受験勉強がしたくてもイライラして集中できない、涙が出てしまう、物にあたる、という受験生は少なくありません。
受験本番への不安、なかなか成績が伸びないという悩みなど、受験勉強中は様々な原因からどうしてもストレスが溜まってしまいます。
しかし、受験にはメンタルが大きく影響するため、ストレスを溜め込みすぎて勉強に集中できなくならないように、イライラする原因を突き止めて正しく対処することが大切です。
今回は、ストレスの対処法が分からない受験生向けに、受験勉強中にイライラする原因とその対処法について解説していきます。
「受験勉強に集中できない」とイライラしてしまう原因は?

受験勉強中に溜まっていくストレスの原因は共通しておらず人によって様々です。
まずは、ストレスの原因を明確にするために、自分がなぜイライラするのかを分析してみましょう。
ここでは、受験勉強中に溜まるストレスの主な原因を6つご紹介していきます。
イライラの原因①:自由な時間がとれない
受験生が勉強中にイライラする理由のひとつは、自由な時間が取れなくなることです。
受験生の休日や長期休暇の平均勉強時間は1日当たり約8時間~10時間で、中には1日の半分以上を勉強に費やす受験生もいます。
今まで遊んでいた時間を受験勉強のための時間に切り替えるのは心身への負担が大きく、ストレスが溜まりイライラすることがあります。
イライラの原因②:親が監視しているように感じる
家で親から「勉強進んでるの?」「このままで志望校に受かるの?」と声をかけられると、「家でも受験のことばっかり…」と親の優しさだと分かっていてもストレスになることがあります。
受験生は学校や塾・予備校で受験の話をすることが増え、1日中頭の中は受験でいっぱいになることもあるはずです。
唯一休める場所である家でストレスが溜まってしまい、親に口ごたえしたり言いたくもない言葉を言ってしまったり、イライラする気持ちをぶつけてしまう人も多いです。
イライラの原因③:思うように成績が伸びない
思うように成績が伸びずに他の子と比べてイライラすることは、受験生にとって日常茶飯事です。
自分なりに全力を出して勉強しているにもかかわらず、結果が見えてこないと受験に対する焦りが出るためイライラしてしまいがちです。
また、成績が伸びないことで、自分に対して情けなさや悔しさを感じたり、他の子の成績が実際以上に優れているように感じたりすることもあり、イライラする原因になる場合もあります。
イライラの原因④孤独を感じる
受験期は誰かと会話をすることが少なくなり、勉強するときは基本的に一人です。
会話が少なくなると、友だちの学習進歩が見えなくなったり、自分の感情のはけ口がなくなったりするので、疎外感や孤独感がイライラへと転じやすくなります。
また、受験生は孤独感からネガティブ思考に陥りやすく、周りから励ましの言葉をもらっても脅かしのように聞こえてプレッシャーに感じ、自分には味方がいないと錯覚してしまうこともあります。
受験期の孤独感からストレスを感じてイライラしたり、涙が出てしまったりするという受験生も少なくありません。
イライラの原因⑤睡眠不足になる
睡眠不足になると集中力が低下し勉強効率が高まらないため、成績が伸びないことにつながりイライラしやすくなることもあります。
学校や部活で受験勉強をする時間が少なくなると、自分の睡眠時間を削って勉強するという受験生も多く、受験期は睡眠不足になりがちです。
また、睡眠不足が続くと体力が回復せずに疲れがどんどん溜まり、イライラするだけでなく、受験勉強に悪影響を及ぼすので注意が必要です。
イライラの原因⑥自分の努力は正しいのか不安に感じる
「この勉強量で足りてるのかな...」「このままで本当に合格できるのかな...」「落ちたらどうしよう...」といった受験に対する不安もイライラする原因です。
自分の受験勉強が本当に合格につながっているのか分からない状況で、努力を続けるのは根性と体力がいるため心身への負担が大きくなります。
そのため、一人で不安や悩み事を抱えて受験勉強を無理やり続けるのではなく、予備校や塾に通うことがおすすめです。
受験に特化した予備校や塾の講師は、受験に関するアドバイスをプロ視点でもらうことができ、不安や悩み事を解消してくれる相談相手にもなります。
特に武田塾では、志望校合格から逆算した学習プランを一人ひとりに合わせて組んでくれるため、不安を抱えることなく受験勉強に集中することが可能です。
武田塾の無料受験相談では、入塾しない場合でも志望大学に向けた正しい勉強法をアドバイスしてくれるので、「受験勉強に対する不安や悩みで勉強が手につかない…」という人は、ぜひ活用してみてください!
