こんにちは!
武田塾横須賀中央校です。
新たに高3生になる皆さんはこの時期、
センター形式の模試を初めて受けた、
という人もたくさんいると思います。
例年、多くの生徒から質問されることの一つに
センター試験の英語をどのような順番で、
どのくらいの時間を各設問にかけて解いていけば良いか
という質問があります。
解答していく順番に関しては
大問1~6まで順番通りに解くのが1番良い
と私は考えています。
解く順番に関しては本当に多くの意見があります。
例を挙げてみても、
・長文は配点が大きいので、時間的な余裕をもって
大問5・6を先に解くべきだ。
・大問1・2をやって、頭を英語回路に切り替えたところで、
長文に先に取り組むべきだ。
などの声があります。
どの解き方も一理あり、
慣れればそれなりに問題を解いていくリズム
はつかめると思います。
しかし、一番合理的な解き方となるのはやはり順番通りです。
改めてセンターの問題を見ると
年度によって変更点はありますが、
大まかには、
大問1:発音・アクセント
大問2:文法問題、整序作文、対話文
大問3:不要文削除、意見内容の要約(討論)
大問4:図表を使った問題、説明文書を使った読み取り
大問5:小説・物語文の読解
大問6:説明的文章の読解
となります。
順番通りに解いていくのが、
合理的だと考えるのは設問で扱われる
問題の単位が徐々に大きいものになっていくからです。
具体的には、大問1では単語レベルでの設問ですが、
大問2では文章単位となります。
大問3では段落レベルで、
大問4以降では文章レベルとなり、
文章も徐々に長くなります。
センターの英語の設問順は考えて作られた順番なので、
順番通りに解くことでウォーミングアップも出来て
徐々に順応していく形となり、
一番最後の長い文章まで自然と対応していくこと
が出来ると思います。
各問題を行ったり来たりする時間のロスを省くこともでき、
マークする際のミスも起こりづらくなります。
慣れてしまえば本来は誰にとっても
一番力を発揮しやすい解答順なので、
ぜひ設問順の解き方に慣れるようにしていきましょう。
英語80分の各大問ごとの時間配分についてですが、
大問1:約3分
大問2:10~12分
大問3:12~15分
大問4:12~15分
大問5:12~15分
大問6:約20分
見直し:約5分
くらいが目安だと思います。
見直しの時間は確実に確保するようにして、
マークのずれなどがないか
余裕を持って確認するようにしたいものです。
また、日ごろの模試の時から時間を意識して、
どの問題にどれくらい苦戦したときに
実際にどのくらい時間が経過してしまっているか
確認していくことも大切です。
新高3生の皆さんは4月以降にセンター形式の模試を受ける際には
上記で扱った解き方、時間配分を意識して
早い段階からセンター本番に備えていきましょう!
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