みなさんこんにちは!
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逆転合格専門の大学受験/個別指導/予備校【武田塾秋田校】です。
入試英文法対策の定番参考書といえば、皆さんご存知 NextStage(通称『ネクステ』)ですよね。
この記事を読んでくれている皆さんの中にも、「ネクステ使って勉強してます!」という人は少なくないでしょう。
武田塾においても、ネクステは入試英文法の基礎を固めるための基本参考書として位置付けられており、およそ3ヶ月間で3周するペースで進めていきます。
(※武田塾のルートでは、やる必要のない章もあります。その辺も詳しく知りたいという君はぜひ武田塾の無料受験相談へ!)
さて、せっかくいい参考書を使って勉強していても、そのやり方が間違っていては、なかなか成績は上がりません。そこで今回は、【基本編】と【応用編】の2回に渡って、ネクステを使った学習の進め方を確認していきたいと思います!
【基本編】
①何はともあれ、まずはいったん自力で問題を解いていってみましょう。ここでポイント。解答する際には、ただ何となくで選択肢を選ぶのではなく、間違っていても構わないので、「~~~だから〇番」といった具合に、その選択肢を選んだ根拠を頭の中で(もちろん声に出しても構いませんが…)必ず言語化するようにします。
※上記のプロセスを繰り返していくことで、君の頭の中にインプットされている文法の知識が深まっていき、使える英文法へと進化していくからです。この段階で、自分には根拠を説明するための語彙や知識が明らかに不足していると感じる場合には、いったん『大岩のいちばん初めの英文法 超基礎文法編』を仕上げてから再度ネクステに取り組むことをオススメします。
②答え合わせをしていきます。ネクステの学習における最も肝要なプロセスです。〇×だけつけておしまいにしているという人はさすがにいないと思いますが、今一度ここで答え合わせの際のポイントを確認しておきましょう。
[正解していた場合]
「正解していたからそれでOK」ではありません。必ず右ページの解説を読んで、自分の考えた根拠も合っていたかどうかを確認します。根拠まで含めて合っていた場合、その問題はひとまず完璧。
根拠が間違っていたという場合には、要復習問題に分類しておき、1日の仕上げや復習日の解き直しの際には、正しい根拠にもとづいて正解を選べるように解説をしっかり読み込みましょう。
[不正解だった場合]
正解の選択肢を確認(もちろん選択肢の「番号で」ではなく「単語・語句で」確認すること!)した上で、右ページの解説を読みましょう。ネクステの解説はピンポイントなので、右ページの解説だけで理解するのが難しい場合には、『Forest』や『Evergreen』といった講義用参考書の対応する単元を読み、理解に努めること。1日の仕上げや復習日の解き直しの際には、根拠まで含めて正解できるようにしっかりと復習してください。
③英文全体の日本語訳を確認します。ネクステの場合、左ページ下部に各問題の英文の日本語訳が掲載されています。
※「ネクステは英文法を勉強するための参考書」という頭があるからなのか、自学の際に日本語訳まで確認していないという人、意外に多いです。文法的アプローチだけでは選択肢をひとつには絞れず、最終的には意味的アプローチから正解を導かなければならないという出題もありますので、やはり日本語訳の確認も欠かさずにやっておく必要があります。(文法的アプローチと意味的アプローチについては応用編でも触れていますので、後編もぜひ読んでみてください)
以上がネクステの進め方の基本編になります。
「ネクステやってるのに、文法問題がなかなかできるようになりません」という相談を受けることが少なからずありますが、ほとんどの場合、上記のような丁寧な学習ができていないのが原因です。思い当たる節がある人は、今日からでも早速勉強の仕方を改善してみてください。
とはいえ、実際にやってみるとわかりますが、上記の方法で学習を進めていく場合、特に1周目はかなりの時間がかかるハズです。もしかすると「そこまでやる必要あるの?」と思っている人もいるかも知れません。
しかし考えてみてください。
皆さんは何のためにネクステをやっているのでしょうか?
入試本番で問題が解けるようになるためですよね。
では、入試本番で、今皆さんがネクステで解いている問題と全く同じ問題が出題されると思いますか?
その可能性はほぼゼロであると言っていいでしょう。
では、ネクステの答えだけをただただ暗記していくだけの勉強に意味はありますか?
もちろんありませんよね。だって、入試本番でネクステと全く同じ問題なんか出ないんだから。
では、ネクステをやるのはムダなことなのでしょうか?
もちろん違います。
結局のところ、皆さんがネクステをやる意義は、ネクステという参考書を媒介として入試問題に広く通用する原理・原則を学ぶことにあるわけですよね。
(ネクステをやる時に限らず、受験勉強の際にはこの「原理・原則を学ぶのだ!」という意識を常に持っておくように!)
そう考えると、上記のような勉強が必要不可欠であることも納得してもらえるのではないでしょうか。
はじめのうちは大変かもしれませんが、ひと通りやり終えることができれば、眼前には必ずや新しい地平が広がっているハズです。焦る必要はありません。じっくりと腰を据えて、ネクステの学習を進めていきましょう!
次回予告!
今回の基本編で紹介した勉強法をコツコツと実践していくことができれば、ある一定以上のレベルに到達するのはもはや時間の問題と言っても過言ではありません。が、それでもなお「模試になるとまだどうしても解けない時があります…」「どうしても8割の壁を越えられません…」といった悩みを抱えている受験生が少なくないのもまた事実。【応用編】では、基本編の内容からさらに歩を進め、「英文法問題に関してはほぼすべらない」という英文法マスターの領域を目指します!
https://youtu.be/Xs1pJvuQ3Eg
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