受験勉強にイライラしている人がやりがちな行動

ここまでは、受験勉強中にイライラする原因を紹介してきましたが、ここからはイライラに耐えきれずにとってしまう行動を3つ紹介します。
当てはまる人は、ストレスが溜まっている可能性が高いので、勉強する手を止めてしっかり休憩や対策を取るようにしましょう。
①物にあたる
イライラする感情に耐え切れず、勉強に使っていたノートを破いたり、ペンを壊してしまったり、つい物にあたるという人もいます。
自分の感情を押さえられず、物にあたってしまうのはストレスが溜まり過ぎているかもしれないので、無理をせずに休息をとりましょう。
②急に泣く・涙が止まらなくなる
ストレスが原因で急に泣く・涙が止まらなくなるという人も少なくありません。
「絶対合格しないと」「自分だけじゃなくてみんな辛いから頑張らないと」「いつまでつらい時間は続くの?」など、自分の中の様々な考えがぐるぐると巡り、どうしようもなく涙が出てしまうこともあります。
涙が出てしまうことを自分の弱さだと思わず、過酷な状況で受験勉強に励む自分を褒めてあげたうえで、一度ゆっくり休息をとることが大切です。
③暴飲暴食をする
ストレスが溜まるとつい暴飲暴食をしてしまうという人も多いのではないでしょうか。
甘いものが食べたくなったり、脂っこいものが食べたくなったり、高カロリーなものを求めるのは、ストレスが溜まり過ぎているからかもしれません。
暴飲暴食は体に負担をかけて、睡眠の質にも影響するので、甘いものが食べたくなったら高カカオのチョコレートを選ぶなどの工夫をしましょう。
勉強中にイライラするときの対処法:勉強のやり方を変える

自分が受験勉強中にイライラする原因や、イライラした際に取ってしまう行動の分析はできましたか?
イライラしながら闇雲に勉強しても勉強効率は高まらないので、まずはストレスの原因に対して適切な対処法を取ることが大切です。
ここからは、勉強中にイライラするときの対処法を、勉強のやり方を変える・勉強環境を整える・自分時間を作るの3つの項目に分けて紹介していきます。
まずは、勉強のやり方を変える対策法を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
問題や教科を変える
勉強を長時間していたり、解けない問題が続いたりしたときは、一度問題や勉強する教科を変えてみてください。
「この問題が解けないと、合格できないんじゃないか」「ほかの問題も解けないのではないか」と思い詰めてしまうと、ストレスが溜まってしまいます。
特に、苦手科目は他の教科に比べてイライラしやすいので、自分が得意な問題や教科に変えて勉強することで気分転換しましょう。
また、他の問題や教科を勉強して時間を置いた後に、解けなかった問題をもう一度解いてみると、案外あっさり解けることもあります。
解けずにイライラしている問題から一度離れてみるのは、とても有効な対処法といえるでしょう。
タイマーで時間を区切る
日々の勉強法を変えてみるのもストレスを軽減させる一つの方法になります。
タイマーを使い、「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる25分間の勉強と5分間の休憩を繰り返す方法を試してみましょう。
ポモドーロ勉強法は高い集中力を保ちながら勉強を効率よく進めることができ、疲労をためずにモチベーションを長く続かせることが可能です。
また、タイマーで時間を区切って勉強することで、時計を気にして勉強に集中できない状態を解消することもできます。
勉強に対してのハードルを下げる
問題が解けずにイライラするときは、「できない自分」にストレスを感じている状態なので、問題のレベルや勉強時間のハードルを下げましょう。
いきなり難易度の高い参考書に取り掛かって「合わなかったから参考書を変えよう」と繰り返す人もいます。
