こんにちは!
逗子駅から徒歩4分、武田塾逗子校です!
今回は、勉強法シリーズ、ということで「数学の勉強法」について話していきたいと思います!
数学は、文系理系関わらず、受験において、必要な科目となりつつあります。
例えば、早稲田大学政治経済学部では、2021年度入試より、数学IAが必須となる試験方式に変更になります。
政治経済学部は、ご存じの通り文系の学部です。これまで、英語・国語は必須で、数学と社会は選択制でした。
2021年度入試からは、大学入学共通テストの英語・数学ⅠA・国語の点数を加味した点数で合否を判断します。
時代の最先端を走る早稲田。他の私立大学の文系学部でも数学がマストになることが今後増えてくる可能性がある、と言えます。
数学に苦手意識を持っている人も多くいると思いますが、どうすればできるようになるのかお話ししていきたいと思います。
数学の成績を上げる勉強法は?
数学は、「理解できないとできない」科目だと思っていませんか?
例えば、英語は暗記すればできるようになる科目だけど、数学は暗記をしてもできない、というように思われがちな科目です。
でも、数学も一緒です。暗記からスタートして、数学はできるようになるのです。
数学ができるようになるためには、「できる人と同じやり方ができるようになる」ことがポイントです。
何を暗記すれば、数学ができる人と同じやり方ができるようになるか、お話ししていきます。
数学の成績を上げるコツ 公式の暗記
まずは、公式の暗記です。
これを覚えなければ、数学は解けません。
「何やっているか分からないまま、取り組んでいいの?」と聞かれますが、大丈夫です。
とにかく、目の前にある文字の並びを覚えてください。これが一番速く成績を上げるやり方です。
数学の成績を上げるコツ 基本例題の暗記
次は、基本例題の暗記です。
解き方、つまり、覚えた公式の使い方を次に覚えます。
この時のポイントは、
・最初の一文を暗記すること
・復習しないまま次に進まないこと
です。
そもそも、数学が暗記でできるようになる、と知らない人は「何を覚えればいいの?」と思うはずです。
数学ができるようになるためには、「最初の一文を暗記すること」。これができれば、ほとんどの問題を解くことができます。
実際に例題を解いたとしましょう。
解ける問題と解けない問題が出てくるはずです。
この時、「何やっているか分からないから」という理由で復習をしないまま次へ次へ進んでいくと、成績は伸びません。
何をやっているか分かるようになるのは、もっと数学の勉強が進んでからの話なので、必ず解けなかった問題をすぐに復習しましょう。
復習するとき、問題集に載っている解説を丸写ししてそれを覚えます。
そして、何も見ずにそれを書けるようになるまで練習してから、次に進むことが重要です。
数学の成績を上げるコツ 暗記したことをアウトプット
武田塾では、4日進んで2日復習、というやり方で、1週間の勉強の中に必ず復習をする日を作っています。
覚えてすぐの時は解けるのは当たり前なので、時間を空けてやってみたときに、問題集と同じやり方ができているかどうかをチェックします。
できていればクリア、できなければ、もう一度解説を見て何も見ずにできるようになるまで繰り返す、ということを続けてください。
これまでの勉強では、「何を暗記すればいいか分からない」状態で、数学の問題を解いていませんでしたか?
だまされたと思って、やってみてください!
数学の成績を上げるための参考書・問題集
どんな参考書・問題集を使えばいいか、武田塾のルートにある一部ですが紹介していきたいと思います!
今回紹介するのは、数学の勉強をスタートした時に使うものです。
前提として、中学校レベルの数学や小学校の算数のレベルが不安な人は、そこが分かるようになってから
高校レベルの参考書・問題集に取り組んでください。
①初めから始める数学シリーズ
武田塾の数学の勉強で最初に取り組む、参考書の1つです。
公式を覚えてからすぐに例題に取り掛かるのが不安な人向けです。
数学の基礎について、教科書より詳しく解説をしてくれています。
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文章による解説が非常に充実していて、親切で丁寧な参考書となっています。
②基礎問題精講シリーズ
最近、五訂版が出ました。こちらが、武田塾の数学の勉強を始めるときに使う、問題集です。
先ほど紹介した、初めから始める数学シリーズと併せて使っていきます。
例題解くことに対して抵抗のない人は、取り組んでいきましょう。
内容は、教科書の例題レベルから発展レベルまでの問題を取り扱っています。
全ての問題を記述で解けるようになれば、日大レベルの数学の問題までは網羅することができます。
同時に、ここで覚える内容は、より難しいレベルの問題を解くときの土台になるものばかりです。
③合格る(うかる)計算シリーズ
東京工業大学に通う、逗子校の先生も絶賛していた問題集です!
数学で点数を取るためには、計算力が必要です。
この問題集は、定番問題を集めていて解説も丁寧にされています。
また、特徴的なのが、その構成です。
この問題集は、ジャンルによって区分けされています。
たとえば、「図形」というジャンルで8章(三角関数)~11章(図形と方程式)の4章が連なっています。
9章では平面図形・三角比を扱うといったようにⅠAⅡBという枠で考えていないため、ジャンルごとに頭の中を整理して解くことができます。
数学は、入試問題において、今解いている問題がどのジャンルにあたるのかどうか、ということを判断できる力を持っている人が高得点を出すことができます。
数学の一通りの勉強ができたと思う人は、是非取り組んでみましょう。
まとめ 数学ができない、というのは思い込みだ!
いかがだったでしょうか。ぜひ、ここに書いたことを実際にやってみてください!
数学は、科目の性質上、できないと思ったら、受験科目から切られる可能性が最も高い科目だと思います。
「何やっているか分からない」と思って、数学はできない、と思いこんでいませんか?
脳科学的にも、「できない」と思ってしまったら、できることもできなくなったり、やろうという気持ちも起きなくなります。
やり尽くしたたけど、無理だった、というレベルまではぜひ諦めずチャレンジしてほしいです。
↓このブログに書ききれなかった、数学のより詳しい話はコチラ!!!↓
数学は将来、役に立つ勉強である。
最後に、数学は受験にとどまらず、社会で仕事をするときでも、皆さんの力になってくれる科目である、ということを
話したいと思います。
現在、第4次産業革命の時代になったといわれています。
蒸気機関の誕生、電気の発明、コンピューター・インターネットの登場、そして、今、AI時代が到来しています。
AIの登場により、現在ある仕事の約半数がこの10年でなくなるとも言われています。
それだけAIの影響は強いものだと考えられます。
これから社会で大きく活躍するためには、AIを使いこなすことができる力が必要なのは間違いないでしょう。
一度きりの人生、成功したいですよね。
数学ができれば、選択肢も増えるし、活躍できるチャンスはさらに拡がると思います!
今回のブログは以上です、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!