地域の高校の評判/進学実績

【県横生よこう学べ】卒業生が教える早慶に受かる県横流勉強術!

こんにちは!武田塾横須賀中央校、英語・国語・政経担当講師のIです!

今回は私の母校である

横三地区トップ校の県立横須賀高校についての記事です!

どんな高校?

明治41年に県立第四中学校として発足した県立横須賀高校は100年以上の歴史を持ち、横三地区では「県横」や「横高」の愛称で親しまれています。

自学自習・自主自律」の伝統の下、ノーベル物理学賞受賞の小柴昌俊(中32期)、文化功労者の島田章三(高5期)、オリンピック金メダリストの猪熊功(高8期)、元内閣総理大臣の小泉純一郎(高12期)など優秀な人材を多数輩出しています。

また近年も、文部科学省より「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受け、神奈川県より「学力向上進学重点エントリー校」、「理数教育推進校」の指定を受けるなど、まさに県内でも有数の進学校ということが出来るでしょう。

 

そんな県立横須賀高校ですが、個人的には悔しいことに現状では早慶のような難関大学に現役で合格するのは難しいようです。

令和一年度の合格実績を見てみると、

早稲田大学25名 慶應義塾大学12名

とあり、複数大学合格者がいるということを考慮にいれると現役での早慶合格率は10%程度であると予想することが出来ます。

 

そこで今回は、早慶に現役合格した県立横須賀高校卒業生である私より

早慶に受かる県横生向けの勉強術について伝授します!

早慶に受かるために実践していた勉強術について、三年次の春から受験当日まで時系列で伝授させていただきたいと思います!

■三年生春~夏前

この時期は徹底して必須科目の基礎固めを行いましょう。

具体的にいうと、英語は『ターゲット1900』や『Next Stage』『Scrumble』といった単語帳、文法書を完璧に仕上げましょう。 国語は『古文単語ゴロゴ』『ステップアップノート30』で対策が後手にまわりがちな古文の土台作りを、日本史や世界史は『一度読んだら絶対に忘れない』シリーズを使い、大まかな時代の流れを掴みましょう。

私は『Scrumble』を使用していたのですが、20周~30周はやりこみ、最終的には完璧に覚えたものの答えを黒のマジックペンで塗りつぶしていました! 二度と戻れないので絶対に忘れまいと努力しますし、なにより黒塗りでも答えを答えられるという事実が自信に繋がります。

■文化祭・体育祭

県立横須賀高校では毎年9月の上旬に文化祭・体育祭が開催されます(一年ごとに入れ替わり)

三年生にとっては高校生活最大のイベントであり、7月上旬からの二か月はどのクラスも毎日朝から晩までパネルや小道具製作の製作とダンス、劇の練習で大忙しです。 かくいう私も、三年生の文化祭では劇の主役を務めました。今でも高校の友人と会うとその時の話をしますし、一生の思い出になるものなので、思いっきりやりきって欲しいのですが、その中でも十分な勉強時間を確保することは必要です。

私は、二つの方法で勉強時間を生み出し、効率的な勉強を実現しました!

単語はセット制で勉強せよ

私は単語学習の時間を一回10分までと決め、その学習を一日最低5セットは行うようにしていました。 通学時間、劇の練習の合間、昼休憩の残り時間、トイレに行っている時、寝る前などなど……10分という短時間なら意外と一日のスキマ時間で確保することができるのです。

またこの勉強法は単に勉強時間を増やすだけではなく、暗記効率も高めています。エビングハウスの忘却曲線によると人は24時間後に覚えたことの74%を忘れてしまうようです。 ただ闇雲に長時間単語帳とにらめっこをするのではなく、何度も何度も短いスパンでインプットとアウトプットを繰り返すことで、短期記憶を長期記憶へと転換させることが出来ます。 

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②毎朝5時起きを徹底せよ

劇の練習がある日中はまとまった演習時間を取ることが難しいため、朝は必ず5時に起きて7時までの2時間を問題集を使った演習時間に充てていました。

というのも人の記憶は寝て夢を見ている間に整理されるため、朝の時間はインプットしたものをアウトプットしていくゴールデンタイムなのです。 また生活習慣も規則正しいものへと変わるので、朝の時間以外の集中力が向上します。そしてその時の注意点ですが、朝ご飯は演習前に食べないようにしましょう。満腹だと間違いなく眠ってしまいますよ。

■文化祭後~11月末

この時期は難易度が高い問題の入った応用問題にチャレンジしていきましょう。絶対に文化祭や体育祭の余韻にどっぷりと浸かって勉強に身が入らない、なんてことのないようにしましょう。

その人の進み具合にもよりますが、まだこの時期は参考書を中心とした演習の方が望ましいです。 毎年焦って参考書もロクに解いていないのに赤本ばっかり解く人がいますが、はっきり言って危険です。なぜなら赤本は、実力を測ったり、問題の傾向を把握するためのものであって、学力を効率的に上げるものではないからです。 地に足をつけて、MARCHレベルの実践問題集をこなし、効率的に学力を向上させていきましょう。

■11月末~共通テスト(旧センター試験)

この時期は共通テストと第二志望校以下の赤本の演習にすべての時間を使いましょう

ひたすら解き続け、間違った問題を直す。解きなおしは、今まで使った暗記系の参考書を傍らにおいて辞書のように使いながら行うといいです。 間違った問題の該当箇所を参考書を使って検索し、派生知識まですべてワンセットで覚えましょう。 私はセンター過去問、第二志望校以下赤本を両方とも20年分程解きました。

■共通テスト(旧センター試験)~入試直前

高校の授業も無くなったこの時期は、第一志望校の赤本を研究し、対策をする時間に充てましょう。 私のおすすめの過去問研究法は各大学各科目の赤本ノートを作ることです。(ex 早稲田過去問 世界史 慶應過去問 英語など)

そのノートのなかに、自分が知らなかった知識を問題ごと写していました。私大の入試は、昔同じ学部で出た問題や過去他学部で出された問題が同じような形式で出題される傾向にあります。

よって第一志望の大学は、その学部の直近の問題だけ解くのではなく、全学部の過去問を5年度程解いて、知識をストックしていくのが良いです。 入試当日にそのノートを見直すことで、一瞬で過去問対策になりますし、自分の緊張や不安を解き、自信を復活させてくれるお守りにもなります。

■入試当日

入試当日、というより前日に自宅から大学最寄り駅、最寄り駅から入試会場までの経路を確認しておきましょう。 また多くの場合、都内まで一時間以上かけて受験しにいくことになるので、慣れない長い移動時間の気を紛らわせるものがあるといいです。

私はiPadを持っていき、道中大好きなバラエティ番組を見ていました。満員電車で立っているのもやっとという状態なので、ここで無理に勉強しようとすることはむしろマイナスに働きます。リラックスしていきましょう。 自分が一番思い入れのある参考書を持って行って心を落ち着かせるのもいいです。私は過去問ノートと『山川世界史用語集』を持っていきました。あとは今までの自分の努力を信じて全力でぶつかるのみです。

 

おわりに

今回のブログはいかがだったでしょうか。

県横生向けに書いたものではありますが、全ての受験生にとって役に立つ内容もあったことと思います。 当校には県立横須賀高校の生徒をはじめ、横三地区の多くの高校の生徒が在籍しています。 横三地区から逆転合格を目指すなら、是非武田塾にお越しください。 当校では毎日“無料で”受験相談を受け付けております。

 

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