こんにちは!
逗子駅から歩いて4分、武田塾逗子校です!
今回は、浪人生がどのように勉強すれば合格できるのか、ということについて話をしていこうと思います。
前回のブログの続きになります。
https://www.takeda.tv/zushi/blog/post-153307/
今年度の大学受験の結果はほとんど判明する時期になりましたが、残念ながら満足のいく結果を得ることができなかった、
浪人して自分の行きたい大学に合格したい!
そのために、何をすればいいのか、さっそく紹介していきます!
浪人する人は合格できなかった原因分析からやってみよう!
自分が合格できなかった原因を分析し明らかにすることが、浪人生の勉強で最初にやることです。
「なんで合格することができなかったのか」
「自分には何が足りなかったのか」
こうした気持ちは非常につらいし、忘れたいものだと思います。
第一志望校に合格するためには、「自分は不合格だった」という事実に真正面に向き合いましょう。
不合格になった原因を明らかにし、1年間それを克服するために勉強すれば、合格できます!
合格できなかった原因はいったい何?
現役時代、合格できなかった原因は何なのか。
「合格できなかった原因ってなんだと思う?」と聞いたときに出てくる原因をあげていくので、
当てはまるものを探してみてください。
・基礎ができていない科目があった、または、どの科目も基礎ができていなかった
・解いた問題の復習をやっておらず、そのままにしていた
・勉強をスタートする時期が遅かった
・過去問に取り組む時間が無かった
・試験当日、緊張してミスをしてしまった etc...
では、次に、上で並べた内容を全部「逆の意味」にしてみましょう。
・どの科目も基礎ができている
・解いた問題は必ず復習をしていた
・勉強をスタートする時期が早かった
・過去問に取り組むことのできる時間が十分にあった
・試験当日、緊張せず自信をもって問題に取り組むことができた
失敗は成功のもと、今年やった失敗も来年「逆転」させれば、合格が見えてきます!
もう1点、確認してほしいことがあります。
それは、現役の頃の勉強の仕方が正しかったかどうか、ということです。
現役の頃と同じやり方をしていては、成績は上がりません。断言します。
何を変えるべきか、考えていきましょう。
原因分析をするためのツールは?
では、次に原因分析のために必要なツールを紹介します。
①今まで使った問題集・参考書
「基礎・基本が徹底できているか」
「間違えた問題を理解できないままにしていなかったか」
それを確認します。
「え、また基礎からやるの?」と思った人、要注意ですよ。
参考書・問題集に載っている問題すべて完全解答できない限りは、抜けていると思った方がいいです。
意外と抜けている部分があります。それを見つけて落ち込んでても仕方ないので、きちんと埋め直しましょう。
もちろんですが、受験で使う全科目ですよ!
②センター試験の結果
今は自己採点しかないと思いますが、センター試験の結果は非常に有効なツールです。
センター試験は、「教科書に載っている内容」から出題されています。
つまり、大学受験の基礎・基本ができているかどうか、最も明確にわかるのです。
本番で8割取ることができていなかった科目は、基礎ができていないと考えてください。
国公立大学、早慶上理・MARCHに合格する人は、8割の点数を超えてきます。
自分が間違えた問題を徹底的に洗い出し、どうしてできなかったのか考えてみてください。
やるべき課題が浮き彫りになってきます。解答解説は、予備校がインターネットで公開していることも多いので、どんどん使っちゃいましょう!
ところで、センター試験の点数の開示の希望は出しましたか?
学校の先生から成績通知料金も併せて支払うように、と言われていると思います。
成績通知は、4月16日(木)以降、ご自宅に簡易書留で届くことになります。4月24日までに届かない場合、問い合わせをしたほうがいいです。
自己採点とずれていないかどうか、届いたら確認しましょう。これも来年のためです。
③模試の結果
センターを想定したマーク試験の模試の結果は、わざわざ見返さなくていいです。
センター試験本番の結果で、十分課題を知ることができると思います。
見返してほしいのは、大学別模試も含む、記述模試です。
特に、国公立志望の浪人生は、記述模試の結果を見返してもいいと思います。
記述力を上げるために必要なことが書かれてあるからです。
「何ができていれば解けたのだろう」と考えたときに、
「基礎ができていれば解けた」ということがほとんどであることに気づくと思います。
成績表が返ってきたときは、偏差値や自分の全国での立ち位置が気になってしまって、大事な復習が十分にできていなかった、
という話もよくあります。
客観的に分析して、現役時代の自分の実力と、これからの自分に必要なことを確認してみましょう。
④自分の記憶
忘れないうちに試験の時の自分の様子を思い出しましょう!
本番に緊張しやすいタイプの人は、緊張で、次の年も同じようなミスをしてしまうことがあります。
また、受験勉強に取り組んでいた姿勢も思い出してみてください。
もっと効率よく勉強できた、もっと時間を作ることができた、など、新しい発見が見えてくると思います。
原因が分かった!これからやるべきことは?
分析が終わったら、あとは行動に移すのみです。
①目標・計画を立てる
計画には、「達成したい目標」が必ず存在します。
長期的計画、中期的計画、短期的計画それぞれ考えてみましょう。
長期的計画は、1年間の勉強の指標になるものです。
目標は、もちろん第一志望校合格で、そこから逆算していきます。
中期的計画の目標は、模試の点数など具体的なものを指標にしましょう。
偏差値や順位だと、他の人の成績が絡んでくるので、あまりお勧めはできません。
点数を取った人が勝つ大学受験なので、ぜひ、何点取るか、各科目決めて取り組みましょう。
そして、短期的計画。
中期的計画からさらに逆算して、いつまでにどの参考書を終わらすか決めていきます。
この計画は、細かく設定すればするほど、自分がやるべきことが明確になります。
②必要な参考書・問題集を揃える
自分の持っている参考書・問題集の中に、今やるべきものがないときは、速やかに揃えましょう。
Amazonなどで買える時代です。
③実際に手を動かす
①②ができれば、あとは手を動かしてどんどん頭の中に入れていきましょう。
原因分析して、行動へ。
まとめに入ると、一番大事なことは、「行動すること」です。
計画を立ててもやらなければ、それは空想のままです。
浪人生は時間があるので、自分の可能性をどこまでもどこまでも拡げていくことができます。
1年間諦めず頑張っていきましょう!
最後に、逗子校では、コロナウイルス対策を徹底しつつ、無料受験相談を通常通り行っています!
勉強で悩んでいること、不安なこと、相談しに来てください!