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【講師体験談】実録! 半年で早稲田に受かる勉強法!(後編)

こんにちは! 武田塾横須賀中央校です!

今回は

前回ご好評を頂いた実録半年で早稲田に受かる勉強法、後編です

どうも、前回ご好評いただいたということで、しっかり後編まで執筆が決定しました。

前編を読んでない人はコチラから

いや~講師冥利、WEB担当冥利につきます、Sです。

それでは後編をお楽しみください。

今回も全米が泣いたSFアクション超大作なので(大嘘)目次付きです!

半年で早稲田に受かる

秋、文化祭とやっぱり僕は王道を往く「赤本演習」ですかね

夏休みが明けてもまだまだ暑い秋口、文化祭の準備が始まります。

世の受験生は「学校行事になんてかまけてなんかいられないよ」と言うところですが、僕は違いました。

最初は文句こそ言え、気が付いたら毎日一番遅くまで残って準備をしていました。

それもそのはずです、楽しいんだもの。

さらにこの準備期間中に一目ぼれのあの子ともお知り合いになって……

今思えば、このくらいが僕の人生の頂点だったかも知れません……。

 

そして、10月ごろから本格的に赤本で演習を始めました。

先生には「演習は数だ」と言われていたので、とにかく数を解く方向で勉強を続けました。

毎日毎日どっかしらの赤本を持ってきては教科ごとに解く、その繰り返しです。

弱い部分があれば参考書で復習、とにかくこのサイクルを続けました。

僕はあまりものを考えていないタイプだったので大学のレベルをステップアップしながら、みたいな赤本の解き方はしませんでした。漢なら一本勝負、早大一直線で早稲田の赤本を解きまくりました。

受験終了までに文学部(10年分2周)文化構想学部(10年分1周半)教育学部(10年分1周)その他の学部は年度や問題ごとにつまみ食い、と滑り止めの大学たくさん、みたいな感じで問題を解いてありました。

この早大一直線の脳筋勉強法ですが、意外と効きました。

自転車に例えるならいきなり重いギヤで走り始めたようなものですが、皆さんも経験があるように、いつかは踏めるようになる、それと一緒です。ガンガンプロセスを回しているうちに、筋力が付いたのです。

早稲田の問題が出来れば大半の私大の問題は太刀打ちできます。

マズかったのは慶応の世界史くらいのものでした、あとは上智の英語、出来なくないけど長いのでやりたくない。

そして肝心の片思いの方は脇に押しやられたまま、疾風怒濤の秋、冬へと突入していきます。

D判定、E判定、知るかバカ、そんなことより勉強だ編

そして冬の近づきを感じる11月の早慶オープン、コレの出来がイマイチでした。

唯一教育学部がD判定だったものの、肝心の文学部、文化構想学部はE判定、この時期でコレだと多くの受験生は落ち込むところですが、僕はまったく落ち込みませんでした。

いつもは何も考えていない僕でしたが、この時は考えあってのことです。

すでに過去問を何周もしているため、早慶オープンの問題が「早稲田レベル」であることは分かっていましたが、同時に各学部の問題をそのままそっくし模倣出来ていない、という意味で出来が悪い、と分析が出来ていました。

あの問題で点を取れないのは、当たり前だ。何故ならあれは「早稲田の問題じゃない」から(名言)

ということです。安心して赤本を解きまくりました。

センター試験SOS、地獄の2週間センター完成コース

冬が深まってきても、とにかく赤本、学部を変え、強化を変え、年度を変えての一本勝負、時折滑り止めの勉強はしていましたが、基本は早稲田、圧倒的な演習量で勝負していました。

そんなこんなでクリスマスが近づいてきて、街が浮ついた雰囲気になってきたところで、ようやく気付きました。

なんか自習室の連中、センター赤本ばっかやってんだけど

当たり前です、直前期に対策をしない奴はよほどのアホか、自身があるかのどっちかです。僕は前者です、アホの方です。

そしてついにイブ

「せんちゃん……流石にセンターの勉強した方がいいよ」

という友人のマジで心配した顔を見て、ようやく事の重大さを理解、急いで帰りに「センター赤本」をセットで購入して帰宅、「自分へのクリスマスプレゼントだぁ(能天気)」と考えていました。

しかし、何をどう考えてもヤバい、と言うわけで

ここから「地獄の2週間センター完成コース」のスタートです。

冬休みは毎日午前赤本、午後センター試験、時間が無かったのでタイムトライアルです。

試験時間の半分近くで問題を解いてすぐに解答解説! の繰り返しでしたが、そこそこ上手くいきました。

それもこれも赤本演習による圧倒的なパワーが出来ていたからこそ、早稲田の問題が解ければセンター試験の問題は容易いです。

そしてセンター当日、まさかの当日に自信のトップスコアをマークする仕上がりっぷりでした。

スポーツ理論になりますが「ピーキング」ってマジで大事です。

万事休すか!? 受験直前のインフルエンザで目指せ躁鬱一直線!?

