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【高学歴の肩書きが欲しい人必見】シンプルな対策で受かる難関大学

こんにちは。武田塾茅ヶ崎校です。

今回は、所謂「難関大学」に分類されがちな大学でも、シンプルな対策で合格する可能性が高い大学たちを紹介します。

決して「大した勉強をせずに合格する」ということではありませんが、基本に則った勉強を継続していくことで手が届きやすい大学になっています。

 

目次

1. 北海道大学
2. 九州大学
3. 神戸大学
4. 青山学院大学
5. 関西大学
番外編~慶應義塾大学商学部~
まとめ

1. 北海道大学

旧帝国大学の一つです。

二次試験がシンプルで、特別に難解な問題や癖のある奇問が出題されにくいです。

北海道大学対策のポイントは、王道の勉強法で精度を高めるという受験勉強の基本的なものになります。

また、総合文系入試の入試形式では、二次試験で数学を使わず社会科目に置き換えることできます。

数学が苦手な文系の受験生にとっては嬉しい入試形式ではないでしょうか。

入試では英作文の問題が出題されます。設問で与えられた文を利用して解けるような問題が多く、難易度としては高くないと言えます。これに関しては、過去問を見て実際に解いてみると良いと思います。

 

参考

令和4年度入試結果(合格者平均点

総合文系前期

 科目:共通テスト(国語・地歴公民2科目・数学ⅠA+1科目・理科基礎2科目・外国語)、個別学力検査(国語・地歴文系数学1科目・外国語)

 総合点:520.67/750(共テ300:個別450)、約69%

 共通テスト素点:677.04

総合理系科学前期

 科目:共通テスト(国語・地歴公民1科目・数学ⅠA+1科目・理科2科目・外国語)、個別学力検査(数学・理科2科目・外国語)

 総合点:525.85/750(共テ300:個別450)、約70%

 共通テスト素点:675.35

 

2. 九州大学

こちらも旧帝国大学の一つです。

二次試験の特徴として、参考書に載っているような捻りの少ない問題が多いというものがあります。

そのため、順当にしっかりと勉強をしてきた人が合格する大学となっています。

主な対策は、入試標準レベルの問題を徹底的に押さえることです。

 

参考

令和4年度入試結果(合格者平均点

法学部前期

 科目:共通テスト(国語・地歴公民2科目・数学1科目・理科基礎2科目・外国語)、個別学力検査(国語・数学・英語)

 総合点:597.05/900(共テ300:個別600)、約66%

理学部物理学科前期

 科目:共通テスト(国語・地歴公民1科目・数学1科目・理科2科目・外国語)、個別学力検査(数学・理科2科目・英語)

 総合点:710.93/1150(共テ450:個別700)、約62%

 

3. 神戸大学

人気が高い国立大学である神戸大学ですが、出題される問題は典型的なものが多くなっています。

対策のポイントとしては、①国語のレベルが高いためしっかりと対策しておくこと、②英語は時間が不足しがちなので速く読む力を鍛えておくこと、などが挙げられます。

また、数学は、文系の人でもしっかりと点を獲るべき難易度設定になっているので、こちらも対策しておく必要があります。

全体的に問題が難解でないので、高得点争いになりやすいという特徴もあります。

合格するためには、基本的な部分の精度 を高めて高得点者層の中で勝ち抜く必要が出てきます。

 

参考

令和4年度入試結果(合格者平均点

文学部前期

 科目:共通テスト(国語・地歴公民2科目・数学ⅠA+1科目・理科基礎2科目or理科1科目・外国語)、個別学力検査(国語・文系数学・外国語)

 総合点:540.867/800(共テ450:個別350)、約68%

 共通テスト:350.735/450

理学部物理学科前期

 科目:共通テスト(国語・地歴公民1科目・数学ⅠA+1科目・物理+理科1科目・外国語)、個別学力検査(数学・物理+理科1科目・外国語)

 総合点:580.934/850(共テ425:個別425)、約68%

 共通テスト:313.357/425

 

4. 青山学院大学

人気の私立大学群であるMARCHの中の一つです。

入試方式が多様で複雑ですが、全学部日程の問題はシンプルです。

問題のレベル感としては、MARCH志望の人にとっては入試前の過去問演習にちょうど良い、捻りの少ないものになっています。

それ以上を目指す人にとっても、勉強していく過程でその成果が点数などで分かりやすい問題になります。

問題自体は解きやすいのですが、青山学院大学自体の入試難易度は高いです。

青山学院大学の全学部日程はかなり人気があり倍率が高くなりやすい上、早慶志望の受験生が受験することも多いので、シンプルな問題で高得点を獲っていく必要があります。

常に合格最低点より上を目指して勉強しないといけません。

 

参考

令和4年度入試結果(合格最低点

教育人間科学部教育学科(全学部日程)

 科目:英語・国語(古文・漢文除く)・歴史文系数学1科目

 総合点:276/350(78.9%)

理工学部化学・生命科学科(全学部日程

 科目:英語・数学・物理化学1科目

 総合点:274/400(68.5%)

 

5. 関西大学

問題が解きやすく、勉強の成果が表れやすいです。

また、きちんと勉強すればどんな受験生にもチャンスがある大学になります。

その中でも、社会の問題が語群からの選択式であり、漢字などを覚える必要が無いことが魅力です。

用語の意味・中身を中心に覚えていくことで比較的容易に得点できるようになります。

他のポイントとしては、国語の問題が特徴的であることが挙げられます。

関西大学の国語は問題文に傍線が引かれておらず、何も考えず読み進めてしまうと問題部分を見落としてしまう可能性があります。

これに関しては、過去問で慣れておく必要があります。

 

参考

令和4年度入試結果(合格最低点

文学部総合人文学科(全学日程1)

 科目:英語・国語(漢文除く)・地歴公民文系数学1科目(3教科型)

 総合点:270/450(60%)、264/450(59%)*日程に依る

システム理工学部物理・応用物理学科(全学日程1)

 科目:英語・数学・物理化学1科目(理科1科目選択方式)

 総合点:320/550(58%)

 

番外編

「Q. 早慶の中で対策がしやすいのは?」

⇒A. 慶應義塾大学商学部

慶應なので、合格難易度自体は高いのですが、比較的対策はしやすいと言えます。

理由としては、英語の問題の癖が少なめで、読解力や問題を解く力がきちんとある受験生にとっては得点できる難易度であることが挙げられます。

しかし、当然ながら受験者層のレベルも高く、合格者は英語を8割以上獲っていくことが多くなります。

あくまでも、早慶志望の人にとっては他の学部学科と比べて解きやすいといったレベル感です。

 

まとめ

今回紹介した大学は、「難関」と称されることも多くある大学でした。

しかし、入試問題に癖が少なく、基礎レベルの問題を解けるようにしっかりと精度を上げる、というシンプルな対策で合格することが可能です。

この春の時期には特に難問に手を出し過ぎず、基礎を徹底的に固めましょう。

夏以降に、入試標準レベルの問題演習を重ねて完成度を高め、志望校の過去問に挑んでみてください。

 

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