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部活ガチ勢が現役合格するための勉強法5選!武田塾尼崎校

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はじめに

 

今回のテーマは「部活ガチ勢のための勉強法5選」です。

こちらについて武田塾の清水先生と川野先生が語ってくださいます!

 

この時期は部活も最後の大会に向かっての追い込みでクライマックスが迫っています。

そうはいっても受験生としての追い込みも被っていて部活を頑張っている人こそ今は大変な時期です。

 

清水先生はサッカー部に所属していて、一般的な部活に比べるとそこまでハードなサッカー部ではありませんでしたが、3年生までやっていました。

 

川野先生は最初バスケットボール部で、後からハンドボール部に所属し、そこそこハードな部活だったそうです。

 

部活がハードだろうとそうでなかろうと、受験勉強は部活引退まで待ってはいられません。

そういう人に向けた勉強法を5つ教えます。

1.部活後の勉強に心臓を捧げよ

部活ガチ勢にとって一番大事なのは、ここで心臓を捧げずにしてどこで勝負をかけるのかです。

 

部活が終わって勉強をがんばろうと思っても、帰宅しお腹が空きご飯を食べ、気づいたら寝てしまっている。

寝て起きてもダラダラとゲームをしたりTVを観たりして1日が終わってしまう。

そのような人が多いのではないでしょうか。

まだそれは良い方で、寝て起きたら朝だったなんてことはありませんか。

 

次こそはがんばろう!明日こそはがんばろう!と思っているだけでは同じことの繰り返しになります。

そのようになってしまうのには理由があります。

部活をやり身体が疲れてしまっていると、朝、「今日はがんばるぞ!」と思ってもどんどん身体の疲労に合わせて意思力も弱くなってしまいます。

したがって朝がんばろうと思っていても夜になると「今日はもういいや明日またがんばろう!」との繰り返しになり、気づいたら夏になってしまっているのです。

 

部活を引退しました、そこからの勝負になってしまうのです。

そうなるとやはり残された時間が短いので厳しい勝負になります。

 

「自分は走りたくないのに監督が走れっていうんです!」「オフでも自主練で筋トレをするように言われるのです!」自主的に朝練をしていると監督に「意識高くていいね」と評価が上がるかもしれません。

でもそれをしていると受験生は体力を奪われてしまいます。

ではどうしたらよいでしょう!

これは頑張るしかない!

 

体育会系の部活をやっていれば確かに精神力は鍛えられます。

そのために部活をやっている側面もあるかもしれません。

それが部活引退後に、受験勉強をがんばる精神力に繋がる部分もあります。

しかし引退をしてからでは遅いのです。

だからと言って普段、部活が終わってからは眠いものは眠いのです。

 

ではこの対策として

部活後にたくさん食べ過ぎない

 

これは本当に大事です。

 

筋トレ後とかハードなトレーニングの後は絶対に栄養摂取は不可欠ですが、その場合はタンパク質をメインに摂取しようとします。

炭水化物の摂取も大事なのですが、それが中心になってしまうとタンパク質が不足してしまいます。

 

タンパク質をたくさん取りつつ炭水化物も一定量摂る。ここをいかに調整できるか、これが大事なのです。

 

部活ガチ勢でない人に向けても炭水化物は少し控えた方が良いと言っているくらいなのに、体力的にかなりの疲労があり、さらに炭水化物を多く摂るのは眠気と眠気の掛け算で、心臓を捧げられる訳がありません。

部活で疲れた後に「ご飯おかわりご飯おかわり」とたくさん食べて「お腹いっぱいだ。おやすみなさい!」となってしまうのです。

 

全然関係ないのですが野球部とラグビー部は白米を食べ過ぎだと思うくらい食べていますが、それだけハードなトレーニングをしているので普通の人に比べてたくさん食べても良いと思うのです。