そうしてセンター試験を終え、いよいよ本番の私大入試を控えた2月初頭、いきなりインフルエンザに罹患しました。

何か分からないけど英文がいきなり読めなくなって図書室で泣いてて、身体がだるいから帰ったらまさかの高熱、男泣きに泣きました。

もうこんな直前でインフルとか、早稲田受からないやん!(原文ママ)

何を血迷ったか、病院に行くことを拒否、散々騒いで無理やり連れていかれて処方された薬を飲んだら、たちどころに症状が良くなっただけではなく、勉強の出来具合もV字回復、むしろインフル前より調子がいいくらいでした。

散々騒いで、親にはマジで迷惑をかけたと思っていて、今でも反省しています。

でも、入試関係で親ともめたのはこの一回だから、一般平均よりはマシかしら。

圧倒的回復で復帰、いざ初陣から早稲田!?

というわけで圧倒的回復の末、受験戦線に復帰、2月の6日でした。

8日の試験はセンター利用で受かっていたのでサボり(試験慣れする、と言う意味ではサボらない方がいいです)

早稲田までの道順を確認しに行きました。サボったのを友人と担任に話したらメタクソに怒られました……初戦から早稲田はダメだろ! と言うわけです。

実際ダメです、僕のように能天気でない限りは試験会場の雰囲気に飲まれて普段通りのことは出来なくなります。速めに試験会場のピリピリした雰囲気に慣れておくことをおススメします。

そして2月12日、初戦から第2志望「早稲田大学文化構想学部」の試験です。

当日は最寄り駅始発の電車で座って決戦の場へ、途中睡眠も挟んでコンディションは良好

試験会場についてからもかなり落ち着いていて、周りが最後の確認に気合を入れる中、一人でベロ出して遊んでました(もちろん確認はしています)

流石に試験開始直後は心拍数が上がりましたが、想定の範囲内、普段からメタルを聴きながら勉強していた甲斐あって(一度試してみてください、心拍数が滅茶苦茶上がります)逆に調子がいいくらい。

ただ気になる点と言えば、筋肉痛くらい、前日友達に誘われて校内で筋トレをしたせいで胸筋がバッキバキになってしまっていたのです。胸のあたりにヒリヒリしたものを感じながらの試験は正直微妙です。前日の筋トレは控えてください。

そうこうしているうちに難関だと感じていた英語での要約の問題も無事に解き終わり、帰路に着く頃には

「賭けにしては悪くねぇな」

「なんで?」

「俺が受かる確率は50%だろ? だって受かるか、受からないか、だろ?」

と自問自答できるぐらいの出来具合、分からない感じがしなかったのが逆に心配で、落ちる可能性もあるな、と内心慌ててもいました。

 

いざ本丸へ、早稲田大学文学部激闘編

それから一週間ないくらいの2月17日、ついに第一志望の「早稲田大学文学部」の試験です。

この日も特に緊張することはありませんでしたが、僕の3列後方の席で何をどうやったのかは知りませんが、カップルで受験に来ている不届き者を発見、休み時間の度にイチャイチャしていてストレスがマッハ。

ルーティーンの紅茶とZARDの「負けないで」が欠かせなくなりました(精神統一)

そんなこんなで試験を消化、ベストは尽くせたので安心。

でもやっぱり受かってるかいないかはイマイチ手ごたえがないままの帰宅……

南無三! 早稲田大学教育学部での失態

そしていよいよ最後の試験、中一日挟んで早稲田大学教育学部の試験です。

この日、自身のコンディションは連戦の疲れか(ここまで二日しか試験受けてません、虚弱児なので……)中の上程度、まぁ文、文構があるし……みたいな気分の中での試験。

ここで大変なことが起きました。

その日の試験は大きな講堂での試験、ここまで小さめの教室で受けてきたのとは異なり、大分広い部屋&前の人の背中と自分の机がくっついているタイプの座席(伝われ)だったのですが……

