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【講師紹介 ベテランのH講師より化学の勉強法について】

自習 後ろ姿

こんにちは!

武田塾横須賀中央校です。

 

今回は化学についてです。

化学は物理、生物と比べると次のようなことが言えます。

物理は計算が、生物は暗記が主で偏りがありますが、

化学は計算と暗記分野が半々と、

バランスがよく、飽きにくいという特徴があります。

もしあなたが化学と相性が良ければ、

偏差値は最も上がりやすい教科の一つといえるでしょう。

私が過去教えた生徒(進学校ではない)では、

4ヶ月で偏差値40台から60台へと激上がりした生徒が2名いたほどです。

 

化学の学習の基本は原子記号を「スイヘーリーベ」の語呂で覚え、

主な化学式、イオン式を暗記することからスタートです。

その次の段階ですが、まず化学には大きく分けて以下の3つがあります。

 

① 理論化学

② 無機化学

③ 有機化学

 

学校の教科では、化学基礎と化学の2つですが、

この2教科を受験科目とする場合、

上記の3つに分けて学習するほうが効率的です。

(ちなみに、まだ受験勉強を始めていない人のために付け加えておくと

化学基礎は①の理論化学の6割~7割程度の内容のみで問題が構成されています)

 

① 理論化学では、物理と同様、数学的な計算が主です。

しかし、数学や物理と比べやさしいものが多く、

ほとんどは比例計算でできてしまいます。

a:b=c:dや、それを分数にした形で計算できます。

それ以外は公式に代入するタイプで、

高校数学を利用するのは、phの対数計算くらいです。

比例計算は感覚が重要で、モル計算でその感覚を磨きましょう。

最も難しいのは平衡定数の計算です。

反応前と反応後のモル濃度をきちんと文字で表わせるかが重要です。

 

② 無機化学は、暗記分野です。地道に暗記していきましょう。

特に錯イオンの化学式と色、ハーバーボッシュ法、オストワルト法、鉄の製法などが重要です。

どれか一つということであれば、金属イオンの系統分離を学習しましょう。

 

③ 有機化学は基本的には暗記ですが、理論と組み合わさったり、

パズル的な独特の勘が必要です。

まずは、ヒドロキシ基などの官能基を覚え、

ヘキサンなどの炭化水素の同位体を全て書けるようにしておきましょう。

最終的には問題文から物質の構造が決定できればオーケーです。

また、後半の天然・合成高分子化合物は丸暗記の要素が大きいです。

 

以上、ざっくりと解説しました。

上記①~③の学習順序についてですが、時間がない場合は

①、③、②の順序で学習するとよいでしょう。

 

武田塾のルート上にある参考書がお勧めですので、

そちらもご覧になってください。

 

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