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【共通テスト】ボーダーはどのくらい変化する?ボーダーライン予想!

こんにちは!JR米子駅から徒歩7分

大学受験予備校・個別指導塾の

武田塾米子校です!!

 

現在米子校は受験生と2者面談の真っ最中です。

共通テストを受験する生徒の多くが気になっていることがあります。

共通テストを利用する場合、ボーダーは今までと比べて、どのくらい下がるのか?ということです。

そこで校舎長の主観がかなり入りますが、今年度の共通テストのボーダーについて紹介をしたいと思います。

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共通テストをおさらい

まずは共通テストについて、さらっとおさらいをしておきたいと思います。

2020年度から新テスト【大学入学共通テスト】に移行することはもう皆さんもご存じであると思います。

【思考力】や判断力を問う問題が多くなっていくということですね。

試行調査の問題でもセンター試験とは一風違った問題が出題されました。

2024年度からが本格導入で、現在まさにドタバタ期。

今後どうなるのかアンテナを張り巡らせておかないといけません。

 

変更点

どの科目も思考力を問われる問題であることに変わりはありません。

その中でも大きく変更があるのは

①英語→点数配分、長文に特化

②数学IA→時間が70分、思考力を問う問題に

③国語→「実用的文章」「複数課題」

でしょうか?

そもそも【思考力を問われる】問題になると、今までと何が変わってくるのでしょうか?

 

英語はどう変わるのか?

各教科の中で最も変化が大きいのが英語ではないでしょうか?

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 リーディングは長文のみ

長文が6題出題になります。

しかも文法などが単独では出ない

「単独では」というのが怖いです、結局要所要所で文法の知識が無いと訳すのがつらいこともあるはずです。

★リーディングは時間との闘い

共通テスト模試を何回か受験した方は感づいたのではないでしょうか?

リーディングは時間に追われます。

そのペースは1分間に120単語程度を読まないとならないペースなのです。

今までのセンター試験は1分80単語程度と言われていましたので、非常に読ませる量が増えたわけですね。

 

リスニングの時間が60分になった。

リスニングが30分から拡大されて60分に。

ただし、単純に問題数が2倍になるわけではなさそうです。

イヤホンの調整などを合わせての60分なので、取り組む時間は今までとあまり変化がありません。

しかし、問題数は4,5問増加すると予想されていますし、英語を母国語としないような方が話し手となることもあるようです。

これは今まで以上に対策が難しそうです。

 

配点は大学によって異なる

リーディング100点、リスニング100点と記載されていますが、結局は大学により配点が異なるようです。

多くの大学はリーディング:リスニングの点数比を3:1とか4:1場合によっては5:1とすることを発表されているようですね。

必ず志望大学の要項をチェックしておくことが大事ですね。

 

数学はどう変わるのか?

数学は記述式がなくなったのですが、

●IAの時間配分が60分→70分

思考力、読解力を問う問題が多くなる

ということが挙げられます。

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今までのセンター試験は解答方針が立ててあり、その穴埋め的な問題が大半でした。

共通テストは解答方針を立てる力が必要になります。

私も何度か模試を解いてみましたが「問題が非常に読みにくい」と感じました。

会話文が多く、不必要な情報もあります。

英語と同様、読み解く解くスピードが必要です。

 

国語はどう変わるのか?

国語は「実用的文章」「複数課題」が導入されるそうです。

いったい何のことでしょう?

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今までのセンター試験のように文章だけの問題ではなく、

・「図表」を使う

・会話文が用いられる

ようです。

複数の文章や資料が提示されるので、情報を多面的・多角的に考える力、取捨選択する力も必要とされるそうです。

ん~!難しい!

 

平均点はどのくらいになるのか?

共通テストはセンター試験よりも平均点が10%くらい低くなるように作られる予定です。

今まで6割くらいの平均点が5割くらいに落ちるということですね。

しかし、全体的に点数が10%くらい落ちるかというとそうではないように思っています。

 

共通テストは基礎力を問われる

共通テストは「思考力」を試されます。

しかし、実際には基礎力あっての思考力。

ですので、とにかく基礎力を試されているわけですね。

つまり、基礎力が身に付いていて、対策がしっかりとれていれば、センター試験を受けても、共通テストを受けても点数が変わらないのではないかと考えられます。

 

難関大に合格できるような受験生は基礎力がしっかりしています。

私の考える限り、難関大や医学科は今までのボーダーとほとんど変化がないのではないでしょうか?

そのかわり、地方国公立や偏差値のあまり高くない私立大学は、センターの時と比べて10%くらい、いや場合によっては10%以上落ちる可能性も出てきます。

教科間の変化

共通テストになって平均点が下がると考えられる教科もあります。

私の見立てでは

・リスニング ・数学IA ・物理

は対策をしっかりしていないと対応できないのではないかと考えています。

平均点の下がりそうな科目です。

逆に生物などは、今までも思考力を試される教科だったので、あまり変化がないのではないかと思います。

 

考える限り…

ボーダーを出すうえで、もう一つ考えないといけないことがあります。

それは「共通テスト初年度」だということです。

今までの経験上「新課程初年度」はセンター試験の難易度がぐっと下がる傾向がありました。

それを考えると10%くらい下がるとは言われていますが、実際は多少簡単に作られる可能性もあります。

 

以上のことを考えたうえで、共通テストを利用する生徒に対して、私はこう指導をしています。

ボーダーが下がらない。(下がっても3%程度)

→難関大・医学科

ボーダーが5%くらい低下

→国公立ブロック大・MARCHレベル

ボーダーが10%くらい低下

→地方国公立・日大レベル

 

当然これはフタを開けてみないとわからないですが、何かの目安になればよいと思います。

武田塾チャンネルでも紹介されていましたのでこちらもどうぞ↓

まとめ

いかがでしたでしょうか?

初めての共通テストですので、日本中がよくわからない状態で動いていますよね笑

手探りにはなりますが、対策本を十分に活用して対策を取っていきましょう!

 

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