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【国公立志望】合格に向けて今からどう勉強していくか

みなさんこんにちは。

武田塾明石校です。

次の共通テストまでのカウントダウンは着々と進んでいますが...

新受験生の人達はどのような心境でしょうか。

既に焦りを感じている人は居ませんか?

今回は、特に国公立志望の人に向けて合格に向けてどう勉強していくかについてお話したいと思います。

まだ間に合う?

今から受験までの残された時間について「まだまだ時間はある」「もう時間がない」と人によって感じ方が違ってくるのは当然です。本人の偏差値や、やる気、志望大のレベルによってケースバイケースではありますが、講師陣としては「まだ時間はある」と言いたいところです。

国公立志望の人、まず共通テストの勉強の進捗具合はいかがですか?

私大専願生の共通テスト利用の場合、結果が振るわなかったときは最悪見送って一般入試にかけることが出来ます。一方で、国公立志望の人は共通テストの得点率で確実に志望大学出願のボーダーラインを突破しなければいけません。

これからどう勉強していくか

共通テスト

自分の志望大学のボーダーラインは確認しましたか?同じ大学であっても学部ごとに大きく差が出る場合があります。安全圏はどのあたりなのかをしっかり確認しておいてください。

後はその安全圏を目指して勉強します。各科目の学習方法については触れませんが、自分の苦手科目の克服ないし、全科目の底上げが必要になってきます。

学習優先順位(参考)

英語>数学>国語・理科>社会

英語は理系でも文系でもまず避けられません。このブログでも幾度となく申し上げてきましたが、英語は伸びを実感するまで時間を要します。早め早めから取り組んでください。数学は種類も多いので一通り網羅するだけでなく「復習」にもかなりの時間が必要です。英語と同様に早めから取り組んでください。また、優先順位が低いからといってその科目の勉強を疎かにして良いというものではありません。社会など取り組めば出来るはずの暗記科目を放置していると、模試で足を引っ張り散々な結果となります。どの科目も、短期間で容易く突破出来るものではないということを頭に入れておいてください。

過去問を解いてみよう

志望大が明確に、あるいはある程度決まっている人は、是非その大学の過去問を解いてみてください。「まだ解ける自信がない」という人が大多数だと思います。また、「過去問は直前にやるもんじゃないの?」と思っていませんか?

次の二点について考えてみてください。

・直前に過去問を解いた場合、できなかった単元を克服するのに時間は足りるか。
・予想以上にレベルが高かった場合、本番までに間に合わせることができるか。

このような想定外を考えた時の対応のためにも、早めに過去問を手に付けた方が良いことがわかります。
実際に解いても、恐らく今は合格点に届かないでしょう。
そのことは気にする必要はありません。何よりも出題傾向と難易度を把握することが大事です!

落ち込むのではなく、逆に志望先のレベルの高さに早くから気が付けてよかったくらいに思ってください。この際、落ち込む気持ちは勉強へぶつけましょう!

時間配分について考える

入試において勉強と同じくらい大切なのは、時間配分を意識することです。初めて志望大の過去問や共通テストにチャレンジしてみた人の中には時間の足りなさに焦りを感じた人も多いのではないかと思います。

模試や入試本番ではもちろんのこと、参考書を解いている時も時間にはある程度気を配りましょう。いくら時間をかけても分からない問題については、さらに考え込むよりも、解説をみて納得した方が効率が良いです。大切なのは、初見で(一発で)解けるかどうかではなく、次にその問題に出会ったときに解けるかどうかです。

二年生という今の段階で過去問を解いてみて、全く時間が足りないのはごく当たり前のことです。すぐに慣れるものではありませんが、今からつけていく知識と、演習の繰り返しにより解くスピードは確実に速くなっていきます。また、どの問題から手を付ければ自分にとって一番効率が良いかというテクニックも同時に身についてくるものです。

自分の苦手分野を知る

大学によって入試問題のスタイルは様々で、受験生によって得意不得意な科目・問題も様々です。そこで、自分の行きたいところはどんな問題を出題していて、自分はその中でも何が苦手なのかを知っておきましょう。

例えば英語について言うと、文法や語彙力のようにハイスピードに数さえこなせば力が追い付いてくるものと、リスニングや長文読解のように長い期間を費やさないと中々伸びが実感できないものがあります。後者に関しては早め早めの対策が必須です。差し迫った試験を前に苦手科分野を発見してしまうと、対策が追い付かないまま本番なんてことにもなり得ます。得意分野は伸ばして、苦手分野は克服していきましょう!国公立は必要な科目が多いので全体の総合得点を常に意識しましょう。

どこまで伸ばせるか?

「受験まで一年を切っている。今この成績ではもう間に合わないのではないか。」と不安を漏らす受験生も居ます。

決してそんなことはありません。武田塾では、三年生の秋から冬に駆け込むように入塾する生徒さんも多いです。公募に落ちた、推薦が貰えなかった、自分だけでの勉強に限界を感じた、など理由はそれぞれ様々です。みんな入塾するのが遅かったかもしれないと不安や焦りを抱えながら勉強していることでしょう。今年もそんな生徒さんの中で実際に合格を勝ち取った人が多々存在し、講師としては、まさにすさまじい集中力と努力の結果だと感じています。更なる高みを目指して後期試験まで頑張っていた人も居ます。

もちろん、受験対策は早ければ早いほど万全で、本人も精神的・時間的に余裕を持つことができるものです。しかし、受験生には、残された時間には関係なく、正しい勉強法努力と根気強さがあれば「志望大合格」は決して不可能なものではないということを頭に入れておいて欲しいと思います。

過去問を解いてみて、「自分は解くのが遅い方なのか」「どんなジャンルの問題が苦手なのか」「何の力が不足しているのか」等を知ることで、「この一年弱、何に力を入れて対策していけば良いか」が見えてきます。必要であれば、遠慮なく講師陣に相談してください。

最後に

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」

これは初代ドイツ帝国宰相オット・フォン・ビスマルクが残した名言です。言い換えれば、「自分の経験に依存しすぎると、成功しないことも多い。他者から経験したことや、他者が積み上げてきたことから学ぶべし。」という助言です。

出来ない自分を変えるチャンスはまだまだはあります。

いつでも相談してください。講師一同全力でサポートさせていただきます!

 

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