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日本史の受験勉強とは!?世界史とどっちが難しい!?

日本史の受験勉強とは!?世界史とどっちが難しい!?

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こんにちは!京阪「出町柳駅」から徒歩2分の所にある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です!

さて、このブログを読まれているということは、

日本史の受験勉強について少なからず分からないこと・不安なことがあるということでしょう。

また、受験で日本史を使うか世界史を使うか迷う中で、

日本史と世界史の勉強方法に何か違いがあるのか気になっている方もいるでしょう。

今回はそんな方々のために、

学校の日本史の授業と受験勉強の違い

世界史との方向性の違い

について述べていきます!

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学校の日本史の授業と受験勉強はやり方が全く違う!!

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授業内容の暗記は受験勉強の前提にすぎない!

そもそも日本史ほど、

学校の授業を受けることが「分かった気になって終わり」

になる危険性をはらむ教科はないかもしれません。

どの学校でも日本史の授業は基本的に、

教科書に沿って進め、大事な暗記事項を示し、たまにエピソードや発展内容に触れる

というものです。

英語・国語のような知識の運用・読解、また理数教科のような問題演習はありません。

つまり、かみ砕いた説明はされるものの、

特に暗記が必要であるにもかかわらず

「知識の振り返り」につながることはほとんど行われないのです。

ですから、授業を受けっぱなしで内容をいずれ忘れてしまっては、授業を受けた意味すらなくなってしまいます。

毎回の

授業後に習った内容を覚えることが第一の勉強として必要なのです。

しかし、授業内容を覚えるだけでは

受験勉強をしたことになりません!!

日本史の受験勉強は「関連付け」をするもの!

日本史の入試問題は、比較的長い文章や史料を用いるものを基本としています。

つまり、個々の内容を

関連付けられなければ入試に対応できないのです!

暗記を頑張って、授業や教科書で語られたストーリーごと覚えられれば、

ある程度歴史像は見えてくるでしょう。

しかしそれでは、そのストーリーでしか把握できていません!

入試問題は、

連続する数回の授業や教科書の近接ページを超えた範囲

を問うてきます。

例えば、

初期荘園と寄進地系荘園・鎌倉時代と室町時代の商業・江戸時代の各文化・明治時代と大正時代の社会運動

などが取り上げられて、それぞれ2者の違いを理解しているかが問われます。

特に、受験生が苦労するテーマ史とは、

以上の例よりも広い時代範囲で、

あるテーマ(土地、商業、文化etc.)について総合的に問われる

というものです。

…相当広い視野で授業内容を関連付けなければいけませんよね。

さらに!

このような

マクロの目も必要なうえ、ミクロの目も要求される

のが日本史の受験勉強です!

日本史の受験勉強では、

各出来事について「原因・目的」「内容」「結果・影響」を一連の流れで覚える

ことが不可欠です。

例えば、豊臣秀吉が太閤検地で「一地一作人の原則」をとったことについては、

「土地所有への多重権利状態から脱却し、その農民が税を納めるべきであることを明確にするために」(=目的)

「検地帳に土地所有者として耕作農民一人の名前を記した」(=内容)

「これにより、荘園制が終焉し、他の政策と合わせて身分を確定していくことになった」(=結果)

といった説明ができるようになっていなければ、選択問題も空所補充も論述もつまづいてしまいます。

しかも上記の例で分かるように、

原因・目的や結果・影響も一つずつではなく、

またマクロな内容とつながっているものもある(そしてそういうものが問われやすい)

のです!

これは授業だけではカバーできませんよね。

さらにさらに

日本史で高校の先生が教えるのに苦労するトップ2が「荘園制」「金輸出禁止・解禁」と言われており、

それはもちろん複雑で分かりにくいからなのですが、

入試でも頻出事項です!

時代範囲が広い・細かい・よく分からないものまで、求める理解力のレベルが容赦ない日本史…!

「そんなの受験勉強しきれる自信がない!!」

と叫びたくなる方もいるのではないでしょうか。

大丈夫です。次のように進めましょう。

日本史の授業→受験勉強の進め方!

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① 授業内容(個々の用語・小さな流れ)を覚えたら、

似た用語や同じテーマのものを関連付けて流れ・区別などを覚え直します

この時、文章で説明できるようにすると、

問題演習の時に「これやったことある!」感じがするようになります。

② ①で覚え直す対象にならなかった用語があると思います。

ここで、「日本史は関連付けて覚えることが必要」ということを、

用語同士が関連付けられる」と読み替えてみましょう。

つまり、残りの用語は、①で扱った用語と関連付けて覚え直すのです!

ここでは、教科書の文章や5W1Hなどを使って関連付けましょう。

どうでしょうか。

このように手順がハッキリすれば、日本史の受験勉強も格段に取り組みやすくなるはずです。

ただ…

「まだ大変そうに思う…日本史から逃げたい!」

「そもそも漢字の人名を覚えるのが苦手だから、日本史は嫌!」

「日本史でもいいけど、どちらかというと世界史のエピソードが好きなんだよな」

などなどの理由で、世界史を使うことを考える方も多いでしょう。

ということで最後に、今までの内容を踏まえて、日本史と世界史の違いについて述べていきます!

日本史と世界史は覚え方が違う!

elena-mozhvilo-j06gLuKK0GM-unsplashまずはじめに断っておくと、日本史と世界史の受験勉強の難しさは同じです。

しかし、覚え方の方向性が全く違います!

前述のことも踏まえると、日本史の覚え方は、

日本一国について、膨大な用語を覚え、マクロ・ミクロで関連付ける

というものだと言えます。

一方で世界史は、

多くの国・地域について、代表的な用語を覚え、タテ(その国・地域)とヨコ(その時期の世界)で関連付ける

というものです。

要は、マイナーな用語が多いか、対象とする国・地域が多いかで違い、それに対応して覚え方も違うというわけです。

今回は日本史の受験勉強について詳しく説明しましたが、世界史には世界史なりの難しさがあります。

どちらを選ぶか?それは…覚え方の好みによります!!本当に!!

大切なのは、正しい受験勉強を実践することです。

日本史と世界史で迷っている方は、このブログのような勉強法解説などで覚え方を学んだうえで、

やり方が自分に合っている方を選ぶようにしてください。

さいごに

いかがだったでしょうか。

このブログでは日本史を取り上げましたが、世界史、また他の教科についても、

受験勉強をスタートする前、あるいは早い段階で、正しいやり方を必ず知っておきましょう!

 

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