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【2023年度最新】旭川医科大学・医学部前期試験の傾向と対策!

【2023年度最新】旭川医科大学・医学部前期試験の傾向と対策!

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みなさん、こんにちは!

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今回は旭川医科大学・医学部前期試験の入試対策について紹介していきたいと思います!

目次

1. 旭川医科大学について

2. 共通テストについて

3. 筆記試験について

4. 面接について

5. 逆転合格を可能にする武田塾とは…!?

旭川医科大学について

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 旭川医科大学は医学部医学科と医学部看護学科の2つの科からなる日本最北の医学部です。北海道の地域医療への貢献に重きをおいた大学で、他の医学部と比較しても多い人数がAO入試で入学しています。医学部の中では非常に人気で後期試験では倍率40倍を超えたこともあります。

 昨年度は吉田学長の不適切発言を皮切りに様々な問題が表沙汰になりマスコミを賑わせました。そんなこともあり2020年度は前期試験で7倍、後期試験でも倍率12倍と下がり、なんとしても医学部に行きたい受験生にとってはまたとないチャンスとなっていました。昨年度の入試倍率は前期試験4.5倍と少し下がりましたが、後期試験は27倍と例年並になっていました。

 では、入試対策をどのように行えばいいのか、入試対策について具体的に話していきたいと思います!

共通テスト(旧センター試験)について

 旭川医科大学は医大の中では共通テストの割合が高い大学です。2020年度に入試制度に大きな変更がありましたがそれ以降は2023年度の入試要項でも特に変わりありませんでした。そのため、共通試験で確実に点数を取れることが重要になります。配点としては以下のようになっています。

国語:100点

社会:50点

数学:100点

理科:200点

外国語:100点

合計:550点満点

共通試験は上のような合計550点満点になっています。2次試験は350点満点なので、割合として約60%共通テストの点数で決まることになります。

 科目ごとで見てみると、2次試験のない理科の比率が一番重くなっています。共通テスト形式の選択式の問題が確実に解ければ、記述式で回答ができる必要もありません。2020年度までは後期試験では理科の筆記試験でしたが、それも英語のみの試験に変更されたので理科が苦手な医学部志望の方でもマーク式のみ解けるようにしておけば十分合格圏内に入ることができます。

 昨年度も例年同様、合格者平均の点数としては共通テストの難易度が高かったためか共通テストで75%2次試験で60%ほど全体の得点率が77%となっていました。昨年度は特に共通テストが難しかったので低くなりましたが、例年では共通テストの得点率は80%を超えないと合格圏には入れません。そこで目安としては共通テストで85%、2次試験で65%が取れれば大丈夫だと思います。

筆記試験について

 旭川医大の筆記試験には数学・英語があります。それぞれ配点は150点満点で、合計300点満点になっています。

 医学部としては少し特殊で理科の試験がありません。記述式の理科の試験が苦手な人には打って付けの大学ですね。逆に理科の記述で点が取れる人には向いていないので違う大学を考えた方がいいかもしれません。

数学

 数学に関しては特に変更はなく、例年通りの出題となっていました。全体的に良問が多いと思います。

 数学の問題は主に数Ⅲの内容です。試験時間は120分で大問が4つあり、すべて回答までの計算過程を記述するタイプの問題となっています。数ⅠA、ⅡBをからめつつ、数Ⅲをきちんと理解していないと解けない問題が多いです。頻出としては確率、微分積分、図形の問題はほぼ毎年出ているので過去問を要チェックです!

 基本的に問題を作っている先生は情報の先生1人しかおらず、今年も旭川医大に在籍しているはずなので大きく問題が変わることはないと思います。また、その先生は基本的に回答までのプロセスを大事にするタイプの教授なので解答があっていることよりも、解答までの計算過程がきちんと示されているかが重要になります。そのため白紙で回答を出さないことも重要かなと思います。あくまで大学の授業での話ですが、頑張って考えて解答用紙が埋められているのを見ると点数をあげたくなる、みたいなことを言っていたので頑張って考えた形跡を残すのも重要になっていると思います。

対策

 まず、基礎ができることはもちろんですが、単科の医科大学の特徴として難問が多いことが挙げられます。そこで「やさしい理系数学」という参考書をおすすめします。もちろん基礎がきちんとできてからとくようにしてくださいね!タイトルに反して難問ばかりの参考書ですが、難関大学の過去問から良問が抽出されています。解説をきちんと読み込んで、類似の難問が出題されたときに周りと差をつけることができます。

 このレベルが解ければ十分だと思うので赤本の対策も忘れずに行ってくださいね!

