高校受験、中学生、小学生の方、保護者の方

ところで、英語長文しっかりと復習できていますか?

 こんにちは。武田塾茅ヶ崎校です。

 気がつけばもう秋の季節。多くの受験生のみなさんはどの科目も演習系参考書に入った頃だと思います。特に、どの大学でも重要な英語だと何冊も長文参考書に取り組んでいると思いますが…英語長文しっかり復習できていますか?  

英語のイラストNo23 | イラストポップ

英語長文の復習について

英語長文チェックリストを活用しよう! 

 英語長文は文法、英文解釈、単語熟語などの学習を経た後に本格的に取り組む教材です。ゆえに、長文では総合的に知識を動員するというわけですが逆に言えば長文で間違えた箇所は単純に答え合わせをするだけでは原因の分析ができないということです。

 つまり…、いかに解いた後の復習をしたかと言うことが長文に取り組んだ後の成長に大きく関係します!

 ここでは、そのように気をつけるべきことが多くある長文に取り組む際に意識してほしいことをリスト化してまとめてみました。各項目に対して解説もあるので是非最後まで目を通してみてください。以下がチェックリストの内容となります。

<長文を読むとき>

・長文をコピーしてSVOC振りをした?

・わからない単語をリスト化して覚えた?

・単語熟語でつまづいたりしていない? (どちらでつまづいているか?単語帳に載ってるものか、初見の単語の推測か、)

・SVOC、名詞・形容詞・副詞のカタマリは問題なく振れている?

・thatやas、倒置など構文の重要ポイント気づけている?

・文章の言いたいこと、内容の理解は問題ない?

<長文を解くとき>

・設問の正答率は?

・長文の内容に関する設問は、根拠をもって答えられた?

・知識を問う問題は答えられた?

<音読>

・音声をつかって音読した?

・音読は1文何回した?(最低10回)

・音読するときは長文の復習ポイントの確認をしながらした?

<課題発見&振り返り>

上記を踏まえて、今の自分の課題って何だと思いますか?

復習すべきもの、長文の勉強で意識すべきもの教えてください!

長文を読むとき

 長文チェックリストの項目の中で最も重要なものが「長文を読むときについて」です。長文の最大にして最終的な目標は入試長文で読んだときに問題が解けること、すなわち問題の文章の内容が難なく読めることだからです。本項目中のチェック項目について何が目的なのかなどを解説していきます。

・長文をコピーしてSVOC振りをした?

 この項目は英文解釈をすすめているものなので、解いた長文において自分が英文解釈上に何を課題として持つのかを明確化する目的があります。解説にのっている和訳全文を参照する前に英語だけしか情報がない状態で英文解釈をすることです自力で読めるレベルがわかります

 和訳を見てからだとなんとなくで流してしまい、できなかったところが放置されてしまう可能性があるので、和訳を見る前にしっかりと文構造を考えることで、解説と見比べてどの点ができなかったのかやできたとしてもどの点で迷ってしまうのかなどが明確化させられるのでミスの原因を逃がすことなく把握し次回に生かすことができるようになります。

 コピーは復習を何回もするためなので書き込まずに是非コピーしてください。

 

・分からない単語をリスト化して覚えたか?

 これは文中で読めなかった単語が「初見なのか」「すでに単語帳で学習したか」のどちらに分類されるのかを明確化することが目的です。前者であれば推測などが課題になりますが、後者であれば既に学習したものがわからないということなので毎日の単語のやり方を見直す機会となります。

 過去問の段階に入っている生徒さんの中で、すでにやった単語が抜けているのに「推測の限界だから単語帳を追加すべき!」として無駄に参考書を追加してしまうケースも見られます。演習段階だからこそ基礎を再度注意しましょう!

 

・SVOC、名詞・形容詞・副詞のカタマリは問題なく振れている?

・thatやas、倒置など構文の重要ポイント気づけている?  