また、学校で配られた問題集や参考書のレベルが自分に合っているとは限らないため、自分に合わせた参考書を選ぶことが必要です。
武田塾が運営する公式YouTubeチャンネル「武田塾チャンネル」では、大学レベルに合わせた参考書やおすすめの勉強法を紹介しているので、自分に合った参考書や勉強法を見つけることができます。
ハードルを上げすぎて勉強が思うように進まない際は、基礎問題を解いてみる、5分だけ勉強する、武田塾チャンネルを観て参考書を選び直すなど、確実にできる範囲までハードルを下げることで、自己嫌悪にならずイライラすることも防ぐことができます。
ハードルを下げることはサボりではなく確実に勉強を進めていくための戦略なので、「問題が解けなくてイライラする!」と思ったら、ハードルを下げてできることを着実に積み重ねていきましょう。
勉強中にイライラするときの対処法:環境を整える

勉強中にイライラするときの対処法として、環境を整えることも大切です。
周りの音が気になったり、散らかった机が目に付いたりすることが集中の妨げとなり、ストレスの原因になることがあります。
ここからは、環境を整えるためにできることを紹介していくので、参考にしてみてください。
机の上を片付ける
机の上に漫画やゲームなど勉強に関係のないものが置いてあると、勉強に集中できなくなる場合があります。
勉強をするときは、自分が誘惑されてしまうものや勉強に関係のないものは片づけて、机の上には勉強に使うものだけを置くようにしましょう。
部屋を適温にする
部屋の中で勉強をするときは、部屋を適温にして勉強しましょう。
部屋が暑すぎたり寒すぎたりするとイライラする原因になったり、脳のパフォーマンスが下がったりするので、22度~24度の少し涼しいと感じる温度にするのがおすすめです。
また、1時間に1~2回、それぞれ5分~10分程度の部屋の換気を行うことも集中力を保つために有効です。
場所を物理的に変える
勉強する場所を物理的に変えるのもストレスを減らす方法のひとつです。
同じ場所で勉強し続けると環境に慣れて飽きてきたり、集中力が切れてきたりするので、予備校や塾の自習室、図書館など環境を変えて勉強してみましょう。
特に予備校や塾の自習室は、受験生ばかりの空間でライバルを意識して受験勉強を進めることができ、問題に詰まった場合に相談できる塾講師がいるのでおすすめです。
環境を変えるだけで気分転換になってストレスを軽減させることができ、集中力も劇的に高まってイライラすることが少なくなるでしょう。
さらに、暗記は公園、参考書や問題集を使用するときは自習室や図書館、など目的別に環境を変えることで作業効率を上げることも可能なので、ぜひ試してみてください。
新しい文房具を買う
新しい文房具を買って気分を上げるのも、ストレスでイライラする場面を減らすことができます。
シャープペンやノートなど、常に使う勉強道具を自分のお気に入りのものにすることで、勉強に対するモチベーションを上げることが可能です。
テンションが上がる色やデザイン、好きなキャラクターなど、見るだけで嬉しくなるような文房具を買ってみましょう。
勉強中にイライラするときの対処法:自分時間を作る

「受験期に自分時間はいらない」「自分時間を作る=サボり」と考える受験生も多いのではないでしょうか。
自分時間としてスマホやゲームをするのではなく、心身ともに健康を保つために自分時間を作ると勉強効率を高める可能です。
受験期に取り入れてほしい自分時間の作り方を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
最低6時間は寝る
睡眠時間を削って睡眠不足になると、集中力や判断力、記憶の定着率が下がったりと、勉強全体のパフォーマンスが低下します。
そのため、睡眠時間を削らず最低6時間は寝るようにし、学校の休み時間や移動時間などのスキマ時間を受験勉強に使うようにしましょう。
また、寝る前の1~2時間前は暗記科目、起床後の2~4時間は計算問題など、勉強内容に合わせて時間帯を使い分けることで、学習効果を格段に上げることができます。