前のヤツの貧乏ゆすり半端ないんです

机が微振動を起こすせいで、ハイ、酔いましたとも、貧乏ゆすり酔いです。

そんなもんで解けてるけど……気持ち悪い……チキンなので試験官に言うことも出来ず……

シャーペン突き刺してやろうかと思いました(過激派)

でもこの日はなんだかんだ言っても、メチャ解けてる感じでした。

家のドアをあけ放ち「もろたでこれは!(何故か関西弁)」と叫んだほど(盛大なフラグ)

運命の合格発表、玉と砕けて花と散れ編

そんなことがあった翌日、さっそく文化構想学部の合格発表です。

ネットで番号を探すのはかったるいし、やや遅いので、電話で先に聞きました。

自動音声の冷めた「おめでとうございます、合格です」の声に、そんなにテンションは上がらず。

よくある家族全員で「やったー!」みたいな感じはなく

僕「はい、受かってました、それじゃあ父さん、約束通りパソコン買いに行きましょう、パソコン、これでとりあえず早稲田は確定です」

と即物的な解答、感慨もあったもんじゃございません。父とは早稲田に受かったら時計、パソコン、カバン、財布の四点セットで買ってもらう約束をしていたので(申し訳なくなってカバンと財布は自分で買いました)速攻パソコン買いに行きました。

そして次に文学部の発表

コレも冷めた音声でしたが、流石に第一志望だったので、やったー! と一回だけ万歳してオシマイ。

それよりパソコン操作に習熟する方が大事でした。

と、まぁこんな感じでもう受かってるので、自由登校期間ですが学校へ、自習室で英語とパソコンの勉強です

大学での激闘に備えてTOEIC対策してました。

受かった翌日から勉強するトンチキは僕ぐらいのものでしょう。というか、高校に遊びに行ったのに、学生がほぼゼロで遊んでくれる相手がいなかったからです(みんな受験疲れでお休み)

そして最後に教育学部の発表

何故だか分かりませんが、落ちてましたwww

あんなに解けた感じしたのに!?

アイエエエ! ナンデ、フゴウカクナンデ!?

と思いましたが、もう文学部受かってたのでどーでもよかったのです。

教育学部に受かった友達には「三学部受かっててくれたら、別格だと思えたのに……」と言われましたが、そこは僕です、尊大な態度で「お前の枠を空けといてやったんや」と落ち着いていました。友達は「よく言うわ」と鼻で笑われましたが……

と、いうわけで自分語りになりましたが、勉強法のまとめです

とにかく必要なのはモチベーションだ

何でもいいから、モチベーションを持ちなさい。僕のように早稲田の肩書きでいい面したい、とかでも構いません。とにかく「勉強をやらねばならない」理由を作るのが大事です。自己規範意識とでもいえば良いのでしょうか、コレが存外大事です。

 

一冊を完璧にせよ(特に赤本)

(僕のニガテ分野は文法だったので、文法問題集は合わせて7冊、全部3,4周は解きました。

その他の参考書も全部2周以上はしてあります。赤本は温存せずにバリバリ解きましょう。演習量はウソをつきません。

 

自己分析が出来なければ他人に頼め

これは英語の先生の受け売りですが「受験勉強は分からないところを探す作業」なので、どこが分からないのかをはっきりさせないといけません。自分で分析できなければ学校の先生や塾、予備校の先生に頼みましょう。武田塾ならいつでも大歓迎です。

 

受験はメンタルの強いやつが勝つ

精神論的な側面がありますが、受験はメンタルの強いやつ(或いはなんも考えてないやつ)が勝ちます。ちょっとしたことで「揺らぐ」ようであれば、上手くいくものも上手くいきません。

自分を自分で「追い込む」のではなく、「制御する」ことが大事です。ギリギリまで追い込む、と言うより、ギリギリまで「行けるようになる」という風に考えると、おのずと勉強はつらくなくなります。

自分が馬ではなく、馬を統べる側であることを意識しましょう。

 

学問に王道なし、自分のやり方とペースを信じろ

コレが一番大事です。他人に何と言われようと関係がありません、ゴーイングマイウェイ、我が道を往くのみです。

壁があったら自分で壊す、道が無ければ自分で作る。

全幅の信頼を置ける人のアドバイスだけ聞いて、後はもう気にしない、蛍雪時代がなんて書いてようが、予備校の先生がなんと言おうが、関係ないです。

自分のやり方が邪道であろうと関係ありません、王道ではなく、自分にとっての「正道」を往くべし。

長くなりましたが、以上です。

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