こんにちは。
逗子駅より徒歩4分、武田塾逗子校です。
いよいよ10月中旬に差し掛かりましたね。そろそろ定期試験の時期でしょうか??
高校1年生の皆さんは、高校1年生の生活がちょうど半分終わったくらいの時期かと思います。
そろそろ学校によっては「文理選択」が始まる時期です。
実際、
「文理選択」どうやって決めればいいの?
というように悩む人がたくさんいます。
今の時代、現在ある仕事はどんどん機械やAIに取って代わっていく時代に変化しつつあります。
今回は「文理選択」について、アドバイスも含めて紹介していきたいと思います。
文理選択が決まらない原因は?
将来やりたいこと、夢や目標が定まっていない
他国と比較されることが多いですが、日本の中高生は将来の夢や目標が定まっていないケースが多いように感じます。
「自分が将来、どんな生活を送りたいのか」
「どんな仕事をしたいのか、どのような形で人の役に立ちたいのか」
そういった将来像がはっきりと描くことができないまま、学生生活を送ります。
そんな中で、「文理決める時期だから、決めてくれ」というように、学校では文理選択が求められます。
はっきりと将来像が見えない中、文理選択を決めるのは難しい要求だと思います。
文系理系分野でできることを知らない
2つ目の理由は、それぞれの分野で何をやっているのか、ということを多くの中高生は知らないからです。
例えば、法学部があります。
法学部といえばどういうイメージでしょうか?
すぐに名前が挙がる職業は弁護士や検事だと思います。ドラマの影響が大きそうですね!
30代以上であれば、木村拓哉さん主演のHERO、今の若い世代だと、堺雅人さん&新垣結衣さんのダブルコンビのリーガル・ハイが有名だと思います。
若干話は反れてしまいましたが、法学部は「法曹関係のお仕事」に直結するというイメージが強いです。
ですが、実際のところ、法学部出身者でロースクールへの進学者は、全体の1割に満たないことが多いです。
明治大学法学部は、2020年度卒業生の卒業進路に関して、
就職が89.2%, 進学が5.8%と公表しています。
大学で法律の勉強をする場であるということは間違いないですが、それをどのように社会に生かすのか。
それは今の時代、とても広い範囲で多様化している、といって過言ではありません。
自分のやりたいことの分野が自分の不得意科目と合致している
例えば、理系分野でやりたいことがあるのに、数学が苦手というケースです。
文系であれば、英語や国語、あるいは社会が苦手というケースが考えられます。
やりたいことは決まっているのに、大学受験という枠だけで考えると不利になってしまう、ということです。
そういう状況だと、
「数学が苦手な自分が理系分野に進んだとしてもやっていけるだろうか」
という不安や悩みで、文理選択を躊躇してしまうことがあります。
こういった悩みを持っている人は、毎年少なからず見かけます。
原因は色々考えられますので、もし悩んでいる人はお近くの武田塾に相談してみることをオススメします。
既に塾・予備校に通っている人でも相談することはできます。
文理選択を自分の好きな科目や嫌いな科目で決めてしまっても大丈夫?
