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総合型選抜で上位大学に合格する方法【武田塾上尾校】

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こんにちは!

武田塾上尾校の新井です。

さて、今回のテーマは【総合型選抜で上位大学に合格する方法】です!

ここ数年で総合型選抜(旧AO入試)の知名度が一気に高まりました。

一般選抜よりも総合型選抜の方が倍率が低く、入りやすい大学も出てきています。

「えー!?それなら一般の勉強なんかしないで、最初から総合型だけ狙えばいいじゃん!」

・・・と考える人もいるようですが、話はそう単純ではありません。

確かに、総合型選抜で簡単に合格できる大学もありますが、ほとんど下位の大学ばかりです。

MARCH以上の私立上位大学や、国公立大学の総合型選抜は簡単ではありません。

そこで、今日は【総合型選抜で上位大学に合格する方法】を詳しくお伝えしたいと思います!

また、総合型選抜を志望する際の注意点についてもお伝えしたいと思っています。

自己推薦、公募推薦を志望する場合も基本的な考え方は同じなので、参考になるかと思います。

ぜひ最後まで読んでみてください!

総合型選抜は"オーディション入試"

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総合型選抜を一言で説明するなら"オーディション"です。

あなたが俳優やモデルになったとして、この役にふさわしいのは自分だということを、あの手この手で審査員たちにアピールする、これが総合型選抜です。

重要なのは、提出書類にしろ、小論文にしろ、面接にしろ、全てがアピールになっていなければ意味がないということです。

例えば面接で「高校時代に頑張ったこと」を聞かれたとします。

そこで、ただ「野球部の練習を頑張りました」「吹奏楽部で部長を務めました」「生徒会活動を頑張りました」と伝えるだけではアピールになっていません。

その質問からは「あなたはその活動の中でどのような役割を担い、どんな風に貢献したのか」「その経験を入学したらどう活かすのか」という個性(オリジナリティ)が問われているわけです。

仮にそう聞かれなかったとしても、先回りしてそのように答えなければならないのです。

そのことを理解しておらず、聞かれたことだけをストレートに答えてしまっている受験生が非常に多いと感じています。

もう一度言いますが、総合型選抜は「オーディション」です。

高校入試の形だけの面接とは意味合いが全く異なり、合格者を選抜する場なのです。

グループディスカッションにしても、プレゼンテーションにしても、他の受験生よりも自分が合格者にふさわしいことを猛烈にアピールする場です。

オーディションで自分を全くアピールしなかったら、落とされるに決まっていますよね?

まずはこのことをしっかり頭に入れておいてください。

アピール材料は"探す"よりも"作る"

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出願書類や面接において最も重要なのは、「志望動機」「自己PR」「高校時代に頑張ったこと」などのアピール項目です。

ここで他の受験生と差別化することができれば、評価は高くなるでしょう。

ただ、実際にはこれまで何となく学校生活を過ごしてきたという人も多いと思います。

その中から無理やりエピソードをひねり出しても、多くの受験生が同じようなことを書いているので、大したアピールにならないことが多いです。

アピール材料は過去の経験から"探す"のではなく、"作る"という意識を持ってください。

多くの受験生が苦手としているのは、学校外で取り組んできた自主的な活動や、これまでに学んできたことを記述する課題です。

習い事やボランティアのエピソードなどで無難に乗り切ろうとするケースが多いですが、やり方次第でもっと良いエピソードを作ることができるわけです。

例えば経営学部を志望しているのであれば、著名な経営者の講演会に参加する、企業の見学ツアーに参加する、といった取り組みはすぐにできることです。

家族や知り合いに経営者がいるのであれば、直接会って経営の話を聞く機会は得られるはずです。

こうしたエピソードを出願書類に盛り込めば、志望動機として申し分のないものが出来上がるでしょう。

しかし、このようなことさえやらずに出願している受験生は多いのではないでしょうか。

もっとも、単発の経験よりも、長期間に渡って取り組んできたエピソードの方がアピール材料としての評価は高くなることが多いです。

そのため、高1・高2の内から戦略的に準備を進める必要があります。

実際、入試で書くエピソードを作る目的で短期留学したり、夏休みに海外ボランティアに参加している高校生は少なからずいます。

総合型選抜を狙うなら"文化部"がベター

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総合型選抜で上位大学を狙うのであれば、一般には「文化部」をオススメします。

文化部を推奨する理由としては、2つあります。

①志望動機の信頼性が高まる

例えば「宇宙物理学に興味があり、高校時代は天文部で天体運動を研究していました」「将来外資系企業で活躍したいと考えており、英語部でディベート大会にも参加しました」などと書けると、志望動機と過去の経歴が一貫した、信頼性の高いものになりやすいためです。

もし賞などが取れれば大きなアピールになりますし、そうでなくても学問に対して強い興味関心があることをアピールする材料になります。

②長期休みに課外活動に参加しやすい

運動部の場合、休日も練習試合があったり、夏休みも練習があるなど課外活動に参加する時間がない場合が多いはずです。その点、文化部の方が時間的に融通が利く場合が多く、課外活動に参加する時間を得やすいと思います。

