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今回は
武田塾用賀校
講師の方に聞いた
出願校選びをどうしていたか
という内容で
お送りします。
あくまでエピソードですが
こんな観点を気にしていた、
こんな反省がある、
ということをお伝えします。
今回は二人の先生からお伺いしました。
清水先生と菅原先生です。
二人とも東大生です。
よって、特に国公立を志望している方には
結構参考となる話かもしれないです。
二人の話を聞いた後
出願校選びのポイントとなっているのは
①日程
②行きたい学部
③得意科目
④大学イメージ
の４つかと思いました。
それぞれを考慮しながら
天秤にかけつつ
選択をしているということですね。
それでは詳しく紹介します。
清水先生の場合
受験校決め 現役時バージョン
（清水先生）
こんにちは。清水です。
では、私の場合の
出願校決めについて
話していきます。
現役時からずっと
東大理二第一志望でした。
国立大学は共通して
受験日がかなり遅いので、
それまでの時間を
他大の対策に使いすぎたくない
と思い、私立は一校のみでした。
また国語が一番得意で、
次点で数学と英語という
理系としては特殊なパラメータ
だったため、
私立は早稲田の政経を受験しましたね。
しかし、政経は日程がかなり遅く、
東大受験の3日前あたりだったので
あまり良い選択とはいえなかったかもしれないです。
合格したものの、東大を諦めきれず浪人しました。
（校舎長より）
なるほど。
現役時は私立一校のみだったんですね。
ただ、
ご自身の得意科目で選択した
ということで
戦略的に決められたんですね。
では引き続きお願いします。
受験校決め 現役時バージョン
（清水先生）
はい。浪人時は、
同じく東大理二第一志望
で変わらずでした。
現役時より成績に余裕があったことと、
万が一を考えて私立は3校受験。
農学部志望だったので生命系を考え、
早稲田理工生命化学
慶應理工学門E
を受験しました。
昨年度同様文系科目に分があったため
慶應経済
も受験してみました。
あまり興味はなかったが、
国立で学費が安いことと
アクセスが良いことから
国立後期で
東工大生命理工を出願。
東大に合格できたため受験せず終了！！
という感じですね。
（校舎長より）
ありがとうございます。
現役時よりも
浪人時のほうが
出願校の方針や選択の仕方が
結構定まっている感じですね。
自分のやりたい分野と
得意科目を天秤にかけながら
出願校をしっかり選んでいるのは
とても素晴らしいと思います。
では
続きまして
菅原先生お願いします。
菅原先生の場合
（菅原先生）
はい。菅原です。
私は現役合格しましたので
その時の出願校の話をしていきます。
東大理一第一志望でした。
実際は高一の７月ごろから
目指し始めました。
共通テストでの
大失敗（７２０点以下）などがない限りは、
受験するつもりでした。
東大は、
二次試験の配点と比べて
共通テストの配点の比率が低いので、
共通テストで多少失敗しても受験するつもりでしたね。
そして受験し、無事合格を果たしました。
（校舎長より）
ありがとうございます。
確かに
国公立大学受験は
共通テストは
どうしても鬼門になりますが
しかし、
二次試験と共通テストの配点によっては
対策の仕方が
結構異なりますよね。
偏差値が高い上位校ほど
二次試験の割合が高い
傾向にあるので
その場合は当然
二次試験に比重を置いて戦うこととなります。
全体の得点として
どうやって合格点を取っていくか
という視点は
持たなきゃダメですね！
では続きをお願いします。
（菅原先生）
はい。次は私立の出願ですね。
私立大学は以下の大学を選択しました。
早稲田先進理工学部物理学科
（一般入試）
私立の出願校は、
慶応か早稲田の二択でしたが、
姉が早稲田のサークルに入っていた
というのもあり、
早稲田の方が身近に感じていたため、
早稲田を選択しました。
学部に関しては、
なんとなく物理の応用ではなく
基礎的な部分をやりたいと思っていたので、
物理学科にしました。
（校舎長より）
なるほどですね。
サークル活動に参加するお姉さんを見て
親近感があったことで
早稲田出願を決められたということですね。
そういうきっかけや選び方も
結構大事ですよね。
入学してみなきゃわからないことも多いので
実際に通っている方が
近くにいると当然
イメージはわきやすいですね。
（菅原先生）
ただ、
私立受験校を決めた当時は
一般入試で絶対合格できるという謎の自信と
お金がもったいないという気持ちがあったため
共通テスト利用は使わなかったです。
わたしは共通テスト形式の試験よりも
一般入試の試験の方が得意で、
共通テストで高得点を取れる自信があまりなかった
という理由もあります。
しかし、
いざ早稲田理工学部の試験を受けてみると、
英語がとても難しく
（個人的には東大よりも難しいと感じました）
試験後は受かった気がしなかったですね。
結果的には合格していたが、
共通テスト利用を使えばよかった
と後悔しました。
どんなに自信があっても、
出願する前に過去問くらいは確認するべき
だと今になって思います。
東大の二次試験までの時間を
少しでも潰したくなかったので、
私立は一校しか受けませんでした。
東大を受験する人は、
その年の慶応と早稲田の問題は、
たとえ受験していなくても
確認した方が良いと個人的には思います。
なぜなら、東大を受験する人の多くが、
早稲田と慶應の二校を受験するため、
それらの入試問題を経験しており、
類題が東大入試で出た時
早稲田、慶應の非受験者が不利になるから
という感じです。
（校舎長より）
なるほど。
共通テスト利用の検討
出願校以外の過去問を解くメリット
について紹介していただきました。
確かに
共通テスト利用って
国公立を受ける方は
共通テストが必須なわけで
使わないということが
もったいないという考え方もありますね。
確かにお金はかかりますが
必須の試験を合否に使用できるなら
とても効率が良いですし
検討すべきですね。
あと過去問についてですね。
これに関しては
東大受験ならでは
という感じもしますが
なるほどなと思いました。
最後に
いかがでしたか？
以上から出願校選びの参考にしてみてください。
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