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【勉強法】網羅系参考書はどのように使ったらいい?使い方を解説!

【勉強法】網羅系参考書はどのように使ったらいい?使い方を解説!

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こんにちは!

京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です!

今回のブログでは、いわゆる「網羅系」と呼ばれる参考書の使い方について、皆さまと一緒に考えていきたいと思います!

まず、網羅系とは何か、という点についてですが、例えば英語なら「エバーグリーン」、化学なら「化学の新研究」というような、その分野全体を詳細に記載した、すなわち、「網羅」するような参考書になります。

各科目にある、500ページ以上あるような分厚い参考書をどれか思い浮かべてもらえば、おそらくそのほとんどが「網羅系」になります。

さてこの「網羅系」ですが、大事なのは分かるけれども、使い方がいまいちよく分からない、というケースに陥りがちです。

大前提とてつもなく量が多く、また、言ってしまえばひたすら情報の羅列が続くような本になりますので、単体だとかなり使いにくいことは否めないかと思います。

では、この厄介な参考書はどのように向き合っていけば良いのか、一緒に考えていきましょう!

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網羅系を勉強の軸にするな!

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まず勉強全般についての話ですが、勉強を進めていく際には、「軸」になる参考書・問題集を定めることが重要です。

このブログを読まれている皆様も、学校や塾で、1科目につき少なくとも3~4冊の参考書が配られているかと思います。

そして、国公立大学を受けられる方は、共通テストで9科目や10科目を受けなければならないため、配られた参考書・問題集の数は50冊を超えるということも平気で起こります。

よって、それらに対して優先順位をつけず、がむしゃらに取り組んでいたのでは、非常に非効率的です。

よって、各科目1冊または2冊を、その科目の軸として設定し、他の参考書は、その軸となる参考書を補助するものというイメージで取り組むことで、効率的に勉強を進めることができます。

数学であれば、基礎問題精講を軸とし、そこで苦手だと感じた部分を青チャートや他の問題集で補う、といったイメージですね。

さてここで、これから新学年が始まるこのような時期には特にやりがちなのですが、「網羅系参考書を完璧にするぞ!」といって、勉強の軸にすることは非常に危険です。

せっかくその科目を「網羅」してくれている参考書をなぜ軸にしてはいけないのか、ここでは2つの理由をご紹介します。

 

あまりに情報量が多く、オーバーワーク

前述のように、網羅系参考書は、「網羅」と謳っているだけあって、ページ数が多いだけでなく、そこに記載された情報の量も膨大です。

ここで、その膨大な知識が全て受験に有用な知識であれば良いのですが、特に理科・社会の網羅系においては、受験に不要な知識がつらつらと書かれているようなページが想像以上に多いです。

「不要」という強い言葉をあえて使いましたが、受験は、獲得した点数で勝敗が決する世界ですので、受験で問われる・問われないが出題される問題の理解に供するような知識以外は不要であると言わざるを得ません。(あくまで受験においては、です。)

受験勉強と言うのは本当に時間との戦いです。

そのような中で勝利をつかみ取るためには、その限られた時間の中で必要な情報を取捨選択してインプットしていくことが不可欠であり、この仕分けも学力のうちであると言って過言ではありません。

そして厄介なことに、このような「仕分け」の力は、ある程度問題演習をこなしてからでしか身につきません。

したがって、まだ勉強途中の段階でこのような膨大な情報量に触れても、その情報の渦にのまれるだけとなり、肝心な知識が身につかない危険性があります!

 

量の割に実力が伸びない

前項で述べたように、網羅系参考書はとにかく量が多いです。

ただ流し読みするだけでもかなりの時間がかかるでしょう。

これだけの量を読破したら、さぞ学力が身についてしょうがないだろう、と思いがちですが、むしろ逆です。

前述したように、この膨大な情報の中には、受験に不要な知識が多く含まれています。

そのような知識をいくら入れても、点数はのびません。

また、この分厚いページ数、最後まで読み終えるころには、序盤の知識などとうの昔に抜けてしまっている可能性が高いです。

もう一度復習するにしても、その時は終盤の知識が抜けてしまう、というように、いたちごっこに陥ります。

このように、量が多いからこその危険性というものを網羅系参考書は有しています。

 

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網羅系参考書は辞書のように使おう!

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ここまで、網羅系参考書はこんな風につかってはいけない、という書き方をしてきましたが、正しい使い方をすれば、網羅系参考書は受験を乗り越えるうえで強い味方になります。

それが、「問題集のお供として、辞書のように使う」という使い方です。

例えば、化学の問題を解いていたが、この現象自体何が起こっているのかよく分からない、しかし解答は簡単な解説文がさらっと書いてあるだけで解決にならない、というケースが結構あるかと思います。

こんな時こそ網羅系の出番です。

伊達にあんな分厚さをしておらず、現象の起こる原理が本当に事細かに書かれています。

もちろんこの中には、受験で直接問われない知識も多く含まれているかもしれませんが、問われる現象の理解に供するのであれば、このような知識も有意義なものであると言えます。

難関大学になるほど、現象の背景をきちっと理解していないと解けないような問題が出題されますので、このような勉強は合格のために必要不可欠になってくるわけです。

また、問題集と併用するという使い方によって、もう一つメリットが存在します。

それが、前述した、「情報の取捨選択が不要である」ということです。

網羅系を先行して読む場合、何が問題として問われるような知識なのかを選択して覚えていかなければなりません。

しかし、問題集で出題された部分の理解の為に使うのであれば、そのような取捨選択を行うまでもなく、その知識は問題として問われる、「必要な知識」であるとして取り組むことができます。

膨大な情報を活用し、またその取捨選択の手間を省くことができる方法ですので、ぜひ実践してみてください!

 

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最後に

いかがだったでしょうか。

今回は「網羅系参考書」の活用の仕方を考えていきました!

このように、その参考書のもつ特性やメリット・デメリットを考えながら勉強に取り組むと、非常に効率的に勉強を進められます!

最後までお読みいただきありがとうございました。

では!

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