目次
はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。
JR会津若松駅から歩いて15分、武田塾会津若松校です!
今回は「要注意!秋に大量発生する受験の病気」というテーマでお話します。
秋に入り、受験も後半戦に差し掛かって来ました。
そんな今の時期だからこそ、受験生を陥れる病気があります。
本記事を通して、そんな病気になっていないかを確認してほしいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
①ポレポレプラチカ病
一つ目は「ポレポレプラチカ病」になります。
これは、以下の過去の武田塾チャンネルの動画でも紹介したことがあります。
毎年のように流行する病気になります。
言ってしまえば、自分のレベルに適していない参考書を選んでしまうことになります。
実際、『ポレポレ英文読解プロセス50』や『文系数学の良問プラチカ』をやって問題ない人もいます。
しかし、これらの参考書は難しく、MARCHや地方国公立レベルの問題は初見でも解けるといった人のものになります。
早慶や最難関大学を目指す上で、より強化したい場合に使われることが多い参考書です。
『ポレポレ英文読解プロセス50』や『文系数学の良問プラチカ』に限らず、自分のレベルに合っていない参考書に無理に手を出してしまったが故に、進捗が滞ってしまうパターンです。
この結果、本来やらなくてはならない勉強に手が回らなくなることになります。
最短で成績を伸ばすためには、最適な参考書を最適なタイミングで取り組むことが大切になります。
この参考書がいいと言われたとしても、それが今の自分に果たして必要なのか、最適なタイミングなのかはよく考えてほしいと思います。
また、本番までに使いこなせるのかという視点も重要になります。
参考書を単に終わらせるだけであれば、1月の本番ギリギリに終わるかもしれませんが、そこからの参考書を活かして、入試問題に応用できるのかが肝になります。
無理な場合、それまでの勉強の復習や完成度を高めることに集中した方が良いです。
この問題には、単語帳二冊目問題も関係します。
本当に期限内に間に合うのかどうかは考えて取り組んでほしいと思います。
②速読病
二つ目は「速読病」になります。
もちろん、速読そのものは悪いものではありません。
悪いのは速読風であることです。
これは、早く読むことに意識を取られ過ぎてしまい、身になっていないことを意味します。
近年の共通テストでも文量が多いので、速読をした結果、解いた箇所の正答率が低ければ解いた意味がありません。
その場合、前の設問をしっかり読んで解答した方が、点数が取れる可能性が高いです。
そうならないように、普段の勉強のときに、正確かつ素早く読めるようになるかを意識しながら勉強してほしいと思います。
今まで時間が足りず読解出来なかったものを、意識の問題だけで、時間を短縮し正答率を上げることは不可能です。
日々の読解の練習、音読の繰り返しによって速読は初めて成り立ちます。
③浮気病
三つ目は「浮気病」になります。
これは、受験期の不安であれこれ色んな参考書に手を出してしまうことを意味します。
実際、今の時代は各科目の各分野においても、魅力的な参考書がたくさん出ています。
本屋に行き、新しい参考書を買いたいという気持ちも良くあります。
しかしそれを我慢し、今の自分がやるべきもの、これが最適だと思って取り組んでいる参考書を仕上げることに徹してほしいと思います。
やると決めた参考書を最後までやりきることが大切になります。
④過去問病
四つ目は「過去問病」になります。
これは過去問を解きっぱなしにしてしまうことを意味します。
過去問をとにかく多く解くだけで、復習を疎かにしてしまうことを意味します。
過去問は年数に着目する人が多いかもしれません。
しかし、受かる受験生の特徴としては、一回解いたものから得るものが多いことになります。
一回解いた過去問から出てきた課題を課題であると認識することなく、また新しい同じレベルの問題を解くために、また同じ課題が発生することを繰り返すことになります。
その結果、過去問を数年分やったにもかかわらず、浅い過去問演習が出来上がってしまうわけです。
しっかり過去問に向き合った結果、今の自分に何が足りないのかを自己分析し、レベルアップしてから、もう一度過去問に挑むようにしてほしいと思います。
⑤基礎漏れ病
最後五つ目は「基礎漏れ病」になります。
これは、過去問演習等をしている間、言ってしまえば、基礎を勉強していない期間で、基礎の内容を忘れてしまうことになります。
これが結局、受験のスランプに繋がっていきます。
今までの基礎の参考書に戻り、読み直すことによって、正しい考え方を再度身に付け、演習に取り組むことで意外にもスラスラ解けるというのはよくある話になります。
よくある「基礎漏れ病」の例
これは英単語にもよくあてはまるものです。
長文読解をしていると、読解の方に目がいってしまい、単語帳を久しぶりに開くとかなり単語が抜けていることに気が付くのではないでしょうか。
自分の基礎漏れが確認出来れば、すぐに修復作業に移ってほしいと思います。
この時期であるからこそ、今一度基礎を確認することは非常に重要になります。
今回のまとめ
いかがでしょうか。
今回は「要注意!秋に大量発生する受験の病気」というテーマでお話ししました。
秋に訪れる流行りの病としては、
① ポレポレプラチカ行 ② 速読病 ③ 浮気病 ④ 過去問病 ⑤ 基礎漏れ病 |
になります。
もし、どれか一つでも当てはまった場合は今すぐ改善の一手を打つようにしてほしいと思います。
今が人生で一番若い時期になります。
後悔のない選択をし、自分の人生を自分の手で切り拓いていく瞬間を何より楽しんでください。
頑張ってください。応援しています。
最後に武田塾会津若松校では随時無料受験相談を行っています!
受験に関する悩みや勉強法に関する疑問など、ぜひお気軽にご相談ください!
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