 SVOCを振るときは必ず参考書の解説に書いてある正解の構文と自分の解答を確認しましょう。『The Rules』シリーズなどの参考書では問題を英文解釈した解答がかいてありますが、そういったものがない参考書でも和訳を参考に何がSなのか、Mは何を修飾しているかなどは判断ができることが多いのでどのような問題を解いたときでもしっかりと復習をしましょう。  

 また、解釈と同時にasやthatなど様々な使い方があるものや倒置など特殊なパターンを要求するものは用法やその現象が起きていることを見抜けているかどうかをよく確認しましょう。実際の入試ではこのように正確な読みができているかいないかがわかりやすくかつ読みにくい箇所に傍線が引かれて和訳や選択問題が要求されます。もし、復習の段階で判別ができていなかったり、用法に気づけなかったりした場合は英文解釈の基本的な部分の復習が必要なサインですので『肘井の読解のための英文法』や『基礎 英文解釈の技術100』などに再度取り組みましょう。

長文を解くとき

・長文の内容に関する設問は、根拠をもって答えられた?

解くときには正答率を上げるためにも「根拠」を持って解答できるようにしましょう。共通テストなどは問題量が多く一題一題も長いため、つい「文章の内容でこんなこと言っていた気がするから○○を選ぼう!」などなんとなく書かれていたことから選択肢を選ぶことも多いのではないでしょうか。しかし、このような解き方では推測なども含まれてしまうので危険です。本来ならば「どの箇所で言及されていた内容か」ということまで確認し、しっかりと根拠を挙げることができるレベルで読めていることが理想的ですし、解答を選ぶ際に根拠を確認せずにやると細かい文言の違いに引っかかることが多いです。多少考察することが必要になる問題でも考察のベースは本文に必ずありますので、本文に根拠があることをしっかりと確認してから解答するようにしましょう。

・知識を問う問題は答えられた?

設問には先ほど言及した「内容を問う」問題と「知識を問う」問題の2種類があります。長文を解く際にはどちらのタイプの問題なのかを分別した上で解き方を考えてみましょう。一見内容を問う問題に見えても実は単語や熟語の知識を要求する問題だということもありますので、この分別は正確に問題を捉える練習につながります。 さて、ここでは知識系の問題についてですが、知識を問う問題に答えられなかったということは単純に知識が抜けているということなので文法の参考書に戻るなどして適宜必要な分野の復習をしていきましょう。先ほど言及した問題のタイプの分別も、実は知識を覚えていると即座に「知識系の問題だ」と見抜けることが多いので、暗記だと侮らずに復習や対策をしっかりと行いましょう。

音読するとき

・音声をつかって音読した?

・音読は1文何回した?(最低10回)

・音読するときは長文の復習ポイントの確認をしながらした?

 音読は上記のポイントを意識して復習してほしいのですが、それぞれ「リスニング対策」と「長文読解力向上」という目的があります。

 音読をする際に一人で音読するのではなく、お手本となる音声を使用してそれをまねるかたちで音読をすれば、どのように発音されているのかということが分かりリスニング力の向上になります。また、音読をする際は前から後ろに戻ることはせずにひたすら進み続けますよね。そのように、そのままの流れで長文が読めたなら長文を読む速さは必然的に速くなります。この点でも音読は重要です。

まとめ

上記を踏まえて、自分の課題が何か見つかりましたか?

リストを作って可視化することで、自分ができていない部分が見つかりやすいですよね。

みなさんもぜひ自分の勉強に取り入れてみてください!

武田塾では無料受験相談を行っております。

・授業をしないでどうやって「わからない」を無くすの?

・個別指導ってどういう雰囲気で行ってるの?

・校舎の雰囲気は?

・気になる料金は?

などなど、お気軽に質問しに来てください!

ご本人様で。親子ご一緒に。お母様のみ、お父様のみ。親御様で。現在、色んな悩みを持った生徒が話を聞きに来てくれております。

本気で志望校を目指したいなら、まずは行動すること

無料受験相談

--------------------------------------------------

偏差値30台・E判定から志望校に逆転合格

【電話番号】
0466-53-9803

【住所】
〒252-0804
神奈川県藤沢市湘南台1-7-4
綴ビル 2階

【開校時間】

月曜日休校

火曜日13:00~22:00

水曜日13:00~22:00

木曜日13:00~22:00

金曜日13:00~22:00

土曜日13:00~22:00

日曜日10:00~18:00

祝日13:00~22:00

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる