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【社会の勉強法】今から始めよう!世界史のオススメ論述対策

こんにちは!

JR京浜東北線埼京線など赤羽駅より徒歩5分、東京メトロ南北線赤羽岩淵駅より徒歩6分自称”日本一賑やかな校舎”最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校講師のOです!

 

さて、今回は世界史のオススメ論述対策、というテーマです!

この記事を開いてくださった皆さんは世界史選択の人が多いと思いますが、皆さんは世界史の勉強、順調ですか?

 

基礎固めがある程度進んできて、模試などの結果に現れてきた人もいると思います。

ただ、志望校に論述問題があって、何をやればいいのかよく分かっていない

また、あまり対策が進んでおらず、論述が頭痛の種になっている人もいるかもしれません。

 

このブログをこれからの学習の参考にしてみてください!

対策が必要なのは?

世界史の入試問題に出てくる「論述」には、大きく分けて2つのタイプがあります。

 

1つは、だいたい30~80字以内くらいが平均の、「小論述」タイプ。

もう1つは200字~500字以内の論述が求められる、「大論述」タイプです(このカッコ内の名前は筆者が考えたものです)。

 

「小論述」タイプは、ものによりますが、基本的には一問一答の延長と考えてよいでしょう。

設問で要求されている語句をできるだけ入れる、というのが重要で、文章としての論理性はそこまで必要ありません。

 

ですが、数百字書かなくてはならない「大論述」では語句だけでなく、文章を通した論理性も求められます!

今回のブログではこの「大論述」の攻略法について考えていきましょう!

世界史論述の書き方

基本的なルールは守ろう

まず論述の書き方として基本的なところからですが、しっかり問題の指示に従うことを忘れないように

 

句読点や数字は1文字とする、という指示があったら、

「あと空いてるマスが一つしかないから、『た。』を1マスに書いてしまおう!」とかは絶対ダメです。

文字数に関しても、例えば100字以内、という指示があったら、少なくとも80字くらいは必要で、90字~100字ぴったりくらいでまとめられればベストです。

あまり少なすぎるとそもそも採点してもらえないことがあるので模試等では注意しましょう。

 

また、問題によっては用語が指定されてあって、その用語を下線を引いて使うように指定されているものもあります。

そういった指示も見落とさないように!

文字数はより重要な情報に割く

「大論述」の文字数は多いですが、設問の要求に従った知識を詰め込んでいるとしばしば文字数が足りなくなることがあります。

論述でよくやってしまいがちなのが、長めの人名や国名を何回も繰り返して、文字数を大幅に食ってしまうことです。

 

「トゥサン=ルべルチュールが……トゥサン=ルベルチュールが運動を指導し……トゥサン=ルベルチュールである……」

残念ながら、受験では何度トゥサン=ルベルチュールを書いても評価されません。

 

やむを得ず繰り返す時は、話の流れで十分伝わるなら役職等に略してもいいでしょう。

 

神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世が……神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世を謝罪させた

神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世が……皇帝を謝罪させた

 

できるだけ本質的な情報に文字数を使うのがポイントです。

問題文を「分解」しよう

問題の指示に従うのは非常に重要だ、という話はしましたが、なにもルールの話にとどまりません。

 

論述問題を解くうえで最も重要なことの一つに、出題者の要求にしっかり応える、ということがあげられると思います。

必ずリード文・問題文にはヒントが隠されており、一語一句に注目する必要があります。

 

例えば、〇〇世紀といった「時間」を表す情報国名・地域名といった「空間」を表す情報は絶対に把握しておく必要があります。

 

また、問題文に例えば「社会的・政治的原因を説明したうえで、〇〇の成果と限界を論じなさい」という文章があったとしたら、

①社会的原因②政治的原因③〇〇の成果④〇〇の限界、全てに答える必要があります。

 

出題者は何をきこうとしているのか?をしっかり整理するのが大事です。

やってはいけないこと

いきなり書きはじめない!

ここからは論述対策をしていく中で気をつけたいことをあげていきます。

 

まず第一に、問題文を見てからいきなり書きはじめてしまうのはNG!!!

特に数百字の「大論述」では無計画に知っていることを書きなぐるだけでは論述といえるものにはなりません。

 

まず始めに、プロットをつくりましょう。論述する上での計画書のようなものです。

先ほど紹介した問題文の「分解」によって論点を整理します。そして、その論点ごとに自分の知っている知識を肉付けしていきます。

あくまで計画書なので、箇条書きや表のような感じで問題用紙の余白に書きます。

 

このプロットをつくって、〇百字埋めるイメージがついたら、いざ書きはじめましょう!

対策を後回しにしすぎない!

論述問題、特に論理性を必要とするような「大論述」を出すのは一部の私大・国公立大学にとどまります。

もちろん、共通テストにはそのような問題は出題されません。

 

だからといって、共通テストが終わってから本格的に論述問題に取り組むのは遅いかな、と思います。

確かに一問一答や教科書を十分にこなしてから論述問題に取り組んだ方が学習効果が高い、という考えも分かるのですが、

最低限の用語学習が終わったら、志望校の論述問題に取り組んでもよいと思います。

それには、いくつかのメリットがあるからです。

早めの対策で論述攻略

「書く」ことで「覚える」

もちろん、最初のうちは過去問の問題文を見ても何からやればいいかさっぱり…となってしまうのは当然です。

 

これは非常に重要なことだと思うのですが、

論述問題の過去問に関しては教科書・参考書をふんだんに使いながら解きましょう。

 

他の教科の問題集で参考書を見ながら解くことはあまりないかもしれませんが、

世界史の論述では自分の持っている参考書の知識を総動員して完成させる、という意識が論述力向上につながります!

 

まずプロットを考える(ここまでは自力でやりたいですね)、その後教科書・資料集といった参考書を広げて必要な情報を調べる。

おそらく、ここまでやっても過去問を解き始めた段階では模範解答には程遠い答案になってしまうと思います。

 

ただ、論述を書くために参考書を調べることで、当該範囲の知識に詳しくなる、という効果もあります。

「見るだけ」「読むだけ」より「書いてみる」ほうが記憶の定着には優れている部分はありますよ。

読み物系参考書を活用しよう

そして、論述問題を解く際に強力な助っ人になってくれるのが読み物系参考書です。

読み物系参考書は、ある出来事・事件に関して、それはどういった原因で起こったのか?どういう結果となったのか?について、

分かりやすく説明してくれる参考書です。教科書より、歴史のストーリーの部分についてより詳しくした参考書だといえます。

 

もちろん用語の勉強と合わせて普段の勉強にも利用するものでもありますが、論述問題を解く際の筋書きに非常に役立ちます!

添削してくれる人を探せ!

そして論述を書き上げたなら、書きっぱなしにしておくのは非常にもったいないです。

 

身近な人や学校の先生で世界史の論述の添削をしてくれる人がいるなら、ぜひ頼んでみましょう。

論述の添削に精通している人に見てもらえば、効果的なアドバイスをもらうこともでき、独りよがりな答案になるのを防ぐことができます。

 

記述模試もぜひ活用してみましょう。

添削はもちろん、時間内でノーヒントで解く、という本番さながらのシチュエーションで臨むことができ、普段の勉強でやっているプロセス(プロット作成→参考書調べ)の内、調べる部分は自分の持っている知識をひねり出すことになり、今の自分の実力がよく分かると思います。

書き切った時の達成感のために…!

ここまで、世界史の論述問題、とくに「大論述」にはどう立ち向かったらよいか、という話をしてきました。

いろいろお伝えしたかった大事なことはありますが、今回一番大事なポイントは、

 

出題者は何をききたいのかをしっかり理解し、それに沿った答案を作成する!

ことに尽きます。

問題文に合った論理の「軸」がしっかりしていれば一定の部分点はもらえます。そこに知識が肉付けされていけば、より完璧な論述に仕上げていけると思います。

 

どんどん書いて書いて、早いうちからの対策で論述への苦手意識をなくしていきましょう!!!

ここまで読んでくださってありがとうございました!

 

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ちなみに、武田塾の紹介を少し…

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