消費もすごいですから山盛り2杯くらいは仕方ないです。 4〜5杯食べてあまりにもお腹が食べ過ぎて動けなくなるぐらいは流石に一旦抑えましょう。

ここで伝えたいのは後で食べても大丈夫なので、勉強前のご飯を抑えようということです。

 

 

 

部活

 ↓

ごはん① ⇒タンパク質を中心に最低限の炭水化物を摂る

      おやつくらいにし勉強に繋ぐ食事の仕方をする

 ↓ 

勉強

 ↓

        ごはん② ⇒たくさん食べる       

                                               第2の夕食

 ↓

就寝

勉強をごはんの後にするのはなかなかハードな状況です。

お母さんからすれば「先に食べなさい!」とかになるけれど、食べてしまうと寝てしまいます。

お子さんの受験合格のためにそこはなんとか勉強をしてからごはんというようにしてください。

 

寝る前にそんなに食べたら太ってしまうのではと気にするかもしれませんが、部活でハードワークをしていたら太らないので大丈夫です。

寝る前に食べるのは胃に負担もかかると言われるけれどそこは仕方ないと思うか、食べるものに気を付けるかで対策をしてください。

🔳部活後の食事はバランスやタイミングに注意して

夜の受験勉強に影響が出ないようにする

そもそもですが家に帰らないでください!

ベッドがある場所に行かないでください!

 

部活が終わって家に帰るのではなく、自習室や家ではないところで勉強をした方が良いです。部活勢ではない人にも言っていますが、部活勢の人にはこれはマストです。

 

自習室とかであれば、どんなに眠くても机の上でウトウトの場合であれば10分〜15分するとあっやばいで目が覚めます。

 

ここでどうしても疲れてしまう、翌日に疲れを引っ張ってしまい朝は身体がしんどいので起きられなくなってしまう人には

「アミノバイタルゴールド」をおすすめします。

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ハードなトレーニングの後のリカバリーアミノ酸が含まれている「アミノバイタルゴールド」を飲むと回復速度が上がると言われています。

 

翌朝の疲労軽減や運動後に飲むとその後も比較的動けることができるので、どうしても疲労が溜まってしまう人におすすめです。

 

またカフェイン耐性があまりない人には夜眠れなくなってしまうかもしれませんが、そこまででもない人にはカフェインに頼るというのもありだと思います。

 

清水先生の場合は学校の自習室が少し殺伐としていて苦手だったので、部活が終わったらカフェに行って勉強をするというのがルーティンになっていました。

 

部活後はどうしてもカフェインに頼るということも出てしまうと思います。

眠れなくなるのではと心配する人がいるかもしれませんが、ハードなトレーニングをしているので眠れなくなってしまうことはないです。

疲れすぎているとエナジードリンクをごくごくと飲んだ直後から寝るということが普通にあるくらいです。

 

したがって眠くならない対策が何よりも最重要です

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2.やることを絞る

 

部活をしていると勉強をする時間があまり取れないと思うので、理想的には今の時期の高3生の場合は

  • 国公立希望の人の場合 : 英数はある程度時間を取らざるを得ない
  • 理系希望の人の場合 : 理科をそろそろやりたい時期
  • 文系希望の人の場合 : 社会もそろそろの時期

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【国公立志望必見】大学合格までの一年スケジュールを徹底解説

しっかり身に付けるための勉強をするには、あれこれ手広くしてしまうと、身に付けるのは難しいと思います。

その場合は絞ってやるとうまくいきやすいと思います。

(例)部活後2時間しか時間が取れない場合

2時間で4科目を回す

国語   数学   社会   英語

30分   30分   30分   30分

少しずつ解いていても成長を感じにくく、どの科目も中途半端な進みになってしまいます。

したがって

 

・2科目に絞り集中的にやる

・1科目に絞りその科目を思い切りやる

 

という戦略もありだと思います。

 

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【必見】誰でも時間を忘れて勉強に超集中する方法

その辺りを考えながらシンプルに最優先の科目からやっていって欲しいです。

 

