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【大学受験】高1生、高2生向け!地歴科目の選び方

【大学受験】高1生、高2生向け!地歴科目の選び方

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この記事は約5分で読めます。

こんにちは!

左京区の京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校の講師Mです!

今回は、主に高1生と高2生のみなさんに向けた

地歴科目の選び方について解説していこうと思います。

そこで、今回はすべての科目について説明することは少し難しいので

地理、日本史、世界史という3つの科目について解説していこうと思います。

それでは

それぞれの科目の特徴とその特徴から

どんな人が向いているのかを解説していきます!

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1,日本史

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では、まずは3科目の中から日本史について説明していこうかと思います。

日本史は今回、述べる科目の中で一番受験生が選択する科目です。

その日本史は、よく言われる特徴として

世界史と比べて

「ヨコというよりはタテの繋がりが重要な科目」

というものがあります。

ここでいうヨコとは、同時代における別々の国同士の関係を

タテというのは一つの国における

時系列的なつながりのことを言うと思っておいてください。

それゆえに日本史には深く

狭い理解が受験生には求められることになります。

つまり、日本という国の、歴史の流れを軸に

それぞれの時代で起こったことを細かく暗記していくことが必要になるのです

例えば、日本の戦国時代を考えてみましょう。

皆さんはこれまでで、日本の歴史について簡単なものですが

小学校中学校と学んできたと思います。

だから、たいていの人は

織田信長という人名は

知っていると思うしそのあとの豊臣秀吉

徳川家康と続いて、その徳川家康が江戸幕府を作った

ということもわかっているはずです。

つまり、このような歴史的な流れだと大抵の人は分かってしまうので

必然的に細かなことが試験で狙われるのです。

しかも、この傾向は難関校になればなるほど強くなります。

私立最高峰の早稲田大学や慶應義塾大学の入試問題では

毎年のように教科書に載っていないレベルの知識まで問うてきます。

そもそも、日本史に興味があったという方や

深く掘り下げていく事が得意だ

という方は日本史を選択してみるのが良いのではないでしょうか。

また、これは日本史と世界史の選択において大切な要素なのですが

自分が漢字とカタカナだと

どっちの方が覚えやすいかを知るのはとても大切です。

日本史で言えば、ほぼほぼの覚えるべき事柄は漢字です。

天皇の名前、戦いの名前、条約の名前、文化品の名前

と記述で日本史を使うなら

すべて漢字で書けるようにならないといけません。

それゆえに、漢字に抵抗はないか

ということも日本史を選ぶうえで重要な要素になっていきます。

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2,世界史

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日本史を最初に述べたという事で

次は世界史の特徴と向いている人を説明したいと思います。

日本史との比較でいうなら

世界史はヨコのつながりが重要な科目になります。

そして、広く、浅く理解するという事が受験生に求められます。

日本史とはまるで正反対なんですね。

ヨコというのをもっと具体的に言えば

同じ時代における違う国同士

もしくは地域同士のかかわりを指します。

例えば、日本で言うこの時代に中国では何が起こっていたか

ヨーロッパでは何が起こっていたか

などを関連付けて暗記していく事がカギになります。

そのため、日本史とは違って受験では

各国の主な歴史の流れや重要な出来事を暗記することが求められます。

たくさんの国や地域の歴史を学ぶので

必然的に膨大な範囲の中から

大切なことを覚えていくという事が世界史を暗記するカギなのです。

ですから、日本史に比べて最初は成績につながりにくいかもしれません。

それは、試験などで出た範囲を少しも学習してなかったら

本当に何を言っているのかすらわからないからです。

多くの生徒は世界史という科目で初めて日本以外の国の歴史を学ぶので

仕方のないことかもしれませんね。

一方の日本史は、やってなくても歴史の流れが

なんとなく頭に入っているので

解けてしまうという事がありえます。

世界史に向いている人の特徴はずばり

物事を大まかに捉えることが得意だということでしょう。

難関校になれば確かに、ちょっと細かい事も問われるかもしれませんが

それも日本史と比べればレベル的には易しいと思います。

世界史は時代が進めば進むほど国の間

地域の間でのかかわりが増えてくるようになり

それに伴い、上でも言ったようにヨコの流れが大切になります。

そのため、広く、浅い理解が求められます。

また、世界史では、中国史は漢字ですが

それ以外の場所の歴史はほぼ

カタカナで暗記しなければなりません。

もちろん、場所や歴史上の出来事の名前もなのですが

特に人の名前(皇帝など)の暗記が多くの受験生の悩みの種になります。

例えばレオ三世という皇帝もいれば、レオン三世という皇帝もいます。

単純に名前が似てたり、同じ名前でも何世かで

全く時代が違っていたりするので厄介なんですね。

そういう特徴も踏まえながら暗記のしやすさを把握してみてくださいね。

漢字に比べて、カタカナは簡単に見えるので

得意な人は本当に得意という印象があります。

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3,地理

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では、最後になりましたが地理の特徴と向いている人を解説していきます。

地理はこの三科目の中だと最も受験者が少ない科目です。

そして、大きな特徴として、日本史や世界史と比べて

少ない暗記量で済むというものがあります。

ですから理系国立大学を目指す人などが共通テストを受けるときなどには

地理を選択することがよくあるパターンとしてあります。

地理が少ない暗記で済むのは試験で聞いてくる問題の性質が関係します。

暗記が結局はカギを握る歴史に比べ

地理ではその知識を使って考える、ということが必要になります。

(最近では、歴史科目でも思考力を問う問題が増えてはいますが)

つまり、覚えればいいという訳ではなく

問題を解けるようにならないといけないのです。

ですから、歴史に比べて得点が安定しないとも言われるのです。

しかし、暗記が少なくて済むというのは事実なので

その分ほかの科目に時間を回すことができます。

理系で共通テストで社会を受ける人や

暗記をしっかりするほどの時間的余裕がない人

もともと地理が好きな人などには地理をおすすめします。

8割の壁が分厚い

地理選択の方が覚悟しておいた方がいいのが

8割の壁がめっちゃ分厚い事です。

歴史と違って暗記量が少ないからと手を出すと

特に難関大を目指す人は苦しみます。

逆に歴史系は暗記量が多くてしんどいですが

満点が比較的狙いやすい科目です。

自分の性格と得意分野にあったほうを

選びましょう!

4,さいごに

いかがだったでしょうか!

今回は、地歴の中でとくに日本史、世界史、地理の三科目に絞って説明してきました。

地歴選択と言ったら

多くの人はこの中から最低一つは選択することになると思います。

それぞれの特徴を把握して

自分に一番合った科目を勉強していくようにしましょう。

それが、あなたの合格への第一歩です。

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