こんにちは！ 武田塾横須賀中央校です。
今回はいつもと視点を変えて
就職に強い大学
について考えてみたいと思います。
みなさんは大学を選ぶ際に、どのような基準を持って選ぶでしょうか？
医者・弁護士・教師のような専門職など、将来やりたいことが明確に決まっている人は、その分野に強い大学を選ぶと思います。 一方、将来やりたいことが明確に決まっていない人は、どのように大学を選べばいいのか迷うことでしょう。
就職先として、大手企業を志向する人も多いかと思います。
大手企業に就職するメリットとしては一般的に、収入が高い・社会的地位がある・会社が倒産する心配が少ない・福利厚生が厚い・・・などが挙げられます。 一方でデメリットは、出世競争が激しい・全国転勤の可能性が高い・自由度が低い・大手とはいえ倒産しないとは限らない・・・などがあります。
昨今の政治・経済情勢を考えると、シャープや東芝など、大手と言われた企業でも安泰ではないことが分かります。 さらに、これからの時代、ＡＩやロボット、３Ｄプリンターなどの発達により、今まで優良とされてきた業種でも仕事がなくなるかも知れません。
現在の企業が、１０年後・２０年後も存在しているかは分からないのです。
また、終身雇用制度の見直しなどにより、卒業から定年まで同じ企業で働くのが一般的という概念も消滅するかも知れません。 そのような社会では、自分の身は自分で守る、そして自分が活躍できる場所は自分で勝ち取るしかありません。
そのために必要となるのが、どこに行っても通用する「基礎力」だと思います。
大学は、そのような「基礎力」を身に付ける場だと考えます。
難関大学・有名大学を卒業すれば、やはりそれだけで大きなアドバンテージになると思います。 就職の際に有利になるのはもちろんですが、その後の出世や転職などにも関わってくるはずです。 これも「基礎力」の一部であると思います。
また、難関大学ではなくとも、特定の専門分野に強い大学であれば、その業種での需要は必ずあるはずです。 このような人は、いわゆる「潰しが効く」状態なので、一つの企業にこだわる必要は少ないでしょう。
注意が必要なのは、難関・有名大ではないそこそこの大学に、目的意識を持たずになんとなく入ってしまう場合です。 このような人は、「大学時代に何についてどう頑張ったのか」を他人に説明できるような目的意識を持って大学生活を送ってほしいと思います。
勉強だけに限らず、この分野であれば自信を持てるというものを作ってもらえれば、その後の就職活動などにも困らないはずです。 以上、大学に入ったあとのことも含めて書いてみましたが、少しでも参考になれば幸いです。
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