こんにちは、武田塾逗子校です。
2月後半からは、かなり暖かくなるみたいです!
よかったです!
3月から、武田塾は新学年を迎えます。
高校2年生はいよいよ受験までのラストイヤー、自分の目標に向かって突っ走ってほしいです(^^)/
さて、本日は「間違った勉強法」について紹介。
いつもと違う趣向でお話をしていきたいと思います。
間違った勉強法① なんでも丸暗記!
大前提として、勉強は基本的に暗記に基づいています。
そんなことを話すと、タイトルと矛盾してしまうかもしれません(^^;
現に、武田塾で推奨している勉強は、「全部しっかり暗記しよう!」なので。
ですが、あくまでも「丸暗記がダメ!」ということなので、そのように理解してほしいなと思います。
具体的な例をいくつか紹介したいと思いますので、参考にしてください。
英文法の問題集
英文法の問題集でありがちなこと、それは「問題番号だけを覚えてしまう」ということです。
たとえば、次のような問題を考えてみましょう。
If I had been told so then, I ( ) happier now. (Next Stageより)
()内に入る選択肢は何か?
①would be ②will be ③am ④have been
苦手意識が強い人の多い、「仮定法」の問題です。
正解の選択肢は、①would be になります。
大事なのは、「この問題の類題や初見問題を解けるようにするために何を覚えるべきか」ということです。
このまま引用される定期試験などの場合、番号だけで覚えてしまいがちになります。
「①が答えだから~」みたいな勉強になっていると、キケンです!
ちなみに、この問題のゴールはこんな感じです。
・If節の中身が過去完了形の形になっているから、仮定法だと思われる
・主節(カンマ以下の文章)では、"now"という表現が存在する
・仮定法の中でも、「過去にあったことを仮定し、現実の事実と違うことを言おうとしている」形
・以上の理由から、①が最もふさわしい。
・②は未来形だから×、③は現在形だから×、④は現在完了形だから×
これらの内容を「自分の言葉」で構わないので、誰かに説明できるようになっていれば、完璧です(^^)/
何か要素が不足していたり、曖昧だったりすると、それは基礎がまだ十分じゃない可能性があります。
詳しい勉強のやり方については、下のリンクをチェックしましょう↓
現代文や英語長文など
次に、よくあるのが現代文や英語長文についてです。
実際に武田塾に通っている生徒さんの中にもよくあることなのですが、
英文法と同じように答えの番号を暗記してしまいます。
これは、間違った勉強法です。というか、間違った覚え方です。
では、何を暗記すればいいのか?
それは、「問題の解答のプロセス」を暗記することです。
具体的に言うと、
「この問題はどうやって解くのか?」「何が手掛かりになっているのか?」
その根拠の探し方を勉強します。
「AだからB」という文章があって、Bの部分に傍線部が引かれていたとします。
そして、「Bはなぜか?」という設問であれば、答えはAになります。
これは一例で、他の設問についても、解き方や考え方はあります。
それを知らないまま、現代文や長文の復習をしている人が非常に多いです。
【参考】現代文苦手な人向け
数学の問題の解き方
最後に数学の問題の解き方について、紹介します。
よくあるのが「数字まで丸暗記してしまう」という覚え方です。
このやり方では、絶対に初見問題は解けません。
問題集の問題をそのまま出す、といったかなり易しめの定期試験でないと、太刀打ちはできないでしょう。
数学で覚えるべきこと
①公式、その使い方 ※時間がある人は公式の成り立ちも説明できるように暗記
②問題の解き方、ただし数字丸覚えではなく「誰かに説明して納得してもらえるように」暗記
この2点をしっかり意識しましょう。
詳細は以下のブログをチェック。
間違った勉強法② 手を動かさない、見ているだけ勉強
このセクションで僕が一番言いたいこと、それは、
「手を動かさない、見ているだけ勉強は、勉強のやり方の中で一番時間をロスしている!」
ということです。
例えば、単語の勉強をしているとき、眺めているだけで覚えることができるでしょうか?
もしかしたら、すごく記憶力の良い人ならできるかもしれません。
現に、瞬間記憶能力が発達している人は、この世の中にいます。
ですが、そういった人はごく一部。
単語であれば、書いたり、声に出したり、赤シートで隠したり、そういった「手の動き」が必要不可欠です。
(声に出すのは、手ではなく口ですね・・・)
眺めているだけではできるようになりません。
自転車をこいでいる人を何十人見ても、自分で自転車をこぐことができるようにならないのと同じです。
こういった勉強に陥っていて困っている人は、以前、より詳しくまとめたので、そちらを参考にしてみてください(^^)/
間違った勉強法③ 1回やって満足、復習をしない
では、最後に、こちらはメンタル寄りの話になります。
1回やって勉強ができるようになる、ということはないです。
確かに、その瞬間は覚えることができていますが、人は反復をしないと忘れて行ってしまいます。
有名な話が、エビングハウスの忘却曲線ですね。
適切なタイミングで反復をしていないと、1週間後にはほとんど覚えていないのです。
「1回やれば十分でしょ~」
という感覚を持って勉強している人は、今すぐその考え方を改めましょう!
まとめ 間違った勉強法は何故起こるのか?
定期試験に向けての勉強の結果、そうなってしまう
こういった間違った勉強法は、意図してそうなる、というわけではないと思います。
学校の定期試験に向けた勉強ばかりになってしまっていると、間違った勉強法がいつの間にか身についてしまっています。
特に①②とかはそうだ、と個人的には思います。
今後、どういった進路を選択するのか、そして、どういった受験方式を選択するのか、
皆さんそれぞれの状況で変わると思います。
全てを直すことができるのが理想ですが、まずは自分ができることから一つずつ丁寧に解消していきましょう。
正しい勉強法は?
結論、今日の見出しになっていることと逆のことをやればいいのです!
ぼちぼち例を出して紹介していますので、そちらも参考に取り組んでみてください。
また、参考になる動画についても紹介します(^^)/
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