こんにちは、逗子駅から徒歩4分、武田塾逗子校です!
本日は、「今の時期の模試の復習の仕方」について、お話しします!
つい先日、本校でも年3回の模試のうち、最後の共通テスト形式模試を実施しました。
今まで勉強してきたことが活かせた科目、うまくいかなかった科目、それぞれあるのかなと感じています。
他の受験生の皆さんも、自分が通っている学校だったり塾・予備校だったりで、秋の模試を受験しているはずです。
今の時期、模試を受けて一番多い悩み、それは・・・
「毎週模試があって、何から復習すればいいか分からない」
「模試の復習がたまっている」
この2点で悩んでいる人が多いんじゃないでしょうか!?
秋の模試の効率的な復習の仕方について、これから紹介していこうと思います。
ぜひ、参考にしてもらえれば。第一志望校合格目指して頑張りましょう!
直前期の模試の復習の仕方 全体的な話 -なぜ模試を復習するのか?-
模試の復習の目的を今一度考えよう!
模試を受験し、そして復習する。
この一番の目的は、「自分の現状の実力を把握すること」です。
今の自分の立ち位置、そして問題への対応力について、客観的に把握するようにしましょう。
志望校との差を把握することが怖い、という気持ちも分かります。
ですが、そこに向き合おうとしない限り、志望校の実力に到達することは難しいでしょう。
残り3ヵ月、とにかく勉強に打ち込む覚悟を決めてください。
まずは、「今までの勉強でできた部分を確認する」
私は、模試の後に必ず分析シートを書いてもらっています。
その時によく感じることは、「できなかった部分だけ見ている」ということです。
それは、間違いではありません。
出来なかった部分をできるようにすることが、点数アップのために必要不可欠だからです。
ですが、それと同じくらい大事なことが、「今までの勉強でできた部分の確認」です。
つまり、これまでの勉強の成果です。
前回の模試から今回の模試までの間、どんな勉強をしたのか、振り返ってみてほしいです。
その中で、点数アップにつながった勉強があったはずです。
それをしっかり認識することで、「やるべきこと」がより具体化できるはずです。
出来なかった部分だけ見ていると、どうしてもやることがどんどん出てくるような感じがします。
そして、何から手をつければいいのか、尚更よく分からなくなってしまいがちです。
優先順位の決定
模試のやり直しまで完了したら、最後は「優先順位の決定」です。
模試の解説を見て復習した時に、参考書問題集に立ち戻ったほうが良さそうだと感じた科目はありますか?
つまり、解説を見ただけでは理解できなかった、理解するのに時間がかかった科目です。
そうした科目は、「基礎基本」がまだ十分でない可能性が高いです。
そして、そういった科目が直前期では優先順位を高く持ってきた方が良いケースが多いです。
志望校や、他の科目の偏差値・点数の状況によって、多少優先順位は変わってくると思います。
先生など相談できる人に相談して、優先順位を決定していきましょう。
周りに相談できる人がいない、はっきりと答えてもらえないなど、不安がある人は武田塾の受験相談を活用しましょう!
直前期の対策について、しっかり対応します!
直前期の模試の復習の仕方 模試の形式による違い
受験を想定した模試には大きく分けて3種類あります。
・共通テスト形式模試
・記述型模試
・志望校別対策模試
それぞれの復習の本質は同じですが、各模試の復習の仕方についていくつか伝えたいことがあります。
共通テスト形式模試は、自分の志望校によってすぐに復習するべきか決定する
つまり、
国公立受験や、
私立大学で共通テスト併用方式・共通テスト利用方式を主に考えている受験生は、
受験してからすぐに復習し、課題を洗い出した方がいいです。
一方、私立大学専願で、共通テスト利用もそんなに多く出さないつもりの場合は、
「参考書問題集でやったことのアウトプットがどのくらい出来ているか」
ということを確認する程度にとどめてもいいかと思います。
センターから共通テスト形式に変更になり、問題の出題のされ方が大きく変わりました。
ですので、私立大学専願の人は、
できる限り自分の大学の過去問を解き進めることの方が、自分の合格可能性を上げることができます!
