こんにちは、逗子駅から徒歩4分、武田塾逗子校の森川です。
今回、大学入試の変更点について、早稲田大学の変更点を取り上げていこうと思います!
ご存じの通り、本年度からセンター試験が廃止され、大学入学共通テストに変更されます。
実は、変更になるのは「大学入学共通テスト」の問題だけではありません!
私立大学の受験方式も変更になっています。
こうした情報は、各大学から発表されていますが、コロナのドタバタで把握できていない人もいるかもしれない。
そう思って今回、ブログにまとめようと思いました!
他主要大学も変更点があるので、それは別の機会に紹介しようと思います!
志望校を早稲田大学に考えている受験生は、必ず読んでほしいと思います!
今年の受験は情報戦!
変更点が多くある2021年度入試。
各大学のHP、パンフレットは必ず確認するようにしましょう!
入試の変更点について
https://www.waseda.jp/inst/admission/
早稲田大学のHPのURLです。
先日、入試の変更点について、YouTube上に動画がアップされました。
そちらで紹介された内容をまとめていきます。
①試験方式が増える
【2020年度入試まで】
・センター利用入試
・一般入試
【2021年度】
・3教科の独自試験で実施する方式(今までの一般入試に最も近い入試方式)
・英語4技能テスト利用する方式
・大学入学共通テストと独自試験を合算して選抜する方式(政治経済学部、スポーツ科学部、国際教養学部)
②一般入試の出願
・web出願時に「主体性、多様性、協働性に関する経験の記入」を必須化
・志望動機書とは別物
・字数は100文字以上500文字以内
・得点化されず、合否判定の判断基準には含まれない
③推薦入試
・AO推薦、自己推薦入試は「総合選抜型」に統合
・総合選抜型では、書類、筆記、面接等で総合的に評価
・指定校推薦では、共通テストの英語、国語、数学ⅠAの受験が必須
※ただし、点数の結果は合否判定に利用されない。受験するのを忘れないことが重要
まとめ
・大学入学共通テストが必要かどうか確認することが最重要事項!
・学部によって採用している形式が異なる、そのため自分が受験したい学部の受験方式を今のうちに必ず確認しよう。
早稲田大学受験のQ&A
最後に、早稲田大学を受験しようと考えている生徒からの質問に答える、ということを想定して、Q&A形式で変更点の整理をしていきます!
Q1 文系学部志望ですが、数学が必要って本当ですか?
A1 ホントです!
例えば、政治経済学部は「大学入学共通テストと独自試験を合算して選抜する方式」で試験を実施します。
大学入学共通テストで必須科目が「英語、国語、数学ⅠA」です。
なので、政治経済学部を受験する場合、数学ⅠAは対策する必要があります。
同じ方式で実施する「国際教養学部」は、共通テストの科目では国語が必須で、もう1科目は数学、社会からの選択になります。
ですので、国際教養学部の場合、数学はマストではありません。
このように「文系学部」といっても、受験方式がさまざまになるのが2021年度入試です。
Q2 早稲田の理工学部に行きたいのですが、受験方式に変更はありますか?
A2 ありません!
現段階では、早稲田大学にある3つの理工学部(創造理工学部、先進理工学部、基幹理工学部)に変更点はありません。
なので、参考書・問題集を仕上げた後、過去問準拠の勉強に進んでいきましょう!
Q3 文系学部のローラー受験は可能ですか?
A3 可能です!ただし、受験科目を要チェックすること。
早稲田大学に絶対に合格したい人が、早稲田大学の色々な学部を受験するという受験のやり方があります。
これまでは全学部同じ科目で受験することができました。
しかし、政治経済学部で共通テストに数学ⅠAがあるため、法学部を同じ科目で受験することができないといったケースが出てきます。
ただ、2021年度に関しては政治経済学部、国際教養学部の2学部だけが特殊で科目や対策が異なることを踏まえると、
それ以外の学部でローラー受験をすることが望ましいと思います。
Q4 大学入学共通テスト利用試験は全学部で利用できますか?
A4 できません!注意です。
今回、商学部、文化構想学部、文学部、そして国際教養学部では従来のセンター試験利用入試にあたる大学入学共通テスト利用入試が廃止されます。
ただし、文学部、文化構想学部は共通テストと併用した受験は可能です。
受験する大学の入試情報を集めよう!
現役生は学校の課題などが多く、今は難しいかもしれません。
定期試験が終わるタイミングや夏休みに入り本格的に演習に入るタイミングでは必ずチェックするようにしましょう!
今後、私立大学を中心に、変更点をまとめたブログを発信していこうと思います!
是非読んでください!