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共通テスト「英語」の傾向と対策&目標時間、時間配分がカギ!?

こんにちは! 武田塾横須賀中央校です!

10月も半ばを過ぎて、だんだんと不安になってきたことと思います。

その主な原因は……

2021年度不安ランキング第1位「共通テスト」(筆者調べ)

筆者が生徒にヒアリングを行っていった結果、生徒の皆さんが一番心配しているのは「共通テスト」です。今年いきなり始まるし、参考書ないし、二転三転するし、でいいことなし、しかも私立大学もコレで合否を決めるところあるし、の4重苦にお悩みの模様です。

そこで今回はそんなお悩みを解消しようと思います!

 

まずは理系も文系もみんな受けなきゃいけない「英語」から!

共通テスト英語、突破のカギは「時間配分!」&「問題把握」

共通テストになって一番問題が大きく様変わりしたのが英語であることは言うまでもないです。文法やアクセントと言った小問が無くなり、すべて英語長文の鬼畜仕様と化しました。

そのせいで起きた問題が「時間が足りない」問題です。

みんながみんな「終わらない」って言います。

終わった人もギリギリ……みたいな感じになってきちゃってます。

ペーシングの鬼になれ!

コレを解決するのが「時間配分」です!

基本中の基本ですが、皆さん忘れがちなのがコレ、解き終わらない要因を聞いていると、「大問○に時間をかけてしまいました……5、6は時間が無くて……ハイ……」が多い。

ここで逆説的な鉄則ですが「解けない問題はすぐに切ること!」これを約束してください。

分からない問題に時間をかけても仕方がありません、すぐに切って次の問題に移りましょう!(ただ、マーク欄を間違えないように気を付けましょう)

コレで時間を短縮して後半の配点が高い問題に投資する、というのが安定して点数を取るために必要なテクニックになります。

問題を一気に把握して「解ける」問題を逃すな

次に大事なのが「問題の把握」です。

センター試験の時から重要でしたが、特に今年は鬼が出るか蛇が出るかが分からないため、一層重要になりました。

英文を読み始める前に、必ず「何が聞かれているのか」を確かめるために一度問題を見てください(選択肢まで読まなくていいです、先入観に繋がってしまうので)

コレをやってから問題を解き始める、鉄則です。

「解ける」はずの問題を落とすのは極めて馬鹿げています、無駄に時間を取られて後半の問題が解けないのも何とも言えない気持ちになります。

 

コレを踏まえた上で各大問ごとの傾向と対策を抑えましょう(ついでに目標時間も記載しておきます。)

第1問(A,B) 目標時間は10分以下

短文(メモや予定表など)を読んで答える問題です。

Aが2問、Bが3問の計5問、極めて単純な問題で、特筆すべき点もありませんが、それゆえに注意が必要です。

すぐに読んで→解く この流れで目標時間は10分以下を目指してください。最終的には5分ちょいで解けるといいかな、と思います。

第2問(A,B) 目標時間は15分以下

中文(レシピの問題はマスト?とニュース記事+感想のパターンが定番)を読んで答える問題です。

A,Bともに5問ずつの計10問。

新しく入ったレシピの問題に注意が必要です。

特にかかる「時間」を聞かれるタイプの問題はややトリッキーなため、パターンを理解しておくことが肝要です。

ニュース+コメント型の問題も2つの文章の比較、という点もそうですが、それ以上に大事なポイントは「opinion」と「fact」について問われる問題です。多くの受験生がこの違いを理解しないまま共通テスト型の問題を解いていると思うのでここで解説しておきます。

”fact”と”opinion”の違いについて(共通テスト)

fact(事実)

文中で語られていることのうち、一般的に述べられている、正しいと考えられているものをfact(事実)とします。

opinion(意見)

文中で語られていることのうち、一般的な事実ではなく「意見」である方をopinionとして考えます。「私は○○と思う」「私はこう考える」これらはfactではなくopinionになります。

現代は情報化社会であり、情報が氾濫する中でそれらを正しく利活用する能力が求められています(例 トランプ大統領「factは存在しない、すべてはopinionだ」)それを象徴するのがこのfactとopinionの違いですね。正しく情報を見極められるか、という一種の情報リテラシーを試される問題でもあるわけです。

これらを正しく分けて解けるかどうか、ということを考えなければならない、という点で少し難しさがあるかと思います。

第3問(A、B) 目標時間は10分以下

関連性がある2つの中長文が並びます。

Aが2問、Bが3問の計5問です。内1問が2つの文章の関連性から答えを導くタイプの問題です。

そこまで難しい問題ではありませんが「文章の比較」という点では難しさが出てきます。

文章を見比べる上で最重要課題と呼べるのは先ほども申し上げた「問題の把握」だと考えています。

問題で何が問われているのかを先に確認してから文章を読み始めないと、ほぼ100%最後の問題で手間がかかります。

第4問 目標時間は15分以下

こちらも関連性のある中長文が2つ

連なった問題で計5問、双方の文章をよく見ながらの解答が肝要です。

どちらの文章に集中していいか分からなくなってしまうことが多いので、ここも問題を「見」の一手で対応しましょう。大体のパターンでそれぞれの文章につき2問ずつ+両方見なきゃいけない問題が1問、という構成になっています。

第5問 目標時間は15分以下

長文が1文+バイオグラフィー(伝記)的なモノが一つを比較・関連させながら読まないといけないタイプの問題です。

こちらは4問ですが、解答個数が多く、総計で8題となっています。

鬼門となるのは恐らく年表を埋める問題或いは複数個解答させる問題です。

特にこれらの問題は「マークミス」が多発すると予想されます。

幾つもマークしなければならない場合、順番を間違えてしまう人が多くなってくると思います。十分に注意しましょう。

第6問 目標時間が15分以下

関係のない長文が2題

問題は5問です。

コチラはオーソドックスなタイプの長文です、グラフの問題がやや面倒くさく見えますが、そこまで難しくありません。

第4問とかに時間をかけて分からないくらいだったら、こっちを先に解いてしまうほうが確実に点数が取れますし、時間当たりの点数の事を考えてもコスパは抜群です。

恐らくコレで間に合うし、点数も伸びるはず

恐らくこの感じでやれば確実に間に合いますし、間に合わなくても点数は伸びると思います。仮にこの感じで怪しかったら、今度は問題を解く順番を変えてみてください。

いつも時間が無くて解けない問題を始めの方に、時間を浪費してしまう傾向のある問題を後回しに、これだけでも10点は違うと思います。是非実践してみてください。

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