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 あとは、計算力を高めることが必要とされます。問題数が多く、計算量も多いので早く、的確に解くためには計算力が必要不可欠です。そこでオススメする参考書が「合格る計算数学ⅠA・ⅡB」「合格る計算数学Ⅲ」です。これを繰り返すことで計算力を身につけていきましょう!

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英語

 英語では大問が3題出題され、試験時間は90分です。大問1、2が長文読解、3が自由英作文となっており、2020年度から形式と傾向が変化しました。分量や難易度に関しては年度による差はあまりないので過去問での演習が重要になります。

 まず、選択問題がなくなり全てが記述式になりました。例年出題されていた大問2の最後の正誤問題をはじめとし、例年はいくつかの選択問題がありましたが、それら全てが無くなっていました。また、その分問題数が少なくなっていました。

 もう一つ、大きな変化として2021年度の入試問題から統合失調症や乳糖不耐症に関する問題などされました医療に関連する問題が出題されるようになりました。今までは環境問題や物語など医療と全く関係のない問題が出題されていましたが2021年度から2年連続で医療関係の長文が出題されています。そのため医療関係の最低限の単語は知っておく必要が出てきました。

 あとは例年同様ですが読む量も書く量も多いため、速読力が必要となります。難易度としては旧帝大や有名私立大学のものと同等であるため、もし志望校にそちらも考慮しているのであれば旭川医大の過去問に加えてそのあたりの大学の問題も解いてみるといい経験になると思います。

 全体的に参考書の問題に抜擢もされるほどの良問が多いため、特別にひねったような問題が出されることはあまりありません。十分な基礎力と単語力を培って過去問に挑戦しましょう!

対策

 まずは過去問です。もちろん基礎ができてからの話ですが、共通テストが終わったらとりあえず解いてみるというのもいいと思います。

 他にオススメの参考書ついては「やっておきたい700」をおすすめします。これは1題の単語数が700語前後で作られた長文問題集です。旧帝大、有名私立大の良問を集めた問題集です。その大学の赤本を買って解くのもいいですが、全て集めるのは大変なのでこの参考書1冊で済ませるのもいいと思います。

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 また、問題文が長く、語数も多いため速読が必要となります。そこでオススメするのが「速読英熟語」です。この参考書でシャドーイングをすることをおすすめします。シャドーイングとはいわゆる「追い読み」です。これができるようになることでネイティブの人が読むスピードに近づけることができます。また、この参考書により熟語のトレーニングにもなります。

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 最後に自由英作文についてですが、「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」をオススメします。英作文の基本が解説がされているため、自由英作文をやる前によく使う例文や文法などを自分で書けるようにしておきましょう。それができるようになり「自由英作文編」までできるようになれば英作文の対策としては十分であると思います。

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面接について

 面接は今年度から個別面接になります。正直集団面接はグループメンバーにとても左右される内容だったので個人的にはもっと早くこちらにするべきだったと思います。

 点数も2次試験350点満点中50点となっており、以前の試験より運で受かる人は少なくなるのではないかなと思います。

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 内容としてはごく一般的な医学部で聞かれる内容のみであるため、一般常識のある方であれば他大学と同様の入試対策をしておけば十分だと思います。

 面接の内容としては

・志望理由

・医師を目指した理由

・高校生活について(部活など)

・地域医療、遠隔医療について

・SNS社会で気をつけていること

・新型コロナの影響で困ったこと

・最近の気になる話題

等です。札幌医大などでは創設者などの下調べが必要な質問もある様ですが、旭川医大では特にないようなので共通テスト終わりに対策をして、筆記試験が終わってから軽く復習するくらいで大丈夫だと思います。

 基本的に聞かれることは自己評価書に関することと、全受験生共通の質問(部屋ごとに異なる可能性あり)の2パターンだと思われます。配点もそこまで高いわけではないのであまり緊張せず、思ったことを話せるようにしましょう。

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