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【2021年度のAO入試】特別選抜について調べました!

こんにちは!

 

日本初!授業をしない 武田塾横須賀中央校です。

 

あることは知っているけど、どんなものかはあまりよく知らない

 

そんなAO入試に関して、まとめてみました。

 

(2020年4月1日現在)

 

授業 写真

 

 

 

 

 

※最新の情報は、各自大学HP、募集要項で確認してください!

 

 

 

AOって何?

 

「アドミッションズオフィス入試」の略であり、

 

大学側の学生に求めているもの(アドミッションポリシー)に合っているか

 

を基準に合否を決める入試形式のことです。

 

 

 

文部科学省のHPには

 

「詳細な書類審査と時間をかけた丁寧な面接等を組み合わせることによって、入学志願者の能力・適性や学習に関する意欲、目的意識等を総合的に評価・判定する入試方法」

 

とあります。

 

つまり、学力検査だけではわからない受験生のポテンシャルを、面接等を用いて総合的に判断する入試です。

 

 

 

試験内容は?

 

こちらも文部科学省からの引用ですが、

 

調査書の内容、学力検査、小論文、面接、集団討論、プレゼンテーションその他の能力・適性等に関する検査、活動報告書、大学入学希望理由書及び学修計画書、資格・検定試験等の成績、その他大学が適当と認める資料
により、入学志願者の能力・意欲・適性等を多面的・総合的に評価・判定する

 

とあります。

 

基本的には、調査書および面接小論文が課せられることが多いようです。

 

スポーツや音楽、芸術系では実技検査が課せられます。

 

各大学学部学科によって試験内容は違うので、詳しくは大学HP等で確認してくださいね。

 

 

 

 

 

どんな人にオススメ?

 

文部科学省の通知には、

 

「スポーツ・文化活動やボランティア活動などの諸活動、海外留学等の多様な経験や特定の分野において卓越した能力を有する者を適切に評価判定することが望ましい」

 

とあります。

 

昔から、「一芸入試」と考えられがちなのは、こういったところからなんでしょうね。

 

 

 

卓越した能力はちょっとないんですが…

 

 

 

もちろん、

 

大学に入学して学びたいことが明確にある人、明確に行きたい学部学科がある人など

 

志のある人

 

が、AO入試に向いています!

 

各大学の掲げるアドミッションポリシーに沿った自己PRをしやすいですしね。

 

 

 

他にも、

 

評定平均が高めの子(出願基準になったりします)

 

皆勤の人などなど、自分を売り出すナニカがある人は、可能性があります。

 

 

 

AO入試の課題点

 

でも、AO入試で入学後に…

 

学力検査を行わない入試のため、一説にはAO・推薦入試の6人に1人は途中退学する大学の例もあるのだとか。

 

主な理由は、「学力的についていけない」とのこと。

 

全ての大学が上記の通りではないですが、受験する際にはある程度入学後のことも考えておきたいところです。

 

 

 

こういった事情から、「基礎学力」を見ないというAO入試の問題点は以前から指摘されてきました。

 

 

 

そこで平成31年度から!

 

AO入試でも基礎学力の状況を把握するために、

 

以下の4つの項目のうち少なくとも1つは確認されることになりました。

 

ア、各大学が実施する検査の結果

 

イ、大学入学共通テストの結果

 

ウ、資格・検定試験等の成績

 

エ、高等学校の教科の評定平均値

 

 

 

文部科学省では、

 

調査書を積極的に利用することが好ましいと発表しています。

 

令和2年度大学入学者選抜実施要項 (PDF)

 

 

 

調査書について

 

調査書には、以下の項目があります。

 

各科目の評定
出欠席
特別活動の記録
各学年の指導上参考となる諸事項
総合的な学習の時間の内容・評価
備考

 

 

 

各科目の評定

 

出願条件になったりします。

 

評定平均が重要といわれる大学もありますが、

 

そもそもAO入試は、

 

「学力検査ではわからないポテンシャルをはかる」入試のため、

 

極端に低くない限り、合否に影響はないといわれることも。

 

大学によって重要度はそれぞれです。

 

もちろん、高いに越したことはありません。

 

 

 

出欠席

 

頻繁に長期欠席してしまうようでなければ、数日の欠席は問題にならないようです。

 

※入学後に長期欠席により留年してしまうことを避けているようです。

 

