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大阪大学【英語】入試対策・二次試験対策【大学受験予備校/武田塾】

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1/29に神戸大学の英語の二次試験対策のブログを投稿してから「大阪大学も知りたい!」というリクエストを頂いておりましたので、今回は、大阪大学【英語】入試対策・二次試験対策についてです!

 

神戸大学の英語の二次試験対策のブログはこちら!!

 

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大阪大学入試対策

大阪大学の入学試験におけるセンター試験の配点比率は学部によって大きく異なりますが、文系では約40~50%理系では約30~40%となっており、センター試験配点比率がそこまで高くはないものの二次試験の難易度を考慮するとセンター試験でのビハインドを二次試験で取り返すのは難しいので、他の国公立大学と同様センター試験対策が大きなカギを握る大学であると言えるでしょう。

 

大阪大学の二次試験について 一般に、大阪大学の二次試験はかなり難しいと言われますが、文系の問題に関しては実はそこまで難しい問題が出題されるわけではありません。

基礎的なことでできないことがないかどうか、基礎的ことの仕組みなどを理解していて応用することができるかどうかを問われ、その穴をすべて埋めたうえで演習を積まなければならない、という点が難しい(できるようにならなければいけないことが多い)と言われる大きな理由でしょう。

 

一方、理系の問題に関しては全国トップクラスの難易度を誇っており、特に理科に関しては東大や京大の試験に匹敵するほどの難易度だ、と言われることさえあります。

 

センター試験の対策を積みながらも二次試験対策をかなりしっかり進めなければならない、という点でかなりの難関であると言えるでしょう。

いずれにせよ、センター試験でビハインドを背負ったまま戦うにはかなり難しい大学の一つですので、センター試験対策をおろそかにしてしまうと、合格までの道のりは非常に厳しいものとなるでしょう。

 

 

大阪大学の英語(外国語学部以外)の二次試験について

大問構成は、第一問が英文解釈2題、第二問が長文問題、第3問は自由英作文、第4問は英作文が2題で、試験時間は90分です。

使われている単語や熟語、その他の表現や構文などはかなり難易度が高いうえに、どの大問で扱っているテーマも高度であることを考えると、高得点を取るのはなかなかに難しい試験であると言えます。

 

第一問の英文解釈では、文法事項、構文のパターンなどに基づき、複雑で難解な長い英文を正確に解釈する精読力が求められる一方、第二問の長文では、他の大問にかかるであろう時間から逆算すると使える時間が短めで、その時間内に文章全体の論理構成を把握する必要があることから、速読力が求められています。

 

毎年60~80語程度の自由英作文が出題される第三問は、文法的・語法的に正確な英文が書けるかどうかも重要視されますが、それ以上に自分の意見に論理的に一貫性があるかどうかが重要視されます。

 

これに対し、英作文が2題出題される第四問では、小説や評論文から抜粋された抽象度の高い日本語が題材とされることが多く、文法的・語法的に正確な英文を書くことはもちろん、問題文が表現していることを正確に理解し、その意味を損なわないように英文を構成する力が求められます。

 

 

大阪大学の二次試験の英語(外国語学部以外)の対策

全体的に、英語や日本語を直訳する能力だけでは太刀打ちできない問題が多く出題されますので、「単語の訳を覚える」「構文を覚えて直訳できるようになる」などの機械的な勉強だけでは不十分でしょう。

もちろん勉強を始める時点では機械的な暗記から始めざるを得ないですが、自分がいま見ているものが本質的に何を意味しているか、どういうことを言っているかを理解しながら勉強することが非常に重要です。

 

1 単語、熟語、英文法を理解したうえで覚える

これらは大阪大学を目指す受験生であればだれでも覚えるものですが、単に暗記するだけでは実際に試験を受けるときにまったく訳に立たない場合も少なくありません。

大阪大学の英語の試験は抽象度の高い内容が出題されることが多いですから、基礎的なものを勉強するときであっても、単語や熟語であればそのニュアンスや使われ方、英文法であればどのような場面で使われるものなのかを正確に理解したうえで覚える必要があります。

 

2 文構造が複雑な英文を読む練習をする

特に第一問に見られるように、大阪大学の英語の試験では1文1文が長く文構造が複雑なものが出題されますが、これは練習次第で読み解くことができるようになります。

練習するときは自分で一度読んでこれだと思う答えを出し、その後解説についている全文訳と比較して、「なぜ自分は解釈を間違えたのか」「どうすれば正確に解釈できたのか」を語彙・文法・構文の観点から理屈で理解する、という復習を根気強く繰り返す必要があります。