メリット
一番のメリットは、受験において有利に働くことが多い、ということです。
数学が得意な、理系の生徒で考えてみます。
例えば、工学部や理工学部の試験では、数学の配点が大きい試験方式を採用しています。
ですので、数学が得意だから理系という選択を取れば、受験において有利に進めることができる可能性が高いです。
仮に、英語や他の科目で苦手なものがあったとしても、
数学でカバーすることが出来たり、苦手科目に勉強時間を多く取ることができるからです。
逆に、数学が苦手な人が文系を選択する、ということが良くある話だと思います。
嫌いな科目をやらなくて済むようになるので、勉強のモチベーションが上がることがあります。
こうしたように、自分の好きな科目/嫌いな科目で文理選択した場合、
受験勉強のモチベーションが保ちやすいこともまたメリットと言えるでしょう。
特にはっきりとやりたいことが決まっていない状態の受験勉強は、実際大変です。
好きな科目を伸ばせばそれだけ結果がついてくるというビジョンが見えていれば、
勉強のモチベーションも上がりやすくなります。
デメリット
デメリットは2つあると考えています。
1つ目は、「やりたいことが定まらない状態で大学受験を迎えてしまう可能性がある」ということです。
この選択は、積極的理由というよりは消極的理由での選択であることが多いです。
ですので、大学受験が近づき学部を考える際に、同様に消極的理由で判断してしまう、ということがあります。
自分の将来につながる大事な選択ですので、できる限り積極的理由での判断が良いかと思います。
2つ目は、特に文系選択の人に当てはまると思います。
それは「途中での文理変更が難しい」という点です。
勉強を進めていく中で、自分の興味や関心、やりたいことが変わることはよくある話です。
最初に決めたことをずっと変えずに勉強を続けるという人ばかりではありません。
もし、自分が進路を変えたいと思ったとき、文転や理転がよりハードルが高くなってしまいます。
文理選択が決まらない人向けのおすすめの本や参考サイト
大学選びのための職業・進路案内(東進ブックス)
500を超える職業が紹介されています。
それぞれの職業が、どういった学部や学科、あるいはどういった専門学校を経由すればいいのか、
という進路についても掲載してくれています。
将来やりたい職業から学部学科を考えていきたい、という人にオススメしたい書籍です。
有名大学83校のすべてがわかる! 大学図鑑(ダイヤモンド社)
こちらの書籍は、ライトな内容がメインになります。
通っている学生の生活にスポットを当てて紹介している内容が多いため、実際の大学生活をイメージすることができます。
やりたいことが決められず、まずは大学から考えていきたい人にオススメしたい書籍です。
スタディサプリ進路 等 大学受験進路のサイト
→専門学校なども含めて、やりたいことを網羅的に探すことができるサイトです。
→河合塾運営の大学検索システム。
どちらかというと、入試方式や難易度にフォーカスしているので、そういった観点から志望校を探したい人にオススメ。
武田塾チャンネル
武田塾チャンネルでも、やりたいことがなかなか見つからない人に向けての動画を定期的に紹介しています!
【志望校の決め方について】
【清水先生、中森先生の体験談】
【地元VS都会】
文理選択が決まらない人に伝えたいこと まとめ
時間に余裕があるなら情報をたくさん集めよう
インターネットをはじめ、学校のHPやオープンキャンパスなど、
志望校や文理選択を考える機会は、今の時代たくさんあります。
そこでより多くの情報を集めましょう。
親御さんや学校の先生、友人や部活動の先輩など、誰かに相談してみる、ということもまた非常に良い方法だと思います。
どうしてもやりたいことが見つからないときは?
どうしてもやりたいことが見つからない、決めることができない人は、
より高いレベルの大学をまずは目指してみましょう。
レベルの高い大学には、レベルの高い学生が集まります。
その中で自分の考え方を肯定したり、あるいは変えたりする機会が生まれてきます。
また、学部についてですが、特に希望が無い場合、
文系であれば社会学部、理系であれば理工学部もしくは情報系学部がオススメです。
社会学部は、取り組む範囲が多岐に渡ります。
ですので、大学に入ってから自分の興味のあることについて探しやすい学部となっています。
また、理系の方に理工学部や情報学部をオススメするのは、
将来的に社会的なニーズが高い内容を取り組むからです。
今は、AI人材が多く求められています。特に情報学部での勉強は、社会的見地からすれば非常に魅力があると思います。
今回お話ししたことをぜひ参考にしてみてください!
もし、進路のことを相談したい際は、武田塾では無料受験相談においてそういったこともご相談受け付けていますので、近くの校舎にお問い合わせください!
自学自習で京都大学に合格した森川が受験相談を担当します!
逗子校では、平日火曜日~土曜日の期間、毎日受験相談を実施しております。
私自身も、参考書問題集を使った自学自習で志望校に合格した経験を持っています。
その経験、そして武田塾が持っている合格のためのノウハウを惜しまず無料受験相談にてお伝えしています。
・勉強する習慣がつかなくて困っている、家で集中が続かず勉強が続かない
・毎日勉強しているのに、思ったように成績が伸びない
・志望校をどのように決めればいいのか分からない
・志望校に合格するために、何から勉強すればいいかを相談したい
・定期試験での点数の取り方を知りたい
皆様のお悩みをご相談ください。
1回につき、約1時間~1時間半で実施しています。
「武田塾で頑張りたい」と思った方は、是非、志望校合格を目指して一緒に頑張りましょう!
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