記述型模試の復習は、受験校と傾向が似ていれば積極的に
学校や予備校によっては、自分の受験する大学の受験形式と異なる「記述型模試」を受験するケースもあります。
もちろん、これは「記述できる=問題の本質を理解できている」ということを確認する上で、効果があると言えます。
ですが、直前期になれば、先述した通り、自分の大学の過去問を解き進めるほうが良いケースが多いです。
自分の受験校の傾向を把握し、何が問われるかを知る。
そして、それに合わせて足りない知識を補うために参考書問題集・授業ノートの復習を重ねるほうがいいと思います。
志望校別対策模試は、必ず解けるようになるまで復習してから次に進む
志望校別対策模試は、
たとえば「東大〇〇模試」であれば、東大の傾向をもとに作成される、言わば今年の大学予想問題です。
これは、解けるようになるまで復習して次に進めることをオススメします。
ただし、「捨て問」と言われるような難しい問題まで解けるようになる必要はありません。
そこまでこだわってしまうと、他の科目や共通テスト対策に手が回らなくなってしまいます。
問題の難易度を把握し、復習する問題の取捨選択をしましょう。
また、一度復習した問題も、入試直前期に解き直すことは、一定の効果があると思います。
受験が終わるまでは、大切に残しておきましょう。
直前期の模試の復習の仕方 Q&A集
Q 国公立志望です。副教科の勉強がまだ全然できていません。その科目も復習したほうがいいですか?
今すぐ復習するよりも、その時間を他の科目に当てたほうがいいでしょう。
そして、解き直しは共通テスト1か月前の期間に徹底しましょう。
そうした受験生は、他の主要科目が間に合っていなくて、手が回っていないということが多いです。
まずは、主要科目での点数の取り方を身につけましょう。
そして、副教科の復習は、共通テスト対策の参考書問題集と並行しながら、模試の復習で対策しましょう。
Q MARCH志望です。私立大学専願ですが、滑り止めで共通テスト利用も考えています。その場合、模試の復習はどのくらいやったほうがいいでしょうか?
まず、現段階で共通テストがどのくらい点数を取ることができているか、ということが重要です。
共通テストは、私立大学の問題と比較すると、やっぱり特徴があるな、と感じます。
私立大学の対策⇒共通テストの対策、というように繋がりにくかったりします。
ですので、今、どのくらい共通テストで点数を取れているか、ということが重要です。
MARCH志望であれば、滑り止めは日東駒専クラスで考えると思います。
現段階で、共通テストが6割行っていない場合は、滑り止めの私大の一般選抜の過去問をしっかりやり込んだ方がいいです。
実際問題、共通テスト利用入試で、日東駒専クラスも合計して75%は取らないと、安全とは言えません。
また、共通テスト利用入試は、一般選抜に比べ、定員数が少ないです。
残り2カ月くらい、という時間を考慮すると、
共通テストの復習より私大の過去問の復習を徹底したほうが、全体的に有利に働くように感じます。
(私個人としての考えです、他の先生は違った考えをお持ちの方もいると思いますので、納得がいくほうを参考にしてください)
Q 模試の復習・分析をしましたが、結局自分が何をやればいいのか分かりません。どうしたらいいでしょうか?
そうした場合、自分で考えるばかりだと、もっと視界が狭まり、思考が拡がりません。
ですので、自分の分析したことを誰かに話し、それが「合っているか/間違っているか」を相談しましょう。
これは、できる限り早い方がいいです。
そして、方針と優先順位を決定し、対策を早速始めましょう!
こういった相談も、武田塾の無料受験相談でできます(^^)/
悩んでいる人は、ぜひ活用してください。
直前期の復習の仕方 まとめ
正しい模試の復習の仕方が成績を伸ばす
ポイントは、
・今の自分の正確な立ち位置を知る
・残りの期間でやるべきことを徹底して洗い出す
という2点です。
「もっと勉強しておけばよかった」と思い、それで立ち止まっている人は、今すぐ切り替えましょう。
それは、受験で負けるパターンに入っています。
前を向いている人が、最終的に受験で自分の希望を手にします。
解き直しが終わらなくても、後で使えます
模試の解き直しが間に合わず現状把握だけになったとしても、残しておけば後に復習する時間は作れます。
現役生は、12月中旬からほとんど学校がありません。
その時間をフルに活用することができれば、試験本番までに解き直しができる時間を作ることができます!
後回しにする、ということではありませんが、
復習が間に合っていなくてヤバいと思わず、一旦深呼吸して、今やるべきことをやることに専念しましょう。
自学自習で京都大学に合格した森川が受験相談を担当します!
逗子校では、平日火曜日~土曜日の期間、毎日受験相談を実施しております。
私自身も、参考書問題集を使った自学自習で志望校に合格した経験を持っています。
その経験、そして武田塾が持っている合格のためのノウハウを惜しまず無料受験相談にてお伝えしています。
・勉強する習慣がつかなくて困っている、家で集中が続かず勉強が続かない
・毎日勉強しているのに、思ったように成績が伸びない
・志望校をどのように決めればいいのか分からない
・志望校に合格するために、何から勉強すればいいかを相談したい
・定期試験での点数の取り方を知りたい
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