ただし、推薦入試の場合、欠席〇日以内が出願条件の場合があります。

 

 

 

特別活動の記録

 

ホームルーム・生徒会活動・クラブ活動・勤労奉仕等、課外活動が評価の対象になります。

 

活動実績だけではなく、

 

特別活動への取り組む姿勢の変化など

 

も書かれるようです。

 

 

 

各学年の指導上参考となる諸事項

 

学習意欲や行動の特徴・特技、取得資格・検定、部活動、ボランティア活動の成果などを記入します。

 

面接の際のネタとなる部分でもあります。

 

 

 

総合的な学習の時間の内容・評価

 

自発的に問題を見つけ、探究する評価がつくと良いようです。

 

 

 

備考

 

成績優秀な場合や特記事項はこちらに記載されます。

 

 

 

調査書のまとめ

 

以前は評定平均が最重要視されてきました。

 

今後は、評定平均以外の項目も重要になるといわれています。

 

 

 

つまり、受験生の単純な学力ではなく、

 

総合力を見る入試に変わったといえます。

 

 

 

 

 

実際どれくらい利用されているのか

 

平成31年度国私立大学入試の各入試形式の受験人数割合は以下の通りです。

 

国立大学

 

一般 83.2%

 

推薦 12.25%

 

AO 4.10%

 

 

 

私立大学

 

一般 45.60%

 

推薦 42.57%

 

AO 11.57%

 

 

 

国立大学では約16%

 

私立ではなんと約54%

 

と、私立入学者の約半数以上が一般入試以外での受験で入学しています。

 

また、国立大学協会は21年度までに、国立大のAO・推薦入試の入学者を30%に引き上げる目標を掲げています。

 

一般入試の定員数を減らし、AO・推薦募集に振り向ける難関私大もあります。

 

引用:文部科学省HP(PDF)

 

https://www.mext.go.jp/content/20200330-mxt_daigakuc02-000006206_1.pdf

 

 

 

今からAO入試に向けて何をしたらいいの?

 

面接に関して

 

大学が求める人物像を確認するために、まずは、志望大学のアドミッションポリシーを確認しましょう。

 

どうでしょうか、自分の今までの経験や、大学で学びたいことと共通点はあったでしょうか。

 

次に、共通点に関する分野の本を読んでください!

 

そして、「大学で勉強したい思い」と「本で学んだこと」をうまくPR出来るように練習しましょう。

 

筋道を立てて論理的に説明できれば完璧です。

 

また、自分の好きなこと、大学で学びたい内容につなることを経験しておくことも重要です。

 

こちらは受験学年になると時間の制約上なかなか難しいかもしれません。

 

逆に、時間に余裕のある高校1、2年生や、既卒生の皆さんはぜひいろいろなことに挑戦してみてください。

 

その経験談は、面接試験で武器になります。

 

 

 

小論文に関して

 

前提条件として、

 

「小論文の対策をせずに受験をすると、0点になる。」

 

ことを知っておいてください。

 

小論文特有の細かい表記のルールがあり、一朝一夕では身につくものではありません。

 

おすすめの小論文参考書

 

上記の逆転合格ドットコムのページにおすすめの小論文の参考書を使い、少しずつ準備しましょう。

 

他の科目と違い、小論文は自分では採点できません。

 

書いた文章は必ず他者に見てもらってください!

 

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでAO(特別選抜)を考えている人に

 

AOは必ず受かるものではありません。

 

平成31年度入試では

 

AO入試の倍率は

 

国立で3.4倍

 

私立で1.9倍

 

となっています。

 

中でも人気の学部では6倍~が多いようです。

 

また、

 

「AO対策で費やした時間は、一般では役に立たない」

 

事が多いです。

 

私立大学の場合、近年一般選抜よりも特別選抜のほうが割合として大きくなってきているとはいえ、AO入試の割合は1割程度です。

 

挑戦するかは慎重に決めたいですね。

 

 

 

もし挑戦するのであれば、

 

○○大の■学部のAO落ちたんですが、まだ間に合いますか?

 

って、12月になって受験相談に来ないよう注意してくださいね。

 

 

 

まとめ

 

正しい情報を集めて、正しく対策をすれば、決して合格は難しいものではないのがAO入試です。

 

近年は、入試の新しい形式として存在感も大きくなってきています。

 

もしもAO入試に興味があり、情報が欲しいのであれば、まずは無料受験相談にお越しください。

 

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