もちろん例外もあり、スポーツ系の学部学科を志望する場合は運動部の方が良いと思います。

「大学入試のために、そこまで計算して行動する必要があるんですか?」

そう感じる人もいると思いますが、実際には上位の大学になればなるほど、このように戦略的に高校生活を送っている生徒が多いのは紛れもない事実です。

もちろん人生1回しかない高校生活ですから、大学入試を度外視して好きなように過ごすのも良いと思いますが、将来を考えて計画的に過ごすのも悪くはありません。

アメリカではこのような入試方式が一般的なので、トップ大学を目指す高校生たちはもっと戦略的に準備をしています。

一般入試とは違う意味で、計画と地道な努力が必要になってくるのが総合型選抜なのです。

時間がなければ"本を読む"

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「もう高3で、入試まで時間がありません。アピールできる経験も特にありません・・・」

そういう人には、最終手段として「本を読む」ことを推奨します。

志望する分野に関して長年読まれているベストセラーの本、志望大学の学生が1年次で読むような入門書が良いと思います。

志望分野に関する情報を吸収し、自分なりに興味の持てる内容が見つかれば、それを軸に志望動機と大学で学びたいことを書くことができます。

この時、適当に読んで書くのではなく、問題意識を持って深く読むことが大切です。

大学の先生は、勉強意欲の乏しい、もっと言えば「本を読まない」学生が嫌いです。

さらに、少し本を読んだだけで分かった気になっている「知ったかぶり」の学生も嫌いです。

一方、自分の専門分野に真剣に興味を持っていて、真面目に勉強する意欲と姿勢のある学生は好まれます。

面接で数分も話せば、目の前の子がどの程度の知識を持っているかはすぐに分かります。(私でも分かります)

立派な経歴を持っていても志望分野への興味が感じられない生徒と、目立った経歴がないものの専門分野への興味が強く感じられる生徒では、後者が選ばれる可能性は十分にあると思います。

このように、逆転を狙う人は本を読むことをオススメします。

もちろん、早くから準備する場合でも、志望分野に関する本は読んでおいた方が良いでしょう。

総合型選抜で小論文が課せられる理由

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総合型選抜では小論文が課せられることがよくありますが、なぜ小論文が課されるのでしょうか。

それは、小論文を見れば、その生徒がどの程度の国語力を持っているかが分かるためです。

・問いに対して適切に回答できていない

・正しい日本語になっていない

・言葉の誤用が多い

・主張に対する根拠が甘い

・稚拙な主張になっている

このような小論文を書いてしまうと、上位大学では落とされる可能性が極めて高くなります。

私もこれまで数多くの出願書類や小論文を確認してきましたが、最初の段階では多くの生徒が合格レベルのものになっていません。

それが入試の直前に分かったとしても、短期間ではどうにもならない可能性が高いです。

志望大学の入試に小論文がある場合は、早めに小論文の練習を始めた方が良いと思います。

小論文に関する本はたくさん出ているので、まずは小論文の書き方に関する本から始めてみてはどうでしょうか。

また、上で挙げたように志望分野の本を読むことも小論文対策になります。

総合型選抜"だけ"に絞ることのリスク

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最近、一般選抜での合格を捨てて総合型選抜(公募なども含む)に絞る受験生がちらほら見られます。

上位大学を志望する場合は、総合型選抜だけに絞る作戦は極めてリスクが高いです。

これまで総合型選抜で合格する方法をお伝えしてきましたが、そもそも総合型選抜には明確な採点基準がありません。

小論文がどれだけ書けても、面接で手応えを感じても、大学がNoと言えばNoです。

そして、ここが一番のポイントですが、例えNoであってもその理由は分からないということです。

一般選抜の場合は解答が明確なので、合否の理由を判断することはできますが、総合型選抜の場合は大学の見方次第ということになります。

AとBという二人の生徒が候補者として残った時、Aという生徒の方がたまたま面接官と出身高校が同じという理由で選ばれるかもしれません。

大学生の就職活動の面接がそうであるように、総合型選抜においては、客観的な選考は難しいのです。

その点、一般選抜は客観的なペーパーテストの点数で合否が決まるので、比較的フェアな勝負ということになります。

過去問が豊富にあるので、対策がしやすいこともあります。

毎年、一般選抜の受験勉強を捨てて総合型選抜に絞り、ことごとく不合格になってから武田塾に相談にお越しいただくご家庭が少なからずあります。

残念ながら時間的に手遅れであるケースも多く、浪人するか、ほとんど全入の大学に入学するかの二択になります。

そんなことにならないよう、一般選抜での合格を基本路線として準備し、並行して総合型選抜の準備を進め、合格出来たらラッキーという意識で望む、これが理想的です。

総合型選抜に絞って入試対策を行うのは、極めてリスクが高いことを覚えておいてください。

・・・いかがでしたか?

 

総合型選抜は大学入試の有力な選択肢になってきていますが、合格にはそれなりの事前準備が必要です。

この記事を参考に、準備を進めてみてください。

もちろん、武田塾上尾校でも総合型選抜に対応した指導を行っています!

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