  • 英語の場合は単語・文法だけに絞る
  • 数学も1週間あればこれくらいは仕上げられる量を見極めて問題集を絞る

 

というようなやり方をしていかないと忙しい中でなんとか時間をみつけてやっているのに、実は蓋を開けてみると時間をかけた分もあまり定着していなかったという悲しいことが起こります。

 

基本的には1科目に最低限1時間はかけられると良いと思います。

2時間の場合は3科目をやったり、同じ科目の中でもいろいろな参考書をやりすぎないように気を付けてください。

逆に時間はないがやったところはしっかり仕上げるということが大事です。

 

仕上がりました!

英単語は引退の段階で完璧です!

そのような状態になると時間をかけた分だけ短くても部活が終わったときのやる気のきっかけにできます。

 

例えば歴史の場合も中途半端に一問一答をペラペラとやり、身になっているのかなっていないのかという状態なのであれば、

知識量を絞った状態で一通りは

『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本 原始・古代』を読みました!

という方が良いです。

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ここまではキャパ的に一旦の成果として短い時間で成せるということを各教科考えます。

それと志望校ごとに優先度を考えながら絞ってやっていきましょう。

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3.スキマ時間を活用しよう

 

スキマ時間を活用することは絶対に外せない条件です。

ありったけのスキマ時間をかき集めていかないと部活生は時間が取れません。

逆転合格のためにはスキマ時間をかき集めないといけません。

 

部活で時間がないのですと言いながら、スキマ時間をポイポイ捨ててしまっていませんか。

それは意味がわからないです。

お金がないのですと言いながら「小銭はいらない!俺はお札しか使わない!」と言っているのと同じです。

100円玉見つけたらラッキー!5円玉見つけたらラッキー!

この5円とこの5円を10個集めると50円、これが10個あると500円!そんな感じです。

 

そのくらい本当に今時間がないからこそ細切れの時間を使っていくことが大事です。

塵も積もればでどんどんどんどん大きくなり、大学に合格するかしないかを分けてしまうくらいになります。

1日の中で10分を6個かき集められないかということです。

 

いろいろな場面から時間をかき集めよう

    ・通学時間

    ・学校の授業の合間

    ・昼休み

    ・学校開始から部活が始まるまで

一つ一つのスキマを大事にできるかです。

例えば通学のときに眠いからいいやなどと勉強を怠っていると1日の間にどれだけの時間を無駄にしてしまうのか考えてみてください。

 

内職をせざるを得ない場合は、これはもちろん学校の状況であったり個人の判断に委ねるところではありますが、うまく内職を取り入れていくこともやむを得ない戦略になってくると思います。

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【集中できない人へ】授業中の内職で超集中できる方法を徹底解説

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4.定期テスト対策期間は全力でやろう

 

部活動といえば定期テスト1週間前2週間前くらいには流石に練習のお休み期間に入ります。

ここでやらずにしていつやるのか!です。

心臓を捧げるタイミングその2です。

 

毎日時間がないないと言いながら、いざ時間を与えられると雑に扱ってしまいませんか。

普段は時間がないからこそ、少し時間ができるとスマホゲームをやってしまったりしていませんか。

部活生は春休みや夏休み冬休みもたいした休みがないどころか、その休み中の方が普段の部活よりも増えたりします。

定期テスト前の方が何日も休みがあったりするので、遊んでしまう感じで1年2年を過ごしてくるとその感覚が3年生になっても残ってしまいます。

 

勉強には習慣化が大切です。

しかし急に与えられてしまうとその時間をどう使えばよいかわからず、気づいたら定期テスト週間をダラダラ過ごして試験を迎えてしまうというパターンが多いです。

 