軽い運動を取り入れる
受験勉強に疲れてきたら、自分の時間を作って軽い運動を取り入れ、リフレッシュしましょう。
また、ただ運動をするだけでなく、ジョギングをしながら「速読英熟語」のCDを聞くなど、リスニング系の勉強なら運動中に行うことも可能です。
ちょっとした工夫で勉強と運動を同時に行うことができるので、「勉強時間がもったいなくて運動するヒマがない!」という人も、ぜひ試してみてください。
適度な運動をすることで睡眠の質も上がるため、受験期における睡眠不足や睡眠の質に悩んでいる方にもおすすめです。
運動すると気分がスッキリするためイライラすることが減り、運動不足になりやすい受験期間の健康管理にもなります。
感情を紙に書きだす
受験期は人と会話をすることが減り、自分の感情を吐き出すはけ口が少なくなるので、ストレスの原因やイライラする感情を紙に書き出してみましょう。
勉強に集中したいのに、自分の感情が邪魔をして集中できないという受験生も多いはずです。
「自分の感情を人にぶつけたくない」「自分の中で感情を処理したい」というときに、感情を紙に書き出すことで脳に無駄な負担をかけず、勉強に集中することができます。
また、紙に書きだすことで客観的に感情を見ることができるので、「なんでこんなにイライラするんだろう」「感情が邪魔過ぎて集中できない」という悩みの原因を解消することが可能です。
不安や悩みを相談する
どうしようもなくイライラする、なぜか分からないけど涙が止まらないというときは、人に相談する時間を作りましょう。
友達や親、学校の先生などの信頼できる人に相談することで、孤立感を解消し、ストレスを軽減できます。
特に予備校や塾の講師は、受験のプロ目線で客観的なアドバイスがもらえるため、受験に関する不安や悩みは講師に相談するのがおすすめです。
人に悩みを聞いてもらうだけでもスッと心が軽くなることも多く、溜まったストレスを解消するために悩みを相談するのは効果的な場合もあります。
同じ受験生の場合は共通の悩みを共有できるので、特に浪人生の場合は精神的な悩みを話せる人を作っておくことも大切です。
武田塾流の勉強法で余裕を持って勉強しよう

ここまで、イライラする原因や対処法をお伝えしてきましたが、勉強に対する焦りが解消されないままだと、イライラする原因はなくなりせん。
「自分の受験勉強が正しいか分からない」「成績が思うように伸びない」というような焦りがある場合は、志望校合格までの道筋が見えている状態で受験勉強を進めていくのがおすすめです。
武田塾では、志望校合格から逆算して1日ごとにどの参考書を何ページ進めるかを明確にするため、「このままで間に合うか」「何を優先して進めるべきか」という受験生の迷いをなくし、受験勉強に集中できる精神的な安定につながります。
また、武田塾は授業を行わないため、演習を積み重ねて自分の成績を伸ばすことに集中することが可能です。
武田塾は1日で進める勉強量が多いのが特徴ですが、だからこそ勉強以外のことを考えずに目の前にある目標に専念して、受験勉強を進めることができます。
今の時点で武田塾の入塾を考えていない場合は、武田塾の無料受験相談もおすすめなので、「正しい勉強法が分からない」「受験に対する不安でいっぱい」という人はぜひ活用してみてください!
受験勉強中のイライラの原因と対処法まとめ
受験勉強中にイライラして集中できない原因は、成績が上がらないことや勉強に対するモチベが無いこと、将来へのプレッシャーなど様々です。
「イライラする!」「集中できない!」というときは、イライラする原因を理解して対策をすることが重要になります。
本記事で紹介した対策法を取り入れてストレスをできるだけ減らすことで、受験期を上手に乗り切ることができるでしょう。
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