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理系受験生の勝ちパターン【大学受験予備校の武田塾上尾校】

こんにちは!

武田塾上尾校の新井です。

さて、今日のテーマは【理系受験生の勝ちパターン】についてです!

同じ受験でも、理系受験生には文系受験生とは違った難しさがあります。

特に早慶や国公立になると難しさは一段と上がります。

今日は理系受験生の勝ちパターンについて、ポイントを3つお伝えしたいと思います!

①理系科目は先取り学習をするべき

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逆転合格を目指す理系の受験生には、数学や理科については先取り学習を勧めます。

特に公立生の場合、学校のペースに合わせていたら入試に間に合わない可能性が極めて高いです。

数学や理科は、得点が取れるようになるまでに理解→基礎演習→応用演習というステップを踏む必要があります。

特に難関大では応用問題の割合が多くなるので、そこまで絶対に仕上げる必要があります。

高3の秋に全範囲の学習が終わるペースだとすると、それから前に戻って理解→基礎演習→応用演習とやっていては到底入試に間に合いません。

入試で英語・数学・理科2科目を課すような大学(早慶や上位国公立大)になると、さらに厳しくなります。

まだ数学が仕上がっていない、物理が仕上がっていない、ああ英語もマズイ、でも過去問もやらなきゃ・・・と時間に追われて、タイムアップ。

理系受験生の失敗パターンの多くはこれです。

「今授業でやっている範囲さえ危ういのに、先取りなんて」

という声も聞こえてきそうですが、それは逆です!

先取りをしていないから、理解が追いついていかないのです。

そもそも、理系科目を授業だけで理解できる人はほとんほいません。

あらかじめ先取りをしておけば、学校の授業が復習になる&自分のペースで入試対策が進められるというメリットがあります。

数Ⅲのある難関大志望であれば、高2の終わりまでに数Ⅲの基礎演習(『基礎問題精講』レベル)まで仕上がっているとかなり余裕が出てきます。

高3では、理科に多めに時間を振り分けることができます。

これが理系受験生の現役合格、必勝パターンです。

②参考書や問題集ベースで学習するべき

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「理系科目は、誰かに教えてもらわないとできないのでは?」

「理系科目は、授業を受けた方が効率がいいのでは?」

これまでに何度か受けてきた質問です。

私は逆に、理系科目こそ参考書や問題集ベースの自学学習を徹底すべきだと思っています。

理系科目には理解→基礎演習→応用演習という手順がありますが、一方通行ではなく、進んだり戻ったりを繰り返しながら進んでいくイメージです。

基礎演習を通じて理解を深める、応用演習を通じて基礎の重要性を確認する、という側面があるということです。

どんなカリスマ講師の授業でも、このサイクルをショートカットすることは不可能です。

結局、良い参考書や問題集を活用しながら自学自習を通じてマスターしていくのが一番効率が良いと思います。

それから、主体的に学ぶことを面倒くさがって何でもすぐに教えてもらう癖が身についてしまうと、理系科目で一番重要な「読解力」や「思考力」が鈍っていきます。

難関大学の入試問題は、一見して「これだ!」と分かるような典型問題はほとんどありません。

問題設定を複雑にして、本質を理解しているか、どの条件を使うべきか迷わせるような問題ばかりです。

「全て授業で手取り足取り教えてもらう」「分からなかったらすぐ質問」式の勉強法では、こうした問題に対応するための「読解力」や「思考力」が身につきません。

同じ質問するのであっても、自分なりにじっくり考えた上での質問なら得るものも大きいと思います。

理系科目を勉強する上で「分からないこと」に出会うのは当たり前です。

でも「分からないこと」は決して「悪いこと」ではなく「じっくり頭を使って考えるチャンス」です。

入試本番で頼れるものは自分の頭だけです。

参考書や問題集を活用しながら一冊を繰り返して完璧にしていく勉強法が、理系科目でも一番実戦的だと私は確信しています。

③理系こそ英語に力を入れるべき

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理系の受験生の場合、数学や理科に勉強時間を取られて、英語がおろそかになるケースが良く見られます。

しかし、理系の受験生であっても英語は非常に重要な教科です。

なぜなら、英語は得意にしてしまえば安定して得点が見込める教科だからです。

例えば英数理の3教科受験で、数学や理科が大幅に難化し、あまり得点差がつかなかったとします。(意外とよくあることです)

その場合、合否のカギは英語が握ることになります。

英語が得意教科になっていれば、数学や理科が多少足を引っ張ったとしてもカバーできます。

上位理系大学の東京理科大学や芝浦工業大学でさえ、英語の配点は数学や理科と同等です。

理系の場合、英語に苦手意識を持っている受験生が多いので、英語が得意な受験生はかなり有利に戦えます。

特に早慶や難関国公立大学を狙う理系の受験生は、高2までに英語と数学の基礎を固めておき、高3で理科に力を入れるのが王道の勝ちパターンです。

・・・いかがでしたか?

武田塾上尾校は、難関大学を目指す理系の受験生も数多く在籍しています!

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