皆さん、こんにちは。横浜駅徒歩5分の大学受験予備校、武田塾横浜校です。
本記事では、2021年に大学へ入学する受験生からスタートする
新入試のうち、「大学入学共通テスト」の数学についてまとめていきます。
「そもそも大学の新入試形式って何?」という方は、
以下の記事をご覧ください!
大学入学共通テスト「数学」とは?
従来のセンター試験「数学」にあたる新入試です。
共通テストもセンター試験と同様に、
「数学I」「数学I・A」「数学II」「数学II・B」を実施する予定になっています。
数学の「共通テスト」と「センター試験」の違いは?
これまでセンター数学では、数学的な設問に対し
空欄に当てはまる値や選択肢をすべてマーク形式で解答していました。
これに対し、平成29年と30年の2度実施された共通テストのプレテスト(試験調査)
では以下のような特徴がみられました。
センター試験 | 共通テストのプレテスト | |
試験時間 | 60分 | I・Aは70分(※1)、II・Bは60分 |
問題の形式 | 教科書のような設問を途中式や証明の過程を穴埋めしながら答えを求めていく形式。 | 文化祭や学校の宿題などの日常を題材とし、問題によっては生徒の会話を穴埋めしていく形式。 |
記述問題 | 無し | 記述問題が3問あり(※1※2) |
平均点 | 60点前後に設定 | 50点前後 |
※1 数学Iの問題にのみ途中式の記述問題があり、その分だけ試験時間が長いと考えられます。
※2 2019年12月、記述は初年度は削除となることが大学入試センターより発表されました。
ここから分かることは?
①日常を題材とした問題文ですので、長めの条件文を読解する力や
物事を数学的にとらえて表現する力も必要です。
②数学Iの範囲で途中式の記述問題が出題されます。
→①②より、試験時間の不足と平均点の低下が予想できます。
対策
記述の問題とはいわば応用問題です。
各予備校が実施する模試や出版される予想問題集に取り組むことも必要ですが、
応用問題の突破に不可欠なのは強固な基礎です。
共通テストを受験する皆さんは、まず
・教科書レベルの問題がスラスラ解けるか
・解説を見ずに、問題文だけを頼りに最初から最後まで完答できるか
といった点を意識しながら数学の勉強を進めてみましょう。
いかがでしたでしょうか。
新入試形式は現在も試行錯誤がなされており、今後も新たな情報が公表されると思われますので、
武田塾横浜校ブログでも追ってまとめていきます。
これからも武田塾横浜校をよろしくお願い致します。
【参考】
独立行政法人 大学入試センター「平成29・30年度試行調査(プレテスト)」(最終閲覧日:2019年7月19日)
https://www.dnc.ac.jp/sp/corporation/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test.html
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