第1回武田塾模試の速報値が返却されました!
結果は……
英語(リーディング) 平均点41.6点
英語(リスニング) 平均点43.8点
センター試験の英語平均点が120点前後であることを考えると、
共通テストになり、受験生が英語に大苦戦している状況がうかがえます。
特に対策が難しいのがリスニング!!
小~高までで「生きた英語」に触れる機会の少ない現在の受験生にとって、リスニングは自学自習による仕上げが必須となります。
そこで、今日は自学自習の徹底管理、武田塾より、
自力で仕上げる!最速・最強のリスニング学習術をオススメ参考書とともに紹介します!
武田塾には神奈川区、栄区、泉区、港南区、戸塚区、南区をはじめ横浜市周辺の地域から沢山の受験生が通塾しています。
東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・東京都立大学・埼玉大学
東京工業大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、
早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学といった難関私立大学や、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格したい受験生を応援する大学受験逆転合格専門塾です。
英語共通テスト リスニング攻略のカギは「音読」にあり!!
こんにちは!横浜校 教務の近藤です。
センター試験→共通テストの最も大きな変化の一つが、英語の配点。
センター試験→
筆記200点+リスニング50点
(多くの大学で、筆記+リスニング250点分を200点または100点に換算)
共通テスト→
リーディング100点+リスニング100点
リスニングの比重が大きくなったことが今回の共通テストの特徴!
加えて、リーディングは文量こそ増えたものの、単語等の難易度自体は下がっており、コツと慣れで高得点が取りやすい構成になりました。
そのため、国公立や私大共通テスト利用の受験生は、
リスニングで差がつく!!
という状況が生まれると予想されています。
なぜリスニングは「できない」のか!?
多くの受験生にとって、リスニングは苦手科目。
「何回聞いてもわからない」
「対策のしようがない」
という意見を、受験相談でも多く聞きます。
リスニングはどうして、できないと思われがちなのか
それは、リスニングが「聞いただけでは理解できない」科目だから!
私たちが日ごろ言葉を扱えるのは、脳の言語中枢が耳から入った情報を切り分けて理解してくれるおかげです。
しかし、正しく勉強していないままリスニングをしても、
耳から入った情報が「言語だ」と認識されない
→何度聞いても、理解できない/解答の英語が聞き取れない
という事態が起こってしまうのです。
これは、リスニングは対策のしようがない、と言われてしまいがちな原因です。
「ある」という認識を作れ!カギは「音読」にあった!!
ゆえに、リスニング対策においては、「実際にスクリプトを真似して発音できるようになる」ことが非常に大切!
すなわち、今回のテーマである音読!!
武田塾でも採用している「きめる!共通テスト」シリーズの中の「英語リスニング」を紐解いてみましょう。
最初の項には、上述したのと同じように、「認識できないと聞き取れない」という内容が書いてあります。
そのために、
・同じ教材を何度も読む
・日本語の発音感覚を捨てる
といったコツが紹介されていますね。
続いてのリスニングトレーニングが、今回まさに取り上げる3つの音読テクニックについての項目です。
受験生必見の3つの音読トレーニングとは!?
武田塾でも音読は必須のプログラムです。
音読はリスニングのみならず、長文読解や英語の感覚トレーニングにおいても非常に重要。
武田塾の音読訓練はシャドーイングをゴールとします。
今回紹介するのは、このシャドーイングを含む3つの音読トレーニング、
・リピーティング
・オーバーラッピング
・シャドーイング
です。
段階を積んで、リスニング高得点を狙えるように練習しましょう!
余談:音読訓練に最適なテキストは?
