

部活を途中で止めることも考えましたが、最終的には部活を続けながらレギュラーを取ることもでき、

幸いにも麻布大学獣医学部獣医学科に合格することができました。

勉強時間があまり取れない人は勉強計画をしっかり意識していないと受験までに間に合いません。

また、公募推薦指定校推薦などを使い、受験回数を増やすことも非常に有効です。

今回は、部活と勉強の両立の仕方を自分の経験と武田塾の勉強の仕方をもとに紹介していきたいと思います!

 

1.高校1年生

これから高校1年生になるという人は部活に入るか入らないか、何の部活に入ろうかなど悩む時期だと思います。

また、部活は決めているけど勉強とどう両立していくべきか分からない人も多いと思います。

では、高校1年生の時はどのように勉強と部活を両立すれば良いのでしょうか?

 

英語と数学の基礎を完璧にしておく

部活をしている人は部活をしていない生徒に比べて多くの時間を取れないと思います。

そのため、まずは主要科目である英語数学に絞って勉強するようにすると良いです。

英語と数学に関しては分量が多いため1年生のうちからやっておかないと受験までに間に合わない可能性があります。

早めに基礎を完璧にするようにしましょう。また英語、数学のうち得意科目は中堅大学レベルにまで持っていくとその後の勉強が楽になります。

 

英語

英語は文系、理系問わず必ずやらなくてはいけない科目です。

文系に行こうか、理系に行こうか決まっていない人も1年生から英語はしっかりやっておくようにしましょう。

まずは単語を完璧にすることから始めます。学校で配布されたものを使って何回も反復してください。

部活をしている人は通学中の電車の中やバスの中で覚えるようにすると効率が良いと思います。

私は、電車通学だったので30分で覚える単語を50語と決めて進めていました。

前日の夜に電車通学でやる単語を予習しておくとさらに効率が上がると思います。

次に文法です。基本単語がある程度入ってきたら文法問題を始めていきます。

英文法は1年生のうちに基礎ができるようになっていれば良いと思います。

得意な人は英文法の基礎が終わってから、中堅大レベルの文法問題を解いてみてください。

武田塾では参考書のルートに沿って進めています。

どの参考書がどのレベルなのか分からない人は参考にしてみてください。

 

数学

数学は通学時間でやろうと思ってもなかなかできない科目です。

そのため、通学時間英語に絞って勉強するようにしましょう。

では、数学はいつどの時間を使って勉強するのがよのでしょうか?

私は、朝学校についてから30分間は数学を勉強するようにしていました。

この30分も1週間続ければ3時間になります。やる内容については、参考書や授業で勉強した範囲の問題演習です。

武田塾では、4日新しい内容を勉強して2日その範囲を復習するという勉強法をやってもらっています。

私は、1日目〜2日目に授業で勉強したことを5日目に復習し、3日目〜4日目に授業で勉強したことを6日目に復習するという勉強をしていました。

英語の単語も同じ方法で勉強します。

こうすること1週間で同じ内容を3回勉強することになるので知識が一気に定着します。

2.高校2年生

高校2年生は3年生が部活を引退し、部活の主体になり始めます。

また勉強では、文理選択が始まり科目数が増え、勉強しなくてはいけない量も増える時期です。

私は、理系に進んだため化学物理地理が追加されました。

さらに、数学Ⅲに入り、より複雑になっていきます。

部活をしている生徒は特にこの時期に計画倒れしないように勉強を進めていくことが大切だと思います。

そのため武田塾では各担当の講師が1週間の勉強計画を立て、それに沿った形で勉強を進めるようにしています。

 

(1)高校2年生の4月から受験を意識する

部活をやっている生徒はもう高校2年生の段階で受験を意識することがとても大事です。

高校1年生の段階では、得意科目がなかった人も高校2年生からは得意科目を作るようにすると良いです。

なぜなら、得意科目が1教科できるだけで理系の場合だと理科に時間を割くことができるからです。

生物は比較的暗記が多いですが、化学の一部や物理は暗記では乗り越えられません。

そのため、通学時間で勉強しようと思ってもなかなかできないことが多いです。

(2)1年生の時よりも勉強量を増やす

勉強の仕方は、高校1年生と変わりませんが徐々に勉強量を増やしていくようにしましょう。

私は、平日は部活が7時半に終わるため、8時半から予備校の自習室にこもり11時まで勉強していました。

朝の勉強と通学時間の勉強時間を合わせると1日平均3時間程度はやるようにしていました。

ただし、計画倒れするような勉強では焦りが出てきてしまい、効率が悪くなってしまうので限度を考えて計画を立てるようにしましょう。

(3) 何を勉強すれば良いのか?

私は理系だったため、ここでは理系に進む場合について紹介していこうと思います。

まず、高校1年生で履修した範囲は、受験基礎の問題が解けるくらいまで問題演習することが望ましいです。

数学に関して言えば、高校の進度によって勉強の仕方が変わりますが、高校1年生の時点で数学ⅠAはほとんど終わっていると思います。

そして、数学ⅡB、早くて数学Ⅲに入る高校の生徒もいると思います。

高校2年生の時点では数学ⅠA、数学Ⅲを履修している生徒であれば数学ⅠAとⅡBの受験問題の基礎を解けるようにしておきましょう。

私は、青チャートを一通り解くようにしていました。

次に、理科科目の基礎を完璧にするようにしましょう。

数学や英語より分量は劣りますがやはり理系に進むと二科目やらなくてはいけません。

2年生で理科科目の基礎を固めることで3年生になった時に焦らず勉強することができると思います。

また、共通テストや第一志望の大学の過去問を一回解くようにしましょう。

私は、高校2年生の夏に一回解きました。

自分の志望校のレベルを知ることはモチベーションにもつながるためとても大切なことです。

まとめ

今回は、部活をしている生徒に向けて自分の経験をもとに勉強方法を紹介しました。

部活をしている生徒は、してない生徒よりも効率的にそして早い時期から受験勉強をしなくてはいけません。

また、計画を立てる際に自分ができるかできないかギリギリのラインを見極めるようにすることが大切です。

部活をやっているとどうしても計画倒れしてしまいがちです。

うまく計画を立ててみてください。

 

高校1年生では主要科目である英語数学の基礎を固め、高校2年生では勉強量を増やし、

1年生の時に履修した範囲の受験基礎の問題を解けるようにしつつ、他教科の基礎を固めるようにすることが大切です。

高校1、2年生の皆さん、受験に向けて頑張ってください!

 

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