これを回避する方法としては定期テスト期間に突入する前に、その期間に何をするのか事前の計画に全てがかかっています。

定期テストの対策期間なので定期テスト対策を本来する期間です。

しかし定期テストではそこまでやれば十分かな、これ以上やってもあまり意味がないかなと、ここにこれ以上時間をかけても仕方ないかなというところがあると思います。

そこに受験関係の勉強もいれていくのです。元々進めていたところに少し受験勉強をする時間を回すなど、それぐらい切り詰めてやらないと合格はかなり厳しいです。

メリハリの付け方が大事です。

受験に関係ないような現代文の文章題はさっさと終わらせるのです。

しかし英単語や英文法に関しては、基本的な知識が求められる試験の場合はどっちにしても必要な知識だと思い、そこには力を入れてやります。

 

受験勉強に必要なところは力を入れて勉強をし、定期テスト対策期間はメリハリをつけて勉強をしましょう!

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【差をつける】新高3生は春休みに1日12時間勉強しろ!

定期テスト前の土日は流石にできるでしょう。

定期テスト期間中は午前で学校は終わる所が多いので、その場合午後はできるのではないでしょうか。

そう考えると、1日8時間〜10時間くらい切り詰めて勉強ができると思います。

数少ない機会にハードワークする練習をしておくと、部活が終わった瞬間からハードワークができます。定期テスト期間はハードワークの練習期間と捉えておくと良いと思います。

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5.効率を最大化しよう

効率良く勉強をしようということは、日頃言っていることですが、改めて、部活勢だろうがなかろうが効率は最大化して欲しいです。

なぜ効率化するのか

 

勉強時間が2時間の場合          

⇒追いつくために3倍の効率が必要 

勉強時間が6時間の場合

          

⇒効率を1とする

究極としては、わからない問題を飛ばし一度解説を確認し解き直すなど、そういう効率の良い勉強法を普段たくさん私たちが話していることを意識して欲しいです。

 

無駄な時間を限界まで削れないのか、部活生は特に考えて欲しいです。

 

限られている時間を逆に言えば上手く使うことにより時間をたっぷりある人と同じくらいのペースで進めることができるかもしれません。

 

場合によってはどちらが良いか悪いかではなく、受験勉強が大事なので部活を早めに引退する人もいるでしょう。

 

部活をがんばり受験も成功したいという人もいるでしょう。

それは欲張りかもしれませんが、人生は1回きりなのですから欲張ることも大事です。

部活もがんばりたい

勉強もがんばりたい

ですが部活は辞めたくない

良い大学に行きたい

両立するしかない

 

そうすると効率をあげるしかないのです。

 

実際に部活をやっていて高3生の春や夏までやっていました。現役合格しました。

という人はいるわけですから、みなさんもそうなるためには効率をあげることです。

 

効率をあげること以外で大事なところは「今すぐに勉強を始める!」です。

 

部活引退はまだ先なのでまだいいかなと言っているようではシンプルに負けます。

「日々大変で疲れてしまうので、夏が終わったら本気でがんばります!」という人がいますが、そういう人は夏が終わっても本気を出せないです。

もし夏から頑張った人がいたとしても、もっと早くからやっていれば良かったと思うのです。

今すぐに始める覚悟を持つことが何よりも大事です!

 

効率を最大化しようという話をしましたが

効率化のメリット

・スキマ時間を絞る

・どれくらいの科目数を一時期に仕上げられるか

・勉強の密度が高い1日を定期テスト前に過ごせるのか

時間がないからこそ切迫感を持ち、やらないといけない感が出ることが逆にメリットになります。

 

それを経験すると、いざ部活を引退したときにそのままの効率で時間がシンプルに増えます。そうなるとそこから逆転できるということになるのです。

したがって今の時期に効率化を身に付けて欲しいです。

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さいごに

部活ガチ勢でも現役の合格はできます。

そのためには、部活が忙しい中でも要領よくなることです。

部活を最後まで頑張った人は勉強も頑張れます!

部活ガチ勢はポテンシャルを持っている可能性が高いのです。

だからこそ「今から頑張れ!」ということです。

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