音読トレーニングを積むには、
①ネイティブによる音読の音源がついている
②自分のレベルよりやや下
(読みながら意味がわかる)
という2つの条件を満たした英語長文素材が必要です。
音読トレーニングの話をする前に、どんなテキストが音読トレーニングに適しているかを、参考書ソムリエ武田塾の目線からご紹介します。
(きめる!共通テストリスニングは「リスニング対策本」であり、掲載している英語の素材自体は多くないため、ここのオススメからは外しています)
①関正生の英語長文ポラリスシリーズ
英語長文と言えばコレ!!というくらい定番になってきたテキスト。
まず掲載されている文章の質がよい
そして、文章ごとの和訳、構文解析が手厚い
さらに、いい具合にちょっと話者の話し方にクセがある
といった点で、長文対策と共通テスト対策を両立させたいなら最適のテキストといえます。
共通テスト対策をしたいなら赤色の1番を、難関大対策も兼ねるなら黄色の2番~青色の3番までこなしましょう。
②各社共通テスト対策問題集
現状、共通テスト対策を体系的にできる問題集は多くありません。
河合塾・Z会などの共通テスト対策問題集を片っ端からやりこみ、それぞれ10回以上は音読しましょう。
ポラリスが基礎レベルのトレーニングなら、ここが実践編になります。
③英検、TEAPの対策問題集や過去問
共通テスト英語は各種英語検定を参考に作られています。
その中でも、最も形式やレベル感の近い英検や、大学での実践英語をターゲットとしているTEAPは、共通テストと相性がいいといえます。
(TOEIC・TOEFLはビジネス英語のため、耳の訓練には適していますが使われている単語が大きく異なります)
とりあえず対策したいなら英検2級、高得点を狙いたいなら英検準1級までの素材を使いましょう。
さて、素材も揃ったところで、いよいよ音読トレーニングを始めていきましょう!
①リピーティングで「音」を掴め!
音読で最初にやることは「リピーティング」。
リピーティングとは、英語の音源を聞いて繰り返すこと。
ポイントは、
①フレージングアクセントを意識しよう!
英語は単語のアクセント以外に、「どの部分が強く読まれるか」が非常に大切。
フレーズごとの強弱や、早く読まれる部分・遅く読まれる部分に着目し、マネして読みましょう。
②単語と単語のつなぎ(リンキング)を意識しよう!
リンキング(linking)はリエゾンと表記されることもあります。
(リエゾンはフランス語用語なので、厳密にはリンキングが正しいです)
英語は2つ以上の単語が続いたとき、発音のされ方が変化するのが特徴の言語です。
例)What time is it now? → 「掘った芋、いじんな」
このリンキングの(できれば理屈を知った上で)マネをし、英文が読まれた通りに繰り返すことが重要です。
日本語を捨てよう!恥ずかしがっていては×!
英語のリスニングができない人の特徴は、
いつまでも恥ずかしがってジャパリッシュ(カタカナ英語)から脱却できない人
これに尽きます。
恥ずかしがらず、声に出して、音源を何度も止めながら、音源をそのまま再現できるように練習しましょう。
②オーバーラッピングで「スピード感」を掴め!
リピーティングで音源のマネができたら、次は「オーバーラッピング」。
「オーバーラッピング」では、音源と同時に音読をします。
ここで掴むべきはスピード感!
実は人間は、自分の話せる速度以上で言葉を認識することができません。
(日本語でも、早口言葉を一気に言われると、「あれ?」ってなりますよね!
アノタケガキニタケタテカケタノハアノタケガキニ……)
ですから、
「自分の話す速度」
「音源の話す速度」
が一致するように、音源にベッタリくっついて音読をしましょう。
加えて、このあたりから注意すべきは読経の防止!!
読経とは、
「英語を必死に読んでいるけど、自分が英語でどんな内容を話しているかはわかっていない」
という状態のこと!
音読をする際は、この「読むだけ」にならないように気をつけましょう。
③シャドーイングで「内容」を掴め!
そしていよいよ「シャドーイング」。
「シャドーイング」は音源に少し遅れて音読をする学習です。
(最初はテキストを見ながらでOKです)
シャドーイングは、
「耳で聞く」→「真似をして読む」→「どんな内容かを把握する」→「次の部分を聞く」
という作業を次々(あるいは同時に)しなくてはなりません。
長文1本シャドーイングしたら、脳がバテてしまって休憩が必要、というくらいが丁度いい集中感!
ここまで鍛えた「音」「テンポ感」に「内容把握」をくっつけて、
聞いたそばから意味がわかる
というリスニング最強の状態に仕上げましょう!
勉強法の悩みは「受験相談」へ!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
武田塾では今回紹介したような勉強法のお話やオススメ参考書のこと、さらに入塾のご相談までを、無料の「受験相談」にて承っております。
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次回更新で、またお会いしましょう!