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【現代文】漢字を通じて語彙力もつけよう!効果的な漢字学習を考察!

【現代文】漢字を通じて語彙力もつけよう!効果的な漢字学習を考察!

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この記事は約5分で読めます。

こんにちは!

左京区の京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です!

真夏の酷暑も徐々に和らぎ、ようやく秋らしさが垣間見えてきましたね。

塾に行くまでの暑さで、着いた頃にはもうヘトヘト

といったことも少なくなり、勉強しやすい季節になってきたかと思います。

さて、今回は、以前も少し書かせていただいた

現代文における語彙の話をさせていただきたいと思います。

その語彙ですが、今回は少し趣向を変えて

漢字学習という面から語彙について考えていきたいと思います。

あなたは、漢字の勉強は読み・書きだけできれば良いと思っていませんでしょうか。

もしそのように思っておられるなら

是非今回のブログを最後まで読んでいただきたいです。

今回のブログでは、

・まず漢字学習自体の意義について

・次に漢字学習を通じて語彙力をつけることの重要さについて

考えていきたいと思います。

それでは早速、一緒に見ていきましょう!

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1,漢字の勉強ってそんなに大事なの?

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まずは、漢字の勉強自体の意義について考えていきましょう。

皆さんは、

「漢字なんて出題しないところすらあるし

その上出題されたとしても配点は1問1点が4,5問あるだけでたかが知れているのだから

漢字の勉強をするくらいなら読解の勉強をした方がよっぽど意味がある」

と、このように思っておられないでしょうか。

確かに、漢字を出題しない大学も多くありますし

出題されたとしても、100点満点中5点とか、それくらいのレベルでしょう。

このような考えは多くの人が抱くものだと思いますし

実際私も高校生の頃こんな風に考えている時期がありました。

しかし、大学受験の勉強をする上では、漢字の勉強は絶対にするべきだ

と私は考えています。

その理由は2つです。

・点数が不安定になりがちな現代文において

記憶するだけで点数が取れる漢字の出題は、非常に貴重である。

・漢字の勉強を通じて語彙力も高めることができ

それがひいては読解力の向上にもつながる。

ここからは、私がこのように考える理由などをそれぞれについて

お話させていただきたいと思います。

2,漢字の点数は貴重!

まずは、試験の点数に直結する部分の視点から考えていきましょう。

皆さんも実感しておられるかもしれませんが

現代文の点数というのは

安定させるのが全科目の中で最も難しいといっても過言ではありません。

理科社会のように、単純に暗記するだけで解ける問題は

漢字を除きほぼ出題されず、数学のような解法パターンも

もちろん存在はしますが

数学のように、きれいにそのパターンに当てはまるということはなかなかありません。

しかも、同じ評論文と言っても、文化について触れたもの

経済について触れたもの、科学について触れたものなど

そのジャンルは多岐にわたり

それらのジャンルに対する背景知識や相性で解きやすさが変わってくるのも事実です。

これらの点から、現代文の点数を高い水準で安定させることは

非常に難しいということが分かっていただけるかと思います。

しかし、今お話ししたものはあくまで読解問題についてのものです。

漢字について考えてみると

乱暴な言い方ではありますが、漢字の出題で点を取るためには

漢字を知ってさえすれば、すなわち、漢字の読み書きさえ把握していればよいのです。

つまり、漢字の知識を盤石なものにできていれば

漢字の点数はまず満点で安定させることができます。

その点数は、確かに100点中5点程度、もしくはもっと少ないかもしれません。

しかし

1点の差で合否が分かれることもある大学受験において

この点は大変重要なものであります

ほんの少しの読み間違えで何点も失うことがある読解問題に対する保険にもなるでしょう。

そういった意味では、毎日の勉強の一部を漢字に充てることが

十分意義のあることだということが分かっていただけるかと思います。

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3,漢字から語彙力をつけよう!

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さて、先ほどお話しした点数視点の話は、受験界隈でよく言われることですし、過去問演習をある程度されている方ならすでに気づいている、という方も多いと思います。

ですので、今回私が皆様にお伝えしたいのは

むしろこちらの「語彙力」という視点の方になります。

先ほどの点数のお話の際には

「漢字の出題は読み書きさえ覚えていれば点が取れてお得!」

といったような言い方をしましたが

あくまでそれは漢字の出題に限った話であって

現代文全体で言うと、それでは不十分です。

ここで、いくつか熟語を提示したいと思います。

「軋轢」「正鵠」「畢竟」

これらの漢字、読めますでしょうか。

答えは、「あつれき」「せいこく」「ひっきょう」です。

では、これらの意味を答えられますでしょうか。

これらはそれぞれ、

「人間関係が悪くなること」

「物事の要点」

「つまるところ、結局」

といった意味なのですが、どれくらい答えられましたでしょうか。

ここで私がお伝えしたいのは

漢字の読みを答えよ、という出題なら

読みさえ知っていれば十分ですが

例えばこれらの言葉が含まれている文に傍線を引かれ

これはどういうことか、と聞かれたときには

その意味まで知らないといけない、ということです。

よく、漢字なんて表意文字だから

意味を知らなくても何となく類推できる

ということを言われる方がおられますが

これらの熟語から、初見で意味を導き出すのはまず無理と言えるでしょう。

しかもたちの悪いことに、今あげたこれらの熟語は

私が嫌がらせでレアな難読漢字を挙げたわけではなく

大学受験の現代文においてよく見受けられる、いわば頻出の熟語なのです。

よって、漢字の学習を通じてこれらの意味をしっかりとインプットしていくことは

読解の精度を上げるという事に繋がり

不安定になりがちな現代文の点数を安定させることにも大きく役立ちます。

こういった点から

漢字の勉強は現代文全体にも大きな意義があるということを分かっていただけるかと思います。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか!

今回は、漢字の勉強についてお話しさせていただきました。

つい軽視しがちな漢字ですが

現代文において非常に重要な部分であることを理解していただけたら幸いです。

季節の変わり目、体調にいつも以上に気を付けて勉強に励んでくださいね!

では!

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