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【受験勉強】効果的な時間の使い方を実践してみよう

みなさんこんにちは。

武田塾明石校です。

いよいよ、共通テストまで約三か月となりました!

あなたは一日にどのくらい勉強をしているでしょうか?

また、その勉強で何が出来るようになりましたか?

二つ目の質問に答えるのが難しい人は、自分の勉強の「質」について考えてみましょう。例えば、シス単を二時間勉強したとします。ただし、覚えた単語が一握りなのであれば、その二時間は効率良く勉強出来ていたと言えるのかということです。

そこで、今回は私が知る勉強法の中から「ポモドーロテクニック」と呼ばれるものを紹介したいと思います。

いわば、勉強においての効果的な時間の使い方についてです。 

勉強に集中できる時間

ところで、みなさんは勉強するとき何時間なら集中して取り組むことができますか?

1,2時間なら集中できるという人は割といると思うのですが、この勉強時間は受験生にとっては到底足りないものだと思います。一方で、一日8~10時間くらい勉強しようとして、その時間中ずっと集中力を持続させることができる人はほとんどいないと思います。

そこで効果を発揮するのが、ポモドーロテクニックです。

簡潔に説明すると、「25~30分の集中」と「3~5分の休憩」を繰り返すというものです。これは、あなたがやろうとしているタスクを短時間で最大効率的に、そしてやる気を持続させながらこなすためのテクニックです。 高校生のみなさんにはまだ聞きなれない話題かもしれませんが、大学生や大学院生、社会人の間で日常の勉強や重要なタスクをこなすときに、これを実践しているという人は結構居ます。  

ではどのように実践すれば?

では、ここからポモドーロテクニックを実践する上での注意点、ポイントを大きく分けて3つ述べていきます。

【一つ目!この25~30分の間には、どんな用事や用件が割り込もうとも、原則として、必ず一つのタスクに集中すること】

あなたの集中を最大限に引き出し、尚且つその集中力を鍛えるためです。ただし、急用や体調不良などやむを得ない状況は自分できちんと判断してください。

【二つ目!タイマーが鳴ったら必ずそのタスクは中断すること】

単純に「キリがいいところまで」と考える人が多いと思いますが、このテクニック中ではむしろ逆です。キリが悪いところでタスクを中断することによって、早く続きがやりたいという焦りの感情を作り出し、やる気が持続するというトリックがあります。

【三つ目!この3~5分の間には基本的に他のタスクはやらないこと】

というのも、この3~5分の間にも人間は無意識のうちにそのタスクのことを考えています。作業中に浮かんでこなかったアイデアがふと浮かんできたりすることもあります。 他のことやってしまうと、ポモドーロテクニックの効力が半減してしまいます。具体的に何をやれば良いかと言うと、例えば、トイレ休憩、軽食を食べる、散歩などタスクと一切関係のない適度な休憩が望ましいでしょう。

実践すると分かること

この3つのポイントを守りながらこのポモドーロテクニックを実践してみると、今までよりもタスクを達成する際の効率を格段に飛躍させ、作業に要する時間を短縮することが出来ます!

また、勉強する上で重要なのは、「かける時間(量)」より「生産性(質)」だということに気が付くことができるでしょう。

自分で勉強の計画を立てる際に気を付けて欲しいことは、勉強の量と質についてしっかり考えることです。自分が立てた計画は無謀なものではありませんか?その逆もまたしかりです。勉強のノルマが異常であったり、逆に、気が付いたら簡単な問題を繰り返し解いているだけになっている人も要注意です。

学習計画

時間を効果的に使うためには予め計画を立てておくことが必須です。この計画についても自分は大丈夫なのか見直してみてくださいね。

しっかり計画を立てていても、勉強のノルマが異常であると、そのノルマ(量)を達成することに必死になり、結果身につく知識(質)がそれに見合ってきません。いわゆる解いただけで終わらせているケース(=やっただけで満足)の状態です。確かに、自分の立てた計画はクリアはしていますが、そのやり方で本番で使える力が身についたといえるでしょうか。解き終わった参考書の内容はしっかり網羅できましたか?いつの間にか、先に進むことだけが目標に変わっていませんか?また、無理のしすぎは直接的な勉強疲れや、勉強へのモチベーション低下の原因となります。無理をしすぎず、あくまでも継続的な勉強をしていくことが理想です。

逆に、簡単な問題を繰り返し解いているだけになっていると、機械作業のようになり、それ以上の大きな向上は見込めません。刺激や達成感が感じられず、こちらもまた勉強へのモチベーション低下につながります。もちろん、基礎を固める事は最重要項目ですし、演習の繰り返しも大事ですが、ある程度自信がついたら先に進みましょう。しかし、難しい問題になってくると、正答率が下がってきたり解くのにも時間がかかってきます。なかなか気が進まない気持ちも分かります。しかし、その場にとどまっていては「志望校合格」という大きな目標に向かって勉強をしている意味がありません。少しずつでもいいので先に進みましょう。

勉強は量より質!

今まで幾度となくお伝えしてきたことですが...

武田塾の勉強のやり方の1つに「量より質」というものがあります。誰でもイメージは簡単にできると思うのですが、ここで具体的に説明していきます。

簡単に言えば、10問中7問を理解したことよりも、5問中5問全部を完全に理解した方が良いとする考え方です。武田塾では、毎週行われる確認テストの合格ラインを8割で設定しています。不合格となると、翌週も同じ範囲の再復習となり、先に進むことはできません。仮に8割で合格したとしても、2割は落としたことになりますよね。この落とした2割が入試に出題されることを想定すると危険です。再復習をし、更なる質の向上に努めるべきです!例えば、シス単から1-400の範囲の宿題が出ていたとします。確認テストは100問なので、80点ということは、単純に20×4、つまり80個も覚えられていない単語があるかもしれないということになります。

最後に

受験勉強は時間も体力も多く消費するものです。

特に、高校に入った瞬間から受験を意識して動いている人や、既卒生などは1年、2年と集中力やモチベーションを維持しなければならないため、非常に過酷です。

誰でも自分のやりやすいやり方というものがありますが、同様に、何事にも正しいやり方・効率的なやり方が存在します。自己流の勉強で中々結果が出ない人は、今が改善するタイミングかもしれませんよ!

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