こんにちは。武田塾逗子校で講師をしています、早稲田大学社会科学部2年の久保田龍ノ介です!
夏になりました。受験の天王山となるだけでなく、オープンキャンパスの時期ですね!みなさん、興味ある学校のオープンキャンパスには参加しましたか?
さまざまな大学がオープンキャンパスを行っていましたが、先日、僕が通う早稲田大学もオープンキャンパスが開催されていました。見に行ったことで「来年から自分もこのキャンパス、早稲田・高田馬場の街でキラキラしたキャンパスライフを過ごしたい!」と思った学生さんも多くいると思います。
ということで今回は、そんな「早稲田に行きたくてたまらない〜!」という早稲田大学志望の受験生に向けて、少し耳寄り情報となる「早稲田の狙い目学部」について話していきます!
意外な学部にも穴場があるので、皆さんぜひ受験校選びの参考にしてみてください!
また、以前のブログの方に、僕が通う早稲田大学社会科学部の過去問の戦略についての記事も書いているので、「社学も興味あるな〜」という方は参考にしてもらえるとありがたいです。
1. 早稲田の狙い目 穴場で有名なこの学部!
まず、最初の学部は、本キャンで一番の穴場学部と言われることが多い
「教育学部」です!
今まで、「早稲田本キャンに挑戦するとしたら教育学部!」と言われるくらいに問題の難易度が易しめだった教育学部。
実際、同日に開催される2教科受験ができる青山学院大学の経済学部とどちらを受けるか悩んだ受験生も多いです。
そんな教育学部ですが、今年、さらに狙い目になる可能性があります。
そう「入試方式の変更」が行われるのです!
これについては実際の数値が出ていますが、とある大学のとある学部が入試方式の変更を実施した際に
なんと…倍率が大暴落したのです。
ここからもわかるように、やはり入試制度を変更した初年度は倍率が落ちがちになり、狙い目になるのです!
入試方式がどのように変わるかということについては、以下のリンクから確認してみてください。
早稲田大学 教育学部HP 入試方式の変更について
従来の方式はそのまま残しますが、共通テストと一般入試を組み合わせる新たな受験方式が加わるのです。
とはいえ、注意すべきなのが、この方式は「5教科7~8科目」で実施される入試傾向です。
倍率は下がるとはいえ、勉強するものの量が増えてしまいます。
ということで、この入試方式は、5教科7科目以上勉強している国公立志望の方や、早稲田大学教育学部を第一志望としている方にはかなりおすすめの試験方式になっています!
2. 早稲田で入試チャンスが2回もある学部!?
次に番外編ということで受験のチャンスを増やすことができる情報を話していきます。
その学部とは…「文学部」です!
言わずと知れた有名学部です!
有名ですが、この学部、姉妹学部があります。
そう…「文化構想学部」です!
「違う学部なのに2回受験のチャンスがあるってどういうこと?」
と思う人も多いと思うので、説明していきます。
まず、この2学部…大学の授業で同じ内容が勉強できます!
というのも、主に1,2年次に授業の履修内容が同じものが履修できるのです!
実際に、僕も当初文学部にもすごく興味があり、文学部のとある授業を履修することを検討していました。
その授業では「死」をテーマとしている授業で、「死」についての文化的作品を研究する授業でした。
他学部の僕は生憎選外となってしまい、履修することがかないませんでしたが、なんとその授業、僕が大好きなアニメ作品、「エヴァンゲリオン」を題材にしていたとか!
次に受験について話をしていきます。
この2学部、なんと「入試方式がほぼ同じ内容」になっています!
つまり、文学部の対策=文化構想学部の対策。
そう、つまり同じ内容を取り扱う早稲田の学部を「二回受験できる」というメリットがあるのです!
ただ、一つだけ注意事項があります。
文学部が2年次から、英米文学や日本文学、西洋史や東洋史をメインテーマとして勉強をしていく学部になっています。
一方で文化構想学部が、メディアやジャーナリズム、地域や世界などさまざまな文化を勉強している学部になっています。
例えばすでにジャーナリズムについて勉強したい、深めたい分野が決まっている方にとっては、文学部だったら多少痛い思いをする可能性があるということです。
こう言った部分も踏まえて、学部選びをしていきましょう。
3. なんとあの名門学部が「ある条件付き」で狙い目!
最後に意外な名門学部にして、狙い目学部でもある、とある学部について紹介したいと思います。
その学部は…なんと「政治経済学部」です!
「嘘?早稲田の政経ときたら看板学部で名門じゃないんですか?」
と思う受験生の皆さん。
まずは下の表をご覧ください!
政治学科 | 倍率 | 経済学科 | 倍率 | 国際政治学科 | 倍率 |
2017 |
7.1 | 2017 | 8.0 | 2017 | 7.5 |
2018 |
6.8 | 2018 | 7.3 | 2018 | 9.5 |
2019 |
6.1 | 2019 | 7.1 | 2019 | 6.0 |
2020 |
6.5 | 2020 | 7.4 | 2020 | 8.5 |
2021 | 2.8 | 2021 | 5.2 | 2021 |
2.8 |
どうですか?2021年度の倍率をみて驚いた方、「わかってるよそんなこと」と思ってる方、それぞれいると思います。
なぜこんなに倍率が下がったのか…それはこの年からの入試方式の変更が一因です。
そう!先程話した教育学部の中で言った「とある学部のとある大学」とはすなわち「早稲田大学政治経済学部」なのです!
政経もこの年の入試方式変更により、共通テストの点数を加味することになりました。問題はその必須の教科の中に
「数学」があったのです…
数学は言わずもがな文系受験生大半の天敵です。
これに追い討ちをかけるように学部の独自試験は「総合問題」という未知数の試験方式になっていたのです。
このような部分から、「対策を取りきれないよ〜」という人もいると思うので、今年も倍率は低水準であると考えられます。
このような点から、数学受験者にとっては早慶だとは思えないほどの「穴場学部」として狙い目になるのです!
(先程説明した教育学部も、2021年度の政治経済学部倍率暴落から、2023年度は倍率が急降下することが考えられるのです。)
4. まとめ
今回は、僕が通う早稲田大学の狙い目学部についてまとめてきました。
狙い目とは言いつつも、結局はしっかりとした学部についてのリサーチ・自分の努力は本当に欠かせないものとなっております。
大事なのは入試は自分自身で全力で考え、行動していくことです。
なので、しっかりと入試に向けて自分ができることを淡々と進めて、受験計画を練っていきましょう!
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