完璧な一冊を作る方法

代々木校・

皆さんこんにちは! 【逆転合格専門】武田塾代々木校です! 

前回、大学受験に求められる数学の「力」をブログで公開したところ、皆さんからの数学の相談が、一気に増えました。

そこで、今回は、もっともっと詳しく完璧な一冊を作る方法というテーマで、紹介します。

勉強の三段階 勉強には3つの段階があると武田塾では考えています。
この考えこそ武田塾の指導理念です。
この「勉強の三段階」についての説明をしていきたいと思います。
授業を受けただけでは意味が無いということがここまででわかってもらえたと思いますが、ならばどうやって完璧な一冊を作り出すかが問題になる。
その方法は「理解・再構築・記憶」という「学習の三段階」というものを理解してもらわなければならない。
偏差値を上げるためには授業だけ、問題を解くだけ、復習をするだけでは足りない。
この三段階全てに配慮した勉強が必要なのである。

ドイツの心理学者であるが発表した「忘却曲線」という言葉をご存知でしょうか。
この忘却曲線とは人間の記憶は時間が経過するにつれて指数関数的に減少していくことを示す「長期記憶の忘却」を意味しています。

また、単に忘却といっても心理学的には
①知識を記憶する時にきちんと覚えこんでいないという「記銘段階での失敗」
②知識自体は覚えているが、うまく思い出すことができない。何らかのきっかけを与えると思い出すことができる「想起段階での失敗」
③知識を思い出すことができない「保持段階での失敗」
の3つが挙げられます。

このような忘却曲線によって説明される「時間と記憶との関係」と、心理学的に分類される「忘却の仕組み」から効果的な学習法とは何かを突き詰めて以下の方法論に至りました。
勉強においてある事象を正確に把握し(理解)、その把握した情報を自分の頭で組み立てて覚えこむ(再構築)
きちんと覚えこんでも時間の経過とともに著しく減少していく記憶を理解した時に近い状態に保つため、想起段階での失敗による忘却(再構築可能な忘却)状態にある知識を何度も何度も復習することで覚えこむ(記憶)
この一連の作業により長期的な記憶が得られると考えています。
このような方法で確実に1冊の参考書を完璧にしていくことで得られる知識こそ本当の学力であると考えます。

次に、3つの段階を具体的な例を用いて説明していきたいと思います。

①理解 学校や予備校の世界史(日本史や政経など他の社会科の教科で考えて構いません)の授業を思い出してみてください。
その授業では、先生が黒板を書きながら、その時代の流れや語句の説明をしてくれると思います。
そしてみなさんはその流れを聞きながら、黒板をノートに写すと思います。
私はこの段階を「理解」の段階、「わかる」段階だと考えています。
しかし、ここでわかったからと言って、成績が上がるかと言うとそうではないと思います。
もし、この授業を聞くだけで成績が上がるのであれば、みなさんは定期テスト前には勉強しなくても平気だったはずです。
授業だけで点数が取れるなら、テスト前に必死で勉強なんかしないと思うのです。
ですから、この「理解」の段階では成績は上がらないと考えて欲しいのです。

②再構築~演習し、組み立てること~ では、どうしたら成績が上がるのかと言うと、そのノートを暗記することだと思います。
ノートに赤ペンを引き、シートで隠し、重要語句や流れを隠されても言えるようにするのです。
×をつけながら全問正解にするのです。そうすれば、ノートを丸暗記した状態になりますから、定期テストや模試は怖くないと思います。
頭にノートが入っていれば相当な偏差値を叩きだせると言うことはみなさんもわかっていただけると思います。
また、これはノートを覚えると言うことだけではなく、問題集を解くことでも代用できます。
習った範囲の穴埋め問題集を全問正解にすれば、ノートを覚えたことと同じ効果がもたらされると思います。
(この方がやりやすいですが、偏差値としてはノートの方が上がるかもしれません。)

このノートや問題集を覚える段階を「演習」の段階、ひとりでやってみる段階、授業内容を組み立てる段階だと考えています。
教師が黒板に書いてある語句の意味がわかっても、テストでなにも見ずに、その語句やその説明、流れを書くことができなければ点数にはなりません。
ですから、この「演習」の段階で、全問正解にすることによって成績は上がるのだと思います。

  • 理解・再構築の詳細説明 まだ、三段階目の説明には入らず、一、二段階目の説明をもう少し詳しくさせてください。

    みなさんに考えていただきたいのは、同じクラスにA君とB君がいたとします。

    A君は授業を大変集中して必死で聞きテスト前は勉強しなかった、B君はまったく授業は聞かなかったがテスト前コピーさせてもらったノートを必死でテスト前に丸暗記したとします。

    どちらの方が定期テストでいい点数を取れるでしょうか?