題材としては、「英文読解入門 基本はここだ!(代々木ライブラリー)」「入門英文解釈の技術70(桐原書店)」「ポレポレ 英文読解プロセス50(代々木ライブラリー)」の順に勉強することをおすすめします。

 

3 長文全体の論理構成を意識しながら読む

第二問の長文問題では、例年500~600語ほどの文章が出題されるものの、問題にこたえる時間を考えると長文を読むこと自体には20分ほどしかかけられません。となると、隅から隅まで正確に読むほどの余裕はおそらくなく、文章全体の要旨にかかわることを述べている抽象的な部分を集中的に読まなければいけません。

長文を読むとなると頭からがむしゃらに読み進める受験生が少なくないですが、今読んだ文が具体的な内容を説明しているのか、抽象的な内容を説明しているのかを把握しながら、重点的に理解しなければならないのはどこなのか、筆者の主張をよく表しているのはどこなのかを考えながら読む、まるで現代文を読むときに必要とされる力が要求されています。

日ごろから長文を読むときに、1文ずつ精読するのはもちろんのこと、文章全体を俯瞰的に眺めて、どこに重要なことが書かれていて、それをどうやって見つければよかったのかを考え、自分で読むときに実際にそれを見つけられるようにする練習が必要になります。

 

4 英作文のために、基本例文を暗唱する

第三問、第四問の英作文対策の勉強として、使いまわしやすい英語の例文を暗記する、という勉強が非常に有効です。

英作文の問題を解く際に自力で英語を組み立てた結果、文法的にも間違いだらけだし、そもそも英語ではこういう組み合わせの表現はない(カタコトの英語)などといった理由で減点されることが非常に多いです。

もちろん、文法を隅から隅までマスターして、自力で英文を構成するようになることも無意味ではありませんが、そもそも使い勝手のいい例文をいくつも覚えておいて、使われている単語や時制などを少しいじるだけで正確な英文が書けるようになれば、英作文は安定した得点源にさえなります。

「ハイパートレーニング和文英訳編(桐原書店)」など英作文向けの例文が多く載っている参考書などを用いて、掲載されている例文をきっちり正確に描けるように暗唱してください。

 

5 抽象的な日本語の意味を解釈し、それを簡素な表現に置き換える練習をする

先述の通り、大阪大学の第四問の英作文は問題文である日本語に小説や評論文の抜粋が用いられることが多く、そもそも問題文が何を言いたいのかがわかりにくいものもしばしば見受けられます。

たとえ日本語が理解できたとしても、それをそのまま英語に訳すのはほぼ不可能です。

よく読むと、第四問は「次の日本語の意味を英語で表しなさい」であり、訳せ、とは書いてありません。

つまり、出題側が求めているのは書いてある抽象的な日本語を理解し、その意味を英語で表す力だ、ということになります。

④で述べた通り基本的な例文を暗唱できたとすれば、それを使うべく問題の日本語が表現している意味をかみ砕いて言い換えられるようになれば、英作文はほぼ満点を取ることができます。

実際に演習をするときは、ただ問題と答えだけを比べるのではなく、元の日本語をわかりやすく言い換えられるような日本語の解釈の仕方を重点的に勉強してください。

 

6 筋の通った論理を組み立てる練習をする

自由英作文で問われるのは、先述した通り論理の構成力です。具体的に言えば、「あなたはこれについてどう考えますか」という問いに対して、筋が通った明確な論理をもとにした意見を述べる力です。

論理的に書けた、と自分が思っていても、他の人に見てもらうと揚げ足を取られたりすることはありますし、揚げ足を取られるということは論理的に不十分であるということですから、書いたものを積極的に誰かに見てもらって、内容について意見をもらってください。

また、基本的な論理の組み立て方については「ハイパートレーニング自由英作文編(桐原書店)」の解説を参考にするとよいでしょう。

 

 

いかがだったでしょうか。かなり勉強しなければならないことが多いですが、いつ何を勉強するかの計画を立て、それ通りに勉強を進めるべく勉強の仕方を工夫し、効率よく勉強したことを身に付けていけば1年で合格レベルに達することも夢ではありません。

ここまではやるべきことをひたすら書き並べてきましたが、「実際にこんな量どうやって勉強するの」と思うなら、ぜひ無料受験相談にお越しください。いつでもお待ちしています。

 

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