    私はB君の方がいい点数を取れると思います。

    なぜなら、A君は理解しただけで、その語句を覚えているかわからないからです。

    むしろ、どんなに授業を集中して聞いたとしても、黒板の語句を授業中に頭に叩き込めるほど記憶力のいい方はまずいないと思います。

だからA君はテストで語句や説明が書けないと思うのです。

しかしB君はノートを丸暗記しているので、語句も説明も書けると思うのです。

極端な例えですが。

しかし、B君はテスト前の勉強は大変だったと思います。

なぜなら授業を聞いていないわけですから意味のわからないことが多く、流れや語句説明において丸暗記を強いられ、教科書などで調べながらでないと暗記するのが困難だと思います。

そのため、授業を聞いていない、「理解」していないと、「演習」時に時間がかかるので、苦労してしまうのです。

ですから、ベストな勉強方法は授業をしっかり聞き、その範囲を「理解」した上で「演習」し、自分だけで授業内容を組み立てることができるかを確認し、×をつけながら全問正解にすることだと思います。

ただ1回解いただけでは、覚えることができません。

③記憶~復習し、完全定着させること~三段階目は、「演習」の段階で全問正解にしたことの復習を繰り返して、「完全定着」を図ることです。一度全て解けるように、言えるようにしたとしても、また忘れてしまうので、その復習を欠かせないようにし、その復習のたびに×をつけ、言えなかったものを解き直し、全問正解にすべきです。
学習内容を毎回100%解けるようにすることを繰り返すことによって、記憶の忘却の部分が減少していきます。
ですから、三段階目は「復習」であり、「完全定着」を図る段階であり、入試まで知識をキープしておくための段階だと考えます。

学習した時期からある程度の間隔をあけて知識を完全忘却する前に、つまり想起段階での忘却状態で復習を繰り返し行うことでより強く記憶を定着させることが可能であると言えます。
この段階こそが学習計画表の根幹をなしていて、計画表では最低3回の復習を一定の間隔をあけて行えるように組まれています。また、定着度によっては3回以上の復習も必要となってきます。

  • 実戦、理解・再構築・記憶 数学の問題を10題身につける方法 ここに10題の数学の問題があるとします。
    その問題を身につけるためにはどうしたらいいのかを考え、身に付けるということはどういう過程を踏まなければならないのかを考えてみましょう。

まず習い、理解する。

10題の数学の問題が全く理解できないものであった場合、解答を誰かに解説され、習うと思います。

それは学校や予備校でいう授業であり、「理解」の段階です。

10題理解し、その時点で問題は解けるようになっているでしょうか?

答えはNOです。

授業を聞いただけ、解説されただけ、理解しただけで問題が解けるようになるのであれば、授業にでていた生徒全員が問題を解けるようになり偏差値が伸びることになるし、今まで受けてきた授業で解説された問題が全て今でも解けるようになっているはずです。

しかし、現実はそういったことはなく、10題解説されてその直後に問題を解いてみても、数題間違えることは確実です。

そのため、習った事項をどれだけわかっているかを確認するために、自分でもう一度解くことが重要になります。

自分で解き、再構築する。

習っただけでは解けるようになりません。

つまり習っただけでは身につきません。

そのために「理解」したものを自分で組み立てる段階「再構築」が必要になります。

では、習った問題を解きなおせば身につくのでしょうか?

実はそう単純なものではありません。

再構築するときに気をつけるべきことを下に書いておきます。

再構築し損ねたものに、×をつける。

習った10題を解きなおしたとしましょう。

そこでは解けたものと解けなかったものとにわかれるはずです。

解けたものは再構築に成功したもので、自分でも組み立てられるようになったわけですから、この時点では身に付けたといえます。

しかし、間違えた問題に関しては、まだ身についていないためにもう一度「理解」の段階に戻る必要があります。

つまり、もう一度解答解説や、教えてもらったときのノートなどを見返して、もう一度理解しなおすのです。

では、もう一度理解したら身についたのでしょうか?

これもまた違うのです。

×のついたものをさらに解きなおす。

もう一度答を見たからと言って、解けるようになったとは限りません。

あくまでも「理解」できただけであり、「再構築」できるかはやはりもう一度といてみないとわからないのです。

答を見た直後とはいえ、解きなおすと驚くほどできないことを受験生は気付いてください。

×のついた設問を解き直し、解けなければさらに×をつけ、×がつかなくなるまで、10題を一度は自力で正解する状態に持っていくことが大切なのです。

10題全て正解の状態=全問正解の状態

10題全て正解の状態=全問正解の状態と私たちは呼んでいます。

この状態を作り出すことが非常に重要です。

多くの受験生は習った事項を自力で解ける段階まで持っていけていません。

習った問題が解けないのに、新しく出てくる模試や入試問題が解けるわけが無いのです。

この状況を毎回作り出し、その積み重ねによって一冊を全問正解の状態に持ち込むのです。

すると完璧な一冊が完成します。

一冊まるまる全問正解の状態をキープする=完璧な一冊

ここまでで短い範囲を完璧にするやり方を書きましたが、この作業を繰り返すことによって、完璧な一冊を作り出します。

しかし、ただ繰り返せばいいというわけではありません。

その人の勉強のペース、記憶力、他の教科とのバランスなどを考慮してやらなければ非効率的な学習になってしまい、偏差値は伸びにくくなってしまいます。

完璧な一冊をつくために、武田塾代々木校では、ひとりひとりに効果的な「カリキュラム」を作